二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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FAIRY TAIL 【咲き誇れ初恋の唄】
日時: 2011/02/10 20:43
名前: はつにゃん×美桜 ◆QfbalvjOYM (ID: YFfwNhg/)



-----初恋は皆それぞれ違って
                  
それぞれの“唄”がある

メロディーも
 
歌詞も違って

今日も一つ一つ

“唄”が生まれていく-----







こんにちは。
はつにゃん×美桜です!!
ここでは、FAIRY TAILの二次小説を作っていきたいと思います。
怠らないところもあるとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。

作者挨拶 >>001



☆★☆contents☆★☆
・はつにゃん作
【気持ちを伝えて・・・】>>006

・美桜作
【Door of first love of can bloom】>>002

・共同制作
【初恋唄】 >>007

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prologue ( No.8 )
日時: 2011/02/10 20:47
名前: 美桜 ◆QfbalvjOYM (ID: YFfwNhg/)

prologue


-----初恋は皆それぞれ違って
                  
それぞれの“唄”がある

メロディーも
 
歌詞も違って

今日も一つ一つ

“唄”が生まれていく-----


Re: FAIRY TAIL 【咲き誇れ初恋の唄】 ( No.9 )
日時: 2011/02/10 20:58
名前: はつにゃん (ID: eZfg1dnB)

【気持ちを伝えて・・・】

第一話

「エルザぁ!!」

「ん?なんだ?」

私はお茶を飲みながらナツの相手をする。

「ル—シィ知らないか?」

「!!」

私は ル—シィ という名前に反応した。

「・・・知らんが。」

「・・・そっか。ならいいや。」

「ナツール—シィ居たよ!!」

このル—シィを見つけたのはハッピー。
ナツの相棒だ。

「よし!仕事行くか!!」

「あいさー!!」

いつもナツはこうして私のそばを離れて行くんだ・・・。
私はこの少しの間が幸せのひと時・・・。
ほんとはもっとナツと話していたいし、ナツと仕事にも行きたい。
でもそれはぜいたくな願い。
私は今のままで・・・いや。それはないな・・・。
もっとナツのそばにいたい。

















もっと話したいんだ・・・。

#1 扉の鍵 ( No.10 )
日時: 2011/02/20 19:20
名前: 美桜 ◆QfbalvjOYM (ID: WWHsNPjR)

#1 扉の鍵

 扉には堅い鍵がかかっている。目の前には、沢山の鍵。人は、この扉を開くため、扉に収まる鍵を探す。カチャリと音をたてて、扉が開かれるまで-----。

 


 「ルーシィ !!」
 あたしを呼ぶ、ナツの声が聞こえる。あたしは、ルーシィ・ハートフィリア。ハートフィリア財閥の一人娘で、妖精の尻尾フェアリーテイルの星霊魔導士。あたしを呼んだのは、ナツ・ドラグニル。あたしと同じギルド、妖精の尻尾の滅竜魔導士。

 「何 ?」
 「仕事行こうぜ !! ハッピーとエルザとな !! ……あとグレイも」
 「俺はおまけかよ」
 ナツの言葉につっこんだのは、妖精の尻尾の氷の造形魔導士、グレイ・フルバスター。ナツとグレイは犬猿の仲。出会い頭に喧嘩する。まったく…こまった二人。

 「おい、お前たち !! いいけげんにしないか !!!」
 そう言い放ったのは、妖精の尻尾の妖精女王ティターニア、エルザ。エルザは、いつもこうして二人の喧嘩を止める、凄い人。
 あたしとこの三人、それからネコのハッピーを入れたあたしたちは、仲間チーム。今日もこれから、みんなと仕事に行くそうです。

 「んじゃ行くぞ !!」










 「………って !!! なんでよりにもよって、“幽霊退治”なんて仕事にしたのよ !!」
 最悪だ。なにも、あたしの苦手とする仕事を選ぶなんて…。ナツ…わざとね !

 「ルーシィ、幽霊が怖いとはなかなか可愛いな」
 「エルザも何気に楽しんでる !?」
 「「可愛いー」」
 「ハッピー ! ナツ ! からかわないでよ。しかも棒読みだし」
 皆してからかうなんて…。グレイはなんかクスクス笑ってるし。


 「さぁ、入るぞ」
 エルザがそう言って入った場所。依頼場所の洞窟。超暗いし…怖いよ………。

 コーンコーンコーン。歩くたびに、足音が洞窟に響く。唯一の明りの懐中電灯は一つしかなくて、光が届く範囲が狭い。依頼者のあのおっさん…ナメてる。周りにいる人が誰かもわかんないし…。最悪。来なきゃよかった。

 サーサーサー。
 な、何 !? なんか今鳴ったよね !?

 『コー…ロース……』
 「や… !! キャッ!!!」
 逃げようとしたあたしを、誰かが抱きしめてきた。誰… ? まさか…幽霊 !!??

 「は、離して !!」
 あたしがその手から逃れようとすると、あたしを抱きしめてる人が言った。

 「ルーシィ、俺だってば。グレイ」
 え ? グレイ ?? なーんだ。幽霊じゃないんだ。……って、いやいやいや。グレイでもダメっしょ !? 何この状況 !? いや、それより幽霊の方か…。

 「来るぞ !!」
 エルザが言うと、姿の見えない何者か-----恐らく幽霊であろうものが、攻撃をし始めた。

 「アイスメイクシールド !!」
 グレイがあたしの前にシールドを作った。これで一先ず安心ね…あたしは。
 ナツとエルザは、感覚で攻撃をかわし、自らも攻撃を仕掛けた。やっぱり凄いよ…。あたしは到底敵わないなぁ…。

 「火竜の咆哮 !!」
 ナツが攻撃する。一瞬相手の姿が見えたけど、確認しようとすると、また消える。

 「サークル・ソード !!」
 このまま続くと危ないよね。あたしたちがっ !!

 「ねぇグレイ」
 「あん ?」
 あたしは、隣でシールドを作り続けるグレイに言った。

 「天井、落ちてくる」
 「……確かに、ヤベー」
 その数秒後、天井が落ちてきた。








 「……いたた」
 「大丈夫か ? ルーシィ」
 「うん、平気」
 どうにかあたしは、グレイが守ってくれたおかげで助かった。夏たちは ? 幽霊は ?

 「くそ !」
 声のする方を向く。そこにいたのは、ナツでもエルザでも、幽霊でもない。-----依頼主だった。

 「へ ?」
 「どういうことだよ、おっさん !!」
 「いや、そのだな」
 あたしとグレイが依頼主に尋ねていると、丁度ナツとエルザも来た。-----見事に無傷で。

 「ま、気にするな☆」
 と依頼主。なんなのよ、この人。

 「報酬は払うから、ね ?」
 ------しかし、結局エルザの脅しで依頼主が喋った。

 単純な話、依頼主は暇だったという。半年前まではギルドにいたそうだが、引退し、暇だったのだと。あー、幽霊じゃなくってよかった…。

 「じゃあ、さようなら !!」
 そう依頼主に告げ、ちゃーんと報酬をもらい、ギルドに戻った。













 -----あたしはまだ気づかなかった。扉はまだ開かれないけれど、鍵は見つかったのだと。あたしはまだ知らない。あたしは恋をしているのだ、と…。

Re: FAIRY TAIL 【咲き誇れ初恋の唄】 ( No.11 )
日時: 2011/02/24 20:35
名前: はつにゃん (ID: eZfg1dnB)

【気持ちを伝えて・・・】

第二話

「ナツ!!」

私は報酬のよいクエストを手に取りナツに喋りかけていた。
その時の私は心臓バクバク・・・。

「なんだ??」

「この仕事を手伝ってほしい。」

「うひょー!!百万ジュエル!?いくいく!!なぁハッピー」

「あいさー」

(ふふ・・・ナツがジュエルに弱いことは知っている!!)

「なら明日広場にこい!!寝坊は許さんからな!」

私はなぜか喧嘩口調。
ナツもハッピーもちょっと引いている。
でもこうしてナツと話せるならいいや・・・。
















大好きだよ・・・ナツ。

#2 壁 ( No.12 )
日時: 2011/03/13 15:06
名前: 美桜 ◆QfbalvjOYM (ID: xurEHj3I)

#2 壁

 目の前に立ちはだかる、高い壁。これを乗り越えるために、人はどうするか。壁を壊して前に進む ? 道具を使って乗り越える ? 諦めて帰ってしまう ? それとも-----自力でも乗り越えてみますか ---------- ?




 「-----ってなわけなんですよ !! ホント、みんなして私をからかうんだから」
 あたしは今、ミラさんに愚痴を言っている。何の愚痴か、って ? -----そんなの、幽霊退治の仕事のことにきまってる。あれだけからかわれて、怖がらされて、挙句の果てには幽霊の正体は依頼主って…ホントどうかしてしまいそう。

 「でも、なんかルーシィ、仕事に行ってきたときと顔が違う… ?」
 「そうですか ?」
 「うん。あ、そうだ !!!」
 突然のミラさんの大声にびくっとする。なんだろ…。

 「ルーシィ、恋してるでしょ☆」
 ………。ハァ !? あたしが恋 !!?? 

 「どうしてですか ?」
 「女の勘…かな ?」
 あたしも一応女なんですけどね。
 そして、あたしはギルドを出て家に帰った。小説の続きでも書こうかな。それにしても…。あたし、ホントに恋してんのかな ? だとしたら誰に ? ふと、グレイに助けてもらった時のことが思い浮かぶ。もしかして相手はグレイ ? って、そんなわけないでしょ、あたし !!! あの変態をスキになるなんて…。絶対にないんだから !

 家につき、あたしは鍵を鍵穴に差し込んでまわした。ん ? 開いてる ? まさか……。

 「おお ! おかえり、ルーシィ☆」
 「あ゛い !!」
 「ナツ…ハッピー…」
 アリエナイ。ココハアタシノヘヤナノニ。

 「あたしの部屋あぁぁぁぁぁ !!!!!」
 この後は御想像にお任せします。



 「それで、ナツ。何か用事でも ?」
 「明日って暇か ?」
 「明日…」
 何もないはずだ。

 「うん、暇」
 「んじゃ、どっかいこーぜ !」
 「仕事 ?」
 「ルーシィは鈍感だよねぇ〜。ナツはルーシィをデートに誘ってるんだよぉ♪」
 ……へ ? デート ? ナツが…あたしにっ !?

 「-----っば !!///」
 「ナーツー顔が赤いよう ?」
 ハッピーがナツをからかう。こんなナツ初めて見た…。

 「んじゃ、おいらシャルルのところ行ってくるね〜」
 「お、おい、ハッピー !!」
 ナツが慌ててる。なんか可愛いかも。

 「いいよ、明日」
 「マ、マジで ?」
 「うん」
 「おっしゃー !!」
 さてさて。どうなることやら----------。


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