二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- どうぶつの森†ひかり村だより —太陽の生贄—
- 日時: 2011/04/01 14:28
- 名前: ○☆゜リューリ゜☆○ ◆flHgp5w1mA (ID: sEySjxoq)
- 参照: 『ひかり村』よろしく!
流されましたwwwww
これ2回目wwww
『ソウルの心』皆様のおかげで完結しました!!
と、いうことで『太陽の生贄』もヨロシクお願いします!!
サン >>15
秋星 >>20
☆さくいん☆
登場人物 >>1
プロローグ >>6
第1話 >>9
- Re: どうぶつの森†ひかり村だより —太陽の生贄— ( No.25 )
- 日時: 2011/05/01 15:53
- 名前: ○☆゜月乃゜☆○ ◆urSOubb.yI (ID: sEySjxoq)
- 参照: イル?(゜ω゜)ノ梅干 (*3*)゜*_´プッ
第4羽 謎の死角
それは、いつもと変わらない日常だった。
「・・・・・」
私はなんとなく気分が晴れないでいた。
すごく嫌な予感がするのだ。
そのとき、
コンコン……
玄関の扉をたたく音が聞こえた。
「はーい。」
まったく・・こんな夜中に失礼な・・。
カチャ
扉を開けると、誰も居なかった。
「イタズラか・・。」
そう思って扉を閉めようとした瞬間だった。
『太陽の巫女、サンに告ぐ。
今すぐ太陽の花嫁の証をよこせ。』
「!?」
『そのペンダントの半分。
さっさと渡せ。』
「ぇ・・。」
『渡せ!
時間がないんだ!』
「ん〜〜と・・。」
『お前に渡す気がないなら、それまでだ。
力ずくで奪い取る。
私は闇の王に証を渡さなければならない。』
「うぅ!」
すごい風が吹き、ペンダントの糸が千切れそうになる。
「ぅあ・・!!」
『さあ!差し出せ!』
「そう言われたら渡したくない!」
『それを渡せば、お前には新しい証をくれてやるさ!
暗黒の闇の花嫁の証をな!』
「そんなの------------要らない。」
『よこせ!』
「やだ!」
『では--------------仕方がない。
お前を殺して奪い取る!
言うことを素直に聞かなかった己を恨め!』
「ぅ・・」
何・・・何が起こってるの!?
そんな・・息が出来ない・・。
周りは暗黒の闇に包まれている。
ああ、私、ここで死ぬのか。
でも、どうせ死ぬんだからいいか。
早いか遅いかの違いだよね。
皆、悲しんでくれるかな?
村長、住民の皆、クラウド、ネイル、テイル・・・
そして、太陽様。
「太陽様、私、裏切り者ですね-----------…
まあ、死んだら貴方の元へ近づけるかもしれません。」
[コラ!]
あ・・・れ?
[心にも思ってないこと言うんじゃない!]
お、思ってるよ・・。
[確かに思ってるかもしれないわ!
でもね、貴方は心の奥底で祈ってるはず。
さあ、言いなさい。貴方の祈りを]
私の祈り----------…
「誰か-----------助けてッッ!!!」
息も出来ないのに、なんで生きていられるか不思議だったの。
でも、今 分かったよ。
私がまだ生きたい。って思ってたからなんだね。
「お願い。助けて------------・・・」
「サン----------------!」
- Re: どうぶつの森†ひかり村だより —太陽の生贄— ( No.26 )
- 日時: 2011/05/02 21:10
- 名前: ○☆゜月乃゜☆○ ◆urSOubb.yI (ID: sEySjxoq)
- 参照: イル?(゜ω゜)ノ梅干 (*3*)゜*_´プッ
第5話 太陽×闇
「サン-------------!」
その声が聞こえた瞬間、私の周りは太陽の光で包まれた。
ずっと闇の中に居たせいか、すごく眩しい。
「サン!!」
手の届くところに声の主が居る。
太陽の光を放っているのは貴方なんでしょ?
助けてよ。ここまで来てよ。
ねえ、お願い。
「お願い---------------…」
パァァァ—————・・
辺りが目をあけられないほど光り輝く。
それに、さっきの闇の冷たさが解けていくように、温かい・・。
「手・・。」
私は、あてもなく手を伸ばした。
ただなんとなく、そこに私を助けてくれる人が居ると思った。
その手は誰かの手とつながれる。
手はひっぱられて、急に輝きが消え、私は家のベットに居た。
「サン、大丈夫か?」
あの声の主が居る。
目はまだ開けられないけど・・。
手がすごく温かくて、私は安心し、そのまま眠りに落ちた----------・・・
- Re: どうぶつの森†ひかり村だより —太陽の生贄— ( No.27 )
- 日時: 2011/05/03 15:04
- 名前: ○☆゜月乃゜☆○ ◆urSOubb.yI (ID: sEySjxoq)
- 参照: イル?(゜ω゜)ノ梅干 (*3*)゜*_´プッ
第6話 サンの演技はもう台無し!
この日、私はクラウドに呼ばれてたので、ちょっと悪戯してやろう。と思った。
悪戯方法は簡単 男装して男のフリをすればいい。勿論 男の声で。
まあ、私にとってはそんな難しいことではない。
男の声なんて完全にキレてるときは普通に出す。
完全に男だと思われて、女子に告白されるのもしばしば・・。
「でも!今回は相手は男!」
サンじゃないからいつもは出来ないことやれるぞ・・。
人の罵りたい!いじりたおしたい!!
何を隠そう私は————ドSなもんだから。
え?バレるかもだって?
大丈夫!私の完璧な演技がバレる訳ないよ!
万が一バレても、一生会わなきゃいいだけだし?
「ア〜〜ハッハッ!!!」
さあて、そろそろ空色村に出動だ!
(サンの格好 前ギザギザなあの髪型の赤
グレースに頼み込んで作ってもらったスカートズボン
ペンダントは外してます!)
〜空色村〜
「おい。」
「何?」
クラウドはいつもと変わらない。
え・・何で?
「・・・俺はサナト。」
「ふ〜ん・・。
お前はクラウドだ。」
「雲って意味か?」
前から思ってたけど・・。
太陽の分身とか言うくせに雲って意味なんだよね〜。
本当は太陽じゃなくて雲じゃねえの?
大体 太陽の分身なんてありえねぇし。
あ、そうか。
私がサンだから被るのか!
ハハハハハ!!!
「そうだ。
ところでお前、サンを知らないか。」
「サン?
誰だよ、それ。
お前の恋人か?」
「ま、そんなもんかもしれないな。」
「は・・。」
え?即答ですか!?
私と恋人ってどういう意味ですか!?
「正式に言うと、婚約者ということになる。」
「・・・どうしてだ。」
「俺だって最近知ったんだ。
古い本に書かれている文章がある。」
『太陽のペンダントの半分を持ちし者、太陽の花嫁となりし。
これは古に伝わる決まりごとである。
決まりごと破りし者、太陽の罰を受けるであろう。』
「じゃあ・・私は太陽の花嫁なの!?
クラウドが太陽の分身って本当だったの?」
「ついにボロを出したか、サン。」
「・・・!」
あ、ヤバ・・。
でも『ついに』って何?『ついに』って。
「俺。元々きずいてたし。
ボロを出させるためにわざと言ったんだ。」
「・・・///」
「実際は本当のことなんだが・・。」
「ん?なんて?」
「別に。」
「?」
- Re: どうぶつの森†ひかり村だより —太陽の生贄— ( No.28 )
- 日時: 2011/05/09 16:06
- 名前: ○☆゜月乃゜☆○ ◆EybDbNS0b6 (ID: 2romsaeA)
- 参照: 夢みる小鳥 サイコー!! ボカロの唄大好きだょ^^
第7話 サンの悪巧み
「テイル。」
「何だい?」
私は今 クラウドのとこに行ったときの格好で、つまり男装してここに居るのだ。
クラウドならバレても、テイルは騙せる。
だって簡単な奴だしw
「お前さあ、誰が好き?」
「は!?」
「妹に禁断の恋とかしないのか?
もしそうなら俺に相談しろ!」
相談しても案は出さないよ?
新聞社に発表して芸能界を追放してやるわ。
「グッバイ」
「サナト 何か言ったかい?」
「何も。
んで、どうなんだ?」
「ネイルは好きだよ。
でm「1-8-9833だったっけ・・。」←大嘘だよ☆
プルルルル・・・
電話をかけます^^
「あ〜もしもし?
スターのテイルさんが禁断の恋っていうものを・・」
『何?
BLとか?』
「同性愛者では無いですよ。
妹さんとの・・ね?」
『現場を見たの?』
「いえ、本人が宣言してるんです。」
『!?』
「なんか芸能界下りて、妹さんとの恋を優先するんですって。
そーゆーことですから。
ええ、ええ大丈夫です。
え!?私が変わりに出ろ!?」
『うん。
君、男?女?』
メッチャ小声「ぇ〜女です。」
『ま、いいか。
じゃあ明日11時にひかりテレビ局。』
「はい、分かりました。」
プッ
「さ〜て、帰るか。」
「ちょっと!」
「あれ?テイル、居たのか。」
「どういうことだよ!
僕が言いたかったのはネイルは好きだよ。
でもやっぱりサンが好きだ。って・・・!!」
「あ〜そう。
・・・・・・・・・・・・・・!?」
わ、私って本当に好かれてたの!?
ま、私の順位の中では一番下だからいいや。
「言っとくけどサンの好きな奴は俺だ。」
だって本人だもの。
「じゃ、バイバイ」
こうして私は逃げ帰ったのでした。
- Re: どうぶつの森†ひかり村だより —太陽の生贄— ( No.29 )
- 日時: 2011/05/11 21:39
- 名前: ○☆゜月乃゜☆○ ◆EybDbNS0b6 (ID: 2romsaeA)
- 参照: 夢みる小鳥 サイコー!! ボカロの唄大好きだょ^^
第8話 サンの両親
「あのですね、お母さん 最近太ってきたんです。」
「僕らはこんな痩せてるのにね^^」
「俺は・・・
俺の母親は・・・・綺麗だったぜ。」
「ふ〜〜ん・・」
「クラウドさんはお母さん似なんですか?」
「ああ。」
「うわ〜さぞ美しい方だったんでしょうね。」
「ところで、サン。
なんで話に入ってこないんだい?」
「・・私には母親なんて居ないの。」
「「「?」」」
「私の母親は死んだわ。
私に残されたのはこのペンダントだけよ。」
「そ、そんな冷静に語ることですか?」
「もう終わったことなのよ。
もう取り戻せないの。
私の母親は死んだ。
もう肉親は居ないのよ」
「で、でも・・父親は?」
「父親?ああ、あの私達を捨てたクズか。」
「「「・・・」」」
「私達は捨てられたのよ。
もう必要ない って。
アイツは裏切ったのよ。」
「サン・・・」
「あんな奴が肉親だと思うだけでムカつく。
あんな奴居なければよかったのよ。
まあ、もう死んだけど。」
「サン」
クラウドが話しかけてくる。
「何?
同情はいらないわよ。」
「同情じゃねえよ。」
「じゃあ何?」
「俺の両親も死んだんだ。
闇に光を奪われたんだ。」
「・・・!」
クラウドは真剣な瞳でこちらを見る。
まるで私の考えていることすべてを見透かすように。
「だからお前の辛さはよく分かる。
そんな風に言ってても、本当は寂しいってことを。
悲しい。ってことを---------------」
・・・・どうして。
どうしてそんな瞳でこっちを見るの。
どうして貴方は私の心を揺さぶるの。
初めて会った時から感じるこの気持ちは何?
モヤモヤしてて、霧が晴れない。
でもクラウドと居るとあったかい気持ちになるの。
冷たい、凍った心の氷が溶けていくように。
「うう・・」
あれ?
「ぅう・・ッ」
なんで---------なんで涙が出るの。
涙は頬を伝い、落ちて、地面へ染み込んだ。
「本当は淋しいの。
なんで居ないの。
私にはなんで両親が居ないの。」
クラウドには答えられないって分かってるのに、私は訊く。
「それも運命だ。
お前の両親が居たら、俺らとお前は出会わなかったかもしれないぞ。」
「うん・・・」
「な?
だから沢山泣いて、そんで新しい未来を探せ。」
「うん、うん・・」
こうやって---------私はいつしか眠ってしまった。
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