二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 雪のCLOVER 【銀魂】参照100突破!
- 日時: 2011/03/27 21:24
- 名前: 白雪 (ID: wJNgr93.)
初めまして&こんにちは♪
白雪という者です☆
さっそくですが注意書きに移ります。
+荒らし・チェンメは即バック!
+神小説じゃないと読まないよ!!
+揉め事は禁止です!
これくらいですね。
では始まります!(二回目だ><)
*プロローグ篇* 『ずーっと一緒だよね?』 >>1
≪始まり小唄篇≫
>>3 *第一訓『お前触ったら汚れるアル』
>>4 *第二訓『やっちゃったよ…』
>>11 *第三訓『一家心中するぞコラァ!!』
≪箱庭王女篇≫
>>12 *第四訓『…次の回覧板…屁怒絽の森だぞ…』
>>13 *第五訓『ル○ンみたいアルヨ』
>>15 *第六訓『二度と私を女扱いすんな!!』
≪雪華篇≫
>>20 *第七訓『ごめん。ありがとう』
- Re: 雪のCLOVER 〜シロツメクサの約束〜【銀魂】 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/01 20:59
- 名前: 白雪 (ID: wJNgr93.)
*プロローグ*
『ずーっと一緒だよね?』
「ねぇ、ハク。私たち、ずーっと一緒だよね?」
「…うん…当たり前だよ!…でもね、雪亜ちゃん」
「なぁに?ハク」
「…やっぱりなんでもない!」
「えぇー!ケチ!ハクのケチんぼぉ!」
「け…!雪亜だってケチのくせにー!」
「なによぉ!!」
幼い頃の、他愛もない会話。
ずーっと一緒と 指切りをしたあの頃…
笑い合って、一緒と言って手を繋いで
指切りげんまんの歌を 大きな声で歌ったっけ…
約束したのにな。『ずーっと一緒』って……
でも、ハクは約束 結局守ってくれなかったよね?
私を残して、一人で遠くに行っちゃったよね…?
もう、逢えないよ。
そんな遠くに行っちゃったら、もう私とハク 逢えないよ?
今なら、ハクの優しさが分かるのに…
あのとき、私が傷つかないように あの会話の続きを言わなかったんだよね?
『別れは絶対 やってくるんだよ』……
でも、この続きの言葉は
できれば一生、知りたくなかったなぁ……—————
- Re: 雪のCLOVER 〜シロツメクサの約束〜【銀魂】 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/01 19:39
- 名前: 白雪 (ID: wJNgr93.)
【登場人物】
*冬芽 雪亜 (とうが せつあ)
性別:♀ 年齢:13歳
性格:ハイテンションになったかと思うと、部屋の隅で落ち込んでいる。上がり下がりの激しい性格。本気で怒ると手がつけられないが、普段はどこにでもいる普通の女の子。
容姿:髪→髪色は薄紅色。腰くらいまでの髪を、頭の横半分で分けて、上半分の方を団子にしている。
顔→右目を包帯で覆っているが、傷が少し見えている。瞳の色は薄紫色で、パッチリしている。
服→短めの着物(お通ちゃん風)で、帯から下はひらひらスカート。(の様なデザインの着物)ニーハイソックスに黒のブーツ。背中に大きな扇を背負っている。
備考:「トレフィア王国」の女王様。忍術に長けていて、冬芽一族始まって以来の天才と詠われるほどの実力の持ち主。大きく特徴的な扇を使って戦う。
*美波 白 (みなみ びゃく)
性別:♂ 年齢:当時10歳
性格:優しくておっとりした性格。本気で怒ることもあまりない。雪亜より年上だが、泣き虫でよくいじられていた。平和主義。
容姿:髪→黒髪の短い髪。(新八と同じ髪)前髪は、真ん中が鼻くらいまである。
顔→切れ長の黒い瞳で、色白の肌。女の子のような端麗な顔立ち。
服→長めの着物を着崩していて、中に黒の長袖(無地)を着ている。靴は鼻緒が赤のゲタ。
————————————————————————————————————
*もっと増えると思います><;
- Re: 雪のCLOVER 〜シロツメクサの約束〜【銀魂】 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/01 20:38
- 名前: 白雪 (ID: wJNgr93.)
≪始まり小唄篇≫
第一訓『お前触ったら汚れるアル』
今日は晴れ。俺の気分も晴れ。なのに体調は竜巻発生ですかコノヤローってくらい悪い。
なんでかって?それは昨日長谷川さんというマダオ(ん?反対か?)と飲みに行って、そりゃもう死ぬほど酒を飲んで呑んでのんで…
呑まれちまったってわけだ。
気分的にはいい感じに酔っ払って、テンションも上がってたんだけどなぁ…
あ〜 家に帰っても胃袋ブラックホール並みにでかいチャイナ娘と、何かでっかい犬とメガネしかいないんだよな〜。
…あれ?ロクな奴いねーなオイ。
帰りたくね〜な…空から美人なお姉さん落ちてこねえかな…
なんてバカ丸出しのことを考えながら俺は、万事屋までの道のりをゆっくりとふらつきながら歩いていた。
途中で色々見知った奴に会ったりもしたが、適当に話してまた歩き出す。
やっとのことで万事屋へたどり着いた俺は、いつもより幾分長く感じる階段を一段一段亀のようなスピードで上がってゆく。
するとそこに…玄関の前へ、でっかい扇を背中に担いだ少女が小さく丸まって座り込んでいた。
どうやら眠っているらしい。
(…空から美人は落ちてこねぇけど、玄関から少女は湧いてくるんだな。)
など二日酔いで痛む頭で呑気に考えたあと、少女の背中をトントンと軽く数回叩く。
「お〜い。そこどいてくれませんかー?ここはキミの家じゃないんですけどコノヤロー」
そう棒読みで告げたのだが、彼女からは何の返答もない。
唯一返ってきたのは、スースーという規則正しい彼女の寝息だけだった。
…薄紅の髪に色白の肌、変わった着物に右目の包帯。背中の扇は、神楽の傘と同じ役割を果たすのだろう。少女は見た目からして12,3歳くらいだ。大方神楽の新しい友達かなんかなのだろうが、彼女はこの辺では見かけない、異風な少女だった。
「おい起きろっつってんだろーが!」
「銀ちゃんうるさいアル。『渡る世間は鬼ばかりだチクショー』が聞こえないネ…その子誰アルか?」
突然ドアが開いたかと思うと、中からチャイナ服を着た少女が文句を言いながら出てきた。
それに釣られたのか中からもう一人メガネをかけた地味な奴と バカでかい犬が一匹出てくる。
「どうしたの神楽ちゃん…ってその子誰ですか、銀さん」
「いや、なんか家帰ってきたら玄関で寝てたからよぉ。しかもいくら叩いても起きねぇし…神楽の友達じゃねぇのか?」
「私そんな子しらないアル。ねぇ定春?」
「ワン!」
「う〜ん…僕も知らないです。とりあえず中に入れてあげましょう。こんなとこじゃ風邪引きますから」
そう言ってメガネもとい新八がその少女を抱えようとした瞬間、神楽がすかさず言う。
「お前触ったら汚れるアル。私が運ぶネ」
「んだとぉぉ!!」
毒舌を吐く神楽に殴りかかろうとした新八だったが、あっけなく蹴りを返されていた。
両手には少女を持っていたので足でやられたという次第だ。
そしてこの騒動の中でも少女は起きる気配が全くない。
「どんだけ眠いんだコイツは…」
という俺の素のツッコミは、誰の耳に届くこともなく 晴れた空へと消えていった。
- Re: 雪のCLOVER 〜シロツメクサの約束〜【銀魂】 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/03 20:55
- 名前: 白雪 (ID: wJNgr93.)
ひらり。ひらりとシロツメクサの
あいだをぬって 黄蝶が舞うの
かなしいよ
さみしいよ
くるしいよ
それでもずっと 黄蝶は舞うの
だれかにつかまえられる日まで…
やくそくのあの日まで
わたしは舞い続けるの…
第二訓『やっちゃったよ…』
いつかの唄が、私の頭を駆け抜けてゆく。
(あ、この唄…懐かしい。…ハク…)
「う…ん?ハ、ク?」
ここはどこだろう。
目をうっすらと開けると、一番に飛び込んできたのは木造りの天井。
そして、オレンジ色の髪をした華奢な少女に黒髪メガネの男の子。
…誰だ?
「あ、気づきましたか?意識ちゃんとあります?」
「銀ちゃ〜ん!ピンクが起きたアルヨー!!」
ん?ピンク?それは私のことか?
嫌なあだ名付けられたものだね、私も。
というかあまり叫ばないでほしいな…
頭がボーっとしたまま私はとりあえずメガネのほうに
「うん」とだけ返しておく。
「そうですか。よかった…ところで質問なんですけど、なんであんなとこで寝てたんですか?」
さっきから質問ばかりで正直苛立ったが、ここは抑えてその問いに答えることにした。
「…長旅的なもので疲れてたんだよ。万事屋って看板が見えたから、そこで私の探し人も探してくれるかなと思ってね。でも誰もいないし疲れてたからとりあえず朝まで寝ることにした」
早口でそう捲くし立てると、メガネはさらに質問してきやがった。
「…いつきたんですか?大体万事屋は朝から夕方まで人いるんですけど…」
「夜中にきた。」
「そんな時間に万事屋があいてるわけないでしょうがぁぁぁ!!大体なんでとりあえず玄関で寝てんだよ!そっからおかしいだろうがぁ!!」
な…何このメガネ野郎!つっこみか?つっこみ担当なのか?腹立つ言い方しやがって!
「うるっせぇんだよ!」
「おぼしっ!!」
とりあえず腹立ちまぎれにアッパーをくらわせといた。
そしたらなんか…天井ぶち抜いていっちゃった。
「またやっちゃったよ…こりゃ修理代払わないといけねぇかな?」
「そんなことないアル。だいたいいっつもこんな感じアルヨ…でも飯代は置いてくネ」
「何?ご飯食べれてないのか?」
そう言った途端にチャイナのお姉さん(私から見たらね?)は、パァっと顔を輝かせる。
「そうヨ!今日も朝から何にも食べてないアル!」
今日もの『も』の部分を強調させて聞き捨てならぬ台詞を口走る。
「おい神楽。お前朝山ほど飯食ったろが。俺の分まで」
すると今までどこに行っていたのか、銀髪の変わった格好をした男が現れた。
たぶんこの人がチャイナさんの言っていた『銀ちゃん』なのだろう。
「今日のご飯少なかったネ!三合しか食べてないアルぅ!」
「三合も食べたのか?恐ろしい胃袋してんだね」
今のチャイナさんの言葉には耳を疑ったが、とりあえずそこは二言だけ返してこれ以上つっこまないようにする。
…とりあえず多いな。
「それよりお前名前なんて言うアルカ?私は神楽言うアル」
いきなり切り出されて私は一瞬、声を出せなかったが、三秒ほどの間をあけて己の名を告げた。
「…冬芽雪亜だ」
「雪亜か〜。かっこいい名前アルナ!」
「ありがとう、神楽もいい名前だよ」
「俺は坂田銀時だ。一応この万事屋の社長やってる」
「なにが社長ですか。気取らないでくださいよ!…あ!僕は志村新八です」
…いつのまに復活したんだよこの人は。
「そっか、みんなよろしくね」
「…あ、雪亜依頼があるんじゃなかったアルカ?なんか探し人的なやつネ!」
あぁそっか。思い出した…
「あぁ、うん。探してるのは私の弟。『冬芽美亜(みあ)』っていうんだけど…江戸にいるっていう情報掴んできたんだよ」
口早に探している弟のことを教えると、返ってきた三人の答えは同じものだった。
「…聞いたことねぇな」
「私もアル」
「僕もです」
…はぁ〜…やっぱりアイツを見つけるのは、骨がいりそうだぁ…
【続く】
- Re: 雪のCLOVER 〜シロツメクサの約束〜【銀魂】 ( No.5 )
- 日時: 2011/03/02 19:42
- 名前: 白雪 (ID: wJNgr93.)
さっき(二訓)の唄の歌詞です><
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『約束小唄』
ひらり。ひらりとシロツメクサの
あいだをぬって 黄蝶が舞うの
かなしいよ
さみしいよ
くるしいよ
それでもずっと 黄蝶は舞うの
だれかにつかまえられる日まで…
やくそくのあの日まで
わたしは舞い続けるの…
待って
行かないで
おいてかないで
黄蝶さん…
はらり。はらりとシロツメクサは
はなびら散らして さよならいうの
ひとりぼっち
のこされて
しずかに黄蝶と
いっしょに舞うの
いたいよ
つらいよ
たすけて…
それでもつづくの
黄蝶とシロツメクサの
永遠のやくそく
おわりかたなんて
みーんなしらない
永遠の ひとりしばい…
おきゃくさんはだれもいない
ただひとつ
1輪の しろくてきれいなお華が
じーっとこっちを
ながめてるだけ……
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駄作ですwwすみません;
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