二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある科学の屈折光音()
- 日時: 2011/02/08 23:26
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
どうも〜武藤で〜す。
新しい小説なので読んでくださァ〜い。
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- Re: とある科学の屈折光音() ( No.1 )
- 日時: 2011/02/09 00:38
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
全てが歪んでいる。別に好きに歪んでるわけではない。ただその方向へと向かっているのだ。
絶対的科学都市『学園都市』と絶対的魔術組織『十字教』。それらがある限り世界は、歪んでいくだろう。魔術と科学。それらがぶつかり合うたびに少女と少年の物語が始まる。
「あークソメンドクセェ〜」
夕暮れに染まる教室で自分の席に付き天井を見ながらめんどくさそうに言う。善吉(ぜんきち)。黒髪の天然パーマで特にカッコイイと言うほどではなくとにかく地味だ。ちなみに大能力者(レベル4)。別に頭がいいってゆうのではない。首元に電極チョーカー。脳に電流を送り『考える』という命令を強制的に行わせる機械なのだ。一方通行(アクセラレータ)が使っている。ミサカネットワークを利用したものと違う。あくまで『考える』という思考を脳に命令するのだ。
「いいよな〜お前の父親金持ちで」
善吉の前にいたある生徒が言った。そう。善吉の父親は、金持ち。でも自慢したことはない。正直、父親は嫌いだ。自分の欲のためだけに動きいらな物は、片っ端から捨てる。たとえ人でも。だからこんな電極チョーカーなどもっているのだ。父親が俺が価値があるようにするために。
こんな物はいらない自分は、努力して能力〈チカラ〉を手に入れたい。
「そんなもんか?うちの強欲クソ野郎は、うぜぇぞ?勉強しろやこれをつけろとか」
俺は、家にいるときずっと鎖に縛られているような感覚に襲われる。日常が縛られている。いつも時間ごとに何かやらされる。勉強、習い事、行儀。家が嫌いだから、オレはここ『学園都市』に来た。逃げてきたのほうがただしいのかもしれない。
「でもよ。夏休みとかどっか行くんだろ?」
「いいや。俺は、行かない。てか、あの家族と行くと何かとめんどくさいからな。」
ん〜と目の前の生徒が唸る。まるで残念そうに聞こえる。
「俺は、ただ自分を変えるようなすごい出来事が起こることにあこがれて俺はここに来た。あと逃げてきたもいっしょだな」
「はァ?」と疑問の声が聞こえた。
いまの自分は、クソのような存在だ。別に目標とかなくただダラダラ暮らしていっているだけだ。だから自分を変えるような出来事が起こってほしい。金とか女などとそんなくだらないものより何かが俺を変える出来事が起こってほしいそれだけが俺が欲しがるもの。
「まァッそんなことおきねェけどな」
キ—ンコーンカーンコーンと学校の鐘が鳴った。下校の鐘。皆、カバンを持ちそれぞれの目的の場所へと向かう。寮へと帰る者。部活に向かう者。俺は、二つの分類には入らない。なぜ、かって?そりゃぁ裏路地に向かうからさ。不良潰しそして更生する。なんだか熱血教師みたいな感じだが結構これが達成感ある。だが自分を変えるほどの衝撃は、ない。
ただの暇つぶしだ。
「んーなんだかねェ〜」
そんなふざけたことをいっていると善吉の目の前に学園都市には、似合わない漆黒の修道服を着た金髪の少女が善吉にぶつかった。なぜだか知らんがそれが善吉だけに何かが変わる音が聞こえた。そして特別な歯車が動き始めた。
武藤;とにかく読んでくださ〜い。
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