二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

トランプとアリスとボーカロイドと
日時: 2012/01/02 23:13
名前: 猫科の犬 (ID: cHwZ8QFd)
参照: 元リラくまだぜぃ

どうもっ!初めまして毎回こりずに小説を作りまくってる変な人ですっ!
今回、読者様に喜んでもらえるかわかりませんが、頑張ります!

>>1 プロローグ
>>2 人物紹介1
第1章 クラブの国のアリス >>4>>6
第2章 クラブの国の大富豪 >>7-10
第3章 アリスの国にいるありす >>11>>16-20>>24-27
>>15 人物紹介2
第4章 ハートの国のアリス >>28-31

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.29 )
日時: 2011/12/09 20:22
名前: 猫科の犬(鏡猫) (ID: vGcQ1grn)

↑の続き


と、その時後ろから声がした。

「あの・・・すみません。」

「ハイ!?なんでしょう?」

いきなりよばれてビックリしちゃった。
その僕の声でミクcも気づいたらしくこちらを向いてきた。
僕を呼んだその少女はものすごくおどおどしていて何というかものすごく可愛い・・。

「あっ!えと、えと、あの・・」

でもやっぱりあまりおどおどしすぎても困るよなぁ〜・・・。
そんな事思ってるとミクcが急に喋りだした。

「む〜・・。おどおどしないで用があるんだったらいっていいよ!」

あぁ、ミクc。あなたはとても優しすぎます。
どうしてそんなに優しいんですか。
僕なんて、音痴だしそんな言葉かけられないし、可愛いとか思っちゃってるし。

「こ、ここでは話せないので、い、家に、き、きませんか?」

そんなに大事な話なのかな?
でもなんで僕達知らない人に話しかけたんだろう?
一応人見知りする子みたいだけど、仲のいい友達はいるはずだし・・。
ま、いっか。大事な話っていうのもすっごく気になるし?

「いいよ!行こう?」

「ミクも賛成!!行こう!貴方の家!!」

ミクc・・。貴方はただたんにこの子の家を知りたいだけですよね・・。
そんなこんなで僕達は人見知りの子の後へついていった。




数分歩いてやっとたどりついた場所は大きい大きいお城だった。
3回目かな?こんなでかいお城をみるのは。もうなれてしまった・・・。

「うわぁ〜!!でっかいお城!ミクこうゆうお城住んでみたいと思ってたんだぁ!!」

僕は、もう慣れちゃったけどミクcは、初めてだもんね。
でもね、ミクc。まだ住むと決まった訳じゃないんだよ。

「ど、どうぞ。お入りください。」

「どうも」

軽くミクcの手を引っ張りながらお城の中へ入って行った。
その中は、前まで見た2つのお城とは違う構造になっていて、第一印象がハデだという事。
どこの誰がこんな気色悪い城をたてたんだ・・。
ミクcも同じ思いらしく一気に住みたくなくなったという顔をしている。
まぁ、こんなハデなお城に住むなら野宿した方がましだよな。

「こ、こちらです。」

Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.30 )
日時: 2011/12/12 22:05
名前: 鏡音 (ID: WKDPqBFA)

4−2

人見知りの子が扉をあけるとそこには、ハデな衣装に身を包んだ王女っぽい人がいた。
これもまた、クラブの国にいた赤の女王と同じようにおばさんくさい。
と、ゆうよりかは、けばいといった方が正しいだろう…。

「おつれしました、王女様。」

「ありがとう。さがってよいぞ。」

あ、今回の女王様は結構優しい人。
クラブの国のあのババァは、全然優しくなかったからな。
性格的には、期待できそう。ただ、センスは期待できそうにもないけど。
そういえば、なんでここまで僕達を連れて来たんだろうか?
何か理由があって連れて来たんだろうし。

「さて、本題に入る。まずは、なぜ我がそなた達をこの城へ連れてきたか、という事からだ。」

あぁ、疑問に思ってたことを質問する前に答えてくれたよ。
やっぱり、気がきくね。今回の王女は。

数分間、話は続いた。
ミクcには、興味ない話だったらしく完全にスリープ状態。
後で起動しなおさなきゃ。
という事でまぁ簡単に話をまとめてしまうと、
1、この国の住人から通報が王女に入った。
2、その通報が、僕達のことで内容が変な歌を歌ってまわりを迷惑させている、との通報
3、そこで、王女はメイドに「その者達をここへ連れて来い」的な事を命令し現在にいたる。
と、言う事らしい。
なるほど。ここにきてしまったのはミクcのせいだっていう事だね。
うん。よくわかったよ。
僕はてっきりまた「アリス」関連の話かと思ったからなぁ。
とりあえず、言い訳を…。

「あの、僕達は、信じてもらえないでしょうがいつのまにかこの国に来てしまったのでこの世界の法律とか
 よくわからないんです。なのでここは悩んでいてもしょうがない!という事で歌ってました。本当にすみません!悪気はないんです!!」

「ほほぉ〜。そなた、今『いつのまにかこの国に来てしまった』 といったな?それはどうゆうことじゃ?」

あ。これどうやって答えようか?ここは漫画っぽい感じで進めていくかな。

「えっと、それは僕にもよくわかりません。ただ気を失っている内にこの国へ来てしまって…。」

「面白い奴じゃ。そうだ。お主達、止まる所は決まっておるのか?」

「いや、まだ…」

まさか、これは、この城にとまっていけ!というパターンか!?
そうなのか!?

「なら、ちょうどいい。この城にとまっていかんか?」

キタァァァァァ!!!\(・∀・)/
予想した通りの展開!!でも、泊まっていく所がないのは事実。
この国は初めてだから夜に何が出てくるのか分からないし野宿はさけたい。
それにもし泊まる所がきまったとしてもこの国の金持ってないから泊まれない。
仕方ない。泊まるか。

「いいんですか!?ありがとうございます!!」

「いいんじゃよ。ほれ、そこのお主。この者達を部屋へ連れてっておやり」

「了解しました。王女様」

今度は、人見知りじゃない子が案内してくれるみたいだ。
僕はとっととミクcのスリープ状態を解除し起動させ、その案内人の後をついていった。

Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.31 )
日時: 2012/12/23 19:33
名前: 鏡猫 (ID: njy0rZSb)

4−3

「こちらでございます。」

「うん、ありがとう。」

「ご飯の用意が出来ましたらお呼びいたしますね。何かあったら近くのメイドへ質問など遠慮なく言って下さい」

そういって、そのメイドさんは一礼して出て行った。
それにしてもやっぱりハデだなぁ
いってしまうと自分。あまりハート柄が好きではない。

「この城ってどこもかしこもハデなんだね!音異c!」

「う、うん。」

そういえばミクcは、ハート柄って好きなのかな?
人柱アリスでは、クラブ役だけど。
でもあれってやっぱ髪の色で決めてるのかな・・・。

「あ!音異c、音異c!見てみて!コレ!」

え?どれ?どれを見ろというの?
ミクcが指差した方向には、ハートの中に顔が描かれているマーク。
だけど周りのハートにはそんな顔は描かれていない。
まさかパクリなのか?隠れ○ッキーのパクリなのか!!

「あれみたいだね!あの隠れミッ○ーの奴!」

「うん、そうだね。ミクc。というかもうパクリじゃないかな?」

「へぇ〜、王女様もパクリってするんだね。」

うん。それ、僕も驚きだよ。
って、待てよ?パクリって決めるのはまだ早くないか?
だってだよ?この世界は少なくとも僕の知ってる世界ではないし。
あの伝説のネズミがここにいるのか?もしいなかったら隠れ○ッキーなんてないし。
パクリにはならない・・・。王女の発想ってなるんだけど。
ん〜・・・お腹すいてきた(実際は減ってないけど)
あぁ、こんな歌どこかで聞いたことがあるなぁ・・・。
確か、えっとリンcとレンkが歌ってる・・・リモコンだ!
そうだよ。リモコンでそんな感じの歌詞があったはず。
『悩んでいてもお腹は減るし』って部分かな。
思いだしたら随分とすっきりした♪

「ねぇ、音異c。」

「何?ミクc」

なんか用でもあるのかな?

「暇だね。」

・・・そっちか。
でもそうだよなぁ。何もしてないって暇すぎる。
って、ミクc・・・。いくら暇だからって手当たり次第にあさるのって無しだと思うよ。

数十秒間、ミクcがそこらへんをガサガサしていると何かをみつけたらしい。

「音異c!トランプ見つけた!トランプやろう!トランプ!」

「うぅ?うん。でも2人でやるの?」

いけない、いけない。ぼーっとしてて変な声だしてしまった。
でも、よく見つけたね。トランプ・・・。

「う〜ん。ミク的にはババ抜きがやりたかったから2人じゃつまんないよね。どうしよう」

ババ抜きねぇ〜

「ミクc、そのカード貸して。」

「うん」

ミクcからそのトランプを受け取り枚数を数えてみた。
そしたら2枚足りない。何が足りないのかなとか思って見てみたらジョーカーの2枚がなかった。

「あぁ、ミクc。ババ抜き出来ないよ。」

「なんで?」

「ババがないから」

「そっかぁ〜・・・。」

でもなんでババだけがキレイに抜けてるんだろう・・・。
あ、でもよく考えてみればクラブの国でもジョーカーってなかったかも。
レベルにもジョーカーっていうのなかったし。
最初は、元々大富豪ってジョーカー使わないゲームなのかなって思ったけど、そんなことないよね・・・
ほとんどのトランプゲームはジョーカーついてるし。
まぁルールによるけどね。
今思えばジョーカーって一番大切なカードだよなぁ。

「あ、じゃあ7ならべしようか。それなら、ジョーカー不要でも出来るんじゃない?少し面白みは減るけど。」

「お、いいね。んじゃ、近くの人呼んでくる!」

「うん、お願いねぇ〜」

結局7ならべになった。
あの後、すぐにミクcは2人ほどメイドさんを連れてきた。
やっぱ4人いるとそれはそれで楽しかった。

















「ふむ。あやつ。ポケットにあのカードが入っておった。もしかするとアリスなのかのぅ。」

「王女様。いかがなさいますか?夕食後、あの方ともう1人のお客様とトランプゲームをするのですか?」

「そうじゃな。一回実力を見せてもらおう。トランプを用意しといておうれ。」

「了解です。」

Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.32 )
日時: 2012/09/02 20:05
名前: 鏡猫 (ID: FIlfPBYO)

ふぅ、皆様お久しぶりです。
もはやこの小説を読んでくれている方が、
今、実在するのか分かりませんが。(少なからずひどい人←

ここの小説もたまには、更新しようかな。
と、思い、ロックをはずしました。
再びよろしくです。

Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.33 )
日時: 2012/10/28 22:42
名前: 鏡猫 (ID: FODM/zWG)
参照: 分かってると思いますが元猫科の犬です

4−4

7並べもとうとう6回戦目くらいに入り飽きてきたと思っていた所にもう一人のメイドさんが夕食の時間だと教えてくれた
ちなみに5回戦中、ボクが一位を取ったのは2回。
後は、みんな一回ずつ勝っている
トランプをしまってメイドさんの後をついていくと食堂らしきとこをに
そこには様々な数の料理が並んでいる
実際、ボク達はアンドロイド——ロボットであってお腹は空かないんだけど。
味覚機能はついてるから味は分かるんだよね。
だから、まぁ少しだけ頂こうっか
目の前に並べられた食料を一口食べてみる
それは、予想した以上においしくて・・・ミクちゃんなんかバカ食いしてるし。
そんなこんなで、夕食が終わるとメイドさん達が食器を次々とかたしてゆく
ついに食堂に残ったのは、ボクとミクちゃんと王女と人見知りのメイドさん
その人見知りのメイドさんがトランプを取り出してシャッフルする
いきなり、何を始める気だろうか………

「突然じゃが・・・お主。7並べは出来るか?」

ついさっき飽きるほどやってたから

「できます」

「え!?何々?7並べするの〜?音異ちゃんはね〜すっごく強いんだから」

あ、ちょ。ミクちゃ〜ん。
ボクそんなに強くないよ・確かに5回戦のち2回戦は勝ったけどもたった2回戦だよ?
後、王女の前なんだからせめて敬語にしない?

「ふふ。そうか。それは楽しみじゃのう」

そう言うと、人見知りのメイドさんがカードを配り始める
4つ山を作っているのをみると、どうやらこの4人で7並べをするらしい
4つの山のうち、ひとつを選んで7を探す。ボクの手持ちには7は一枚も入っていない
7をもっていたのは、ミクちゃんと人見知りの子。
それぞれ、7を場に出してスペード、クラブ、ダイヤ、ハートの順に並べる
大抵この並び順。一番強いのから順に並べていってるからね

「そういえば、ルールをいってなかったのう」

王女は、ルールを一通り説明する
どうやら今回もジョーカーは入っていないらしい

ルール
ジョーカー なし 
パス 3回まで
ループ あり

ループありかぁ。
少しループって苦手なんだよね
分からない人の為に説明すると、ループっていうのは
8〜K(13)までがそろったら6〜A(1)までいってなくてもA(1)から置いていける
という事。
ループって知らない人、結構いるんだよね。それともボクの周りだけなのかな。

まぁジョーカーがないだけ少しマシか
手持ちの数字は結構よさげだし1回戦目は勝てそうかもね

でもなんで急に7並べなんて始めようと思ったんだろう
“アリス”と何か関係があるのかな…。


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。