二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 君に届け 〜嬉しいキモチ〜①
- 日時: 2011/01/30 07:36
- 名前: ぱいなぽー (ID: M9rbiW/d)
初投稿ですっ(*^^*)
クリックしてくれてありがとうございますっ!
今回は『君に届け』小説版の1〜2巻の頃の、爽子たちの日常生活を描いた物語です。(爽子はちづやあやねのことを「吉田さん」「矢野さん」と呼んでいます。)
荒らしはやめてくださいねっ!
でわ、ご覧くださいっ^^
<1>
「ぎゃぁぁぁっ!?」
教室に千鶴とあやねの声が響く。
教室が急に静かになり、みんなの視線は二人にいった。
「あんた、どーしたっ?まじで怖いんだけど…」
「あ…吉田さん、矢野さん…おはよう…ございます…」
見ると、長い髪をゆらゆら揺らし、机につっぷしている少女がいた。
その少女——黒沼爽子は、前まで一人も友達がいなかった。
でも、それを変えてくれたのが、1年D組でクラスメイトになった風早翔太だった。
そして、吉田千鶴と矢野あやねという友達もできた。
だが、今日の爽子には明らかに何かあった。きっと。
「貞子、大丈夫…?」
「だい…じょー…ぶっ…」
まったく大丈夫ではない返事をした爽子を、みんなもさすがに心配している。
「おはよー…って、みんなどうした…?そこ、俺の席?」
少し驚いた風早がみんなに聞くが、見てみろとジェスチャーをするばかりだ。
「なんなんだよー。って、黒沼あぁ!!?」
思ったとおりだと、クラスの男子は笑いがこらえきれず笑ってしまった。
「ちょっと、言っとくけど、あんたらもそーとーウケたからね?」
あやねの一言に男子は顔を少し赤くし、女子がクスクスと笑った。
「ちょっとヤバくない…?保健室つれてこーか?」
その場にいた遠藤と平野が言う。
「えっ!?い、いいですっ!本当に大丈夫なんでっ。」
申し訳ない、と爽子が顔をあげたその時…。
「ちょ、あんた、クマっ!!」
「へ…??」
あやねがスクバの中から素早く鏡を取り出し、爽子の目の前に鏡を近づけた。
「く…くま!」
「『くま!』じゃないでしょーよ。眠かったんでしょ?顔洗ってきたら?」
「あ、ハイ。ありがとうございます。」
礼を言い、顔を洗いに教室を出た。
「黒沼っ。」
「あっ、風早くん。あの、先ほどは迷惑をかけてしまって…すみませんでした。」
「別にいーよ。迷惑じゃなかったし。」
「迷惑じゃなかったの…?」
意外な言葉に、爽子は思わず聞き返した。
「迷惑っつーより、心配だった。」
風早の言葉を聞いて、爽子は「やっぱりいい人」と思った。
「でさ、なんでそんな夜まで起きてたの?」
千鶴とあやねがタオルを持って来て、爽子に聞いた。
「いや、あの…、今言うわけには…」
「なに、あたしらにも言えないことなの?あんた、何かあったらあたしらに相談していいんだからねっ!?大丈夫っ?」
「いや、なんでもないです!ただ、眠れなくって!」
「なぁんだ…驚かせんな!ホラ、顔ふいて。」
千鶴は笑いながら爽子にタオルを渡した。
だが、あやねは「眠れなかった」と言う嘘をすぐに見抜いた。
さてさて。。
今回はここまでにします!
<2>は次回に続きますんで、ね。
読んでいただきありがとうございました!
よかったらコメください☆
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- こんにちは* ( No.1 )
- 日時: 2011/02/15 19:55
- 名前: melo (ID: jTmVOfr9)
私も君に届けの小説を書こうとしてます!
お互い頑張りましょうね^^
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