二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【石榴とレゾンデートル.】 銀魂
日時: 2011/05/30 00:35
名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

                
         
 
始めまして(?)いやお久しぶりですの方もいらっしゃるでしょうが、
作者の如月葵きさらぎあおいと申します\(・ω・`)/
銀魂で現代トリップ!です。中学2年生の腹黒青春真っ盛りな主人公が色々やらかします。
読んで爽やかな気分になれるような小説を目指しております。
飽くまで「目指してる」ですけどね。(さっき腹黒とか言わなかったっけ?アレー?)
 
ちゅーわけで結構本編はグダグダ。なんだかよく分かりません。自分でも。
           
           
 

◇Attention
 
パラレル&トリップ。苦手な方はブラウザバック!
キャラ崩壊イメージ崩壊むしろ世界観崩壊。
稀に更新がストップ。作者が精神的にブラックアウト。
文章力?何それ美味しいの?(ry
カッコつけて英語とか使ってるけど作者の英語能力は10段階の5なので期待すると駄目。

                 
◆Contents

00 【いつだって非日常なんてエンターテイメント】
 >>2 >>4
01 【きれいなものだけ見ながら生きていこうだなんて】
 >>9 >>9
02 【ブラザーコンプレックス、略してブラコン】
 >>9 >>9
03 【怖い話聞いた後の押入れとかテレビの横の隙間の恐ろしさは半端じゃない】
 >>9 >>9
04 【類は友を呼ぶ】
   >>9 >>9
   
 
◇Character
 
長編主人公・オリキャラ設定は>>1
短編固定主人公は説明ナシ



◆Last update
 
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Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.9 )
日時: 2011/06/26 15:29
名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode




01 【きれいなものだけ見ながら生きていこうだなんて】






少なくとも、汚いとか綺麗だとかそんなの全部見てきたし、ちょっとばかしわからない事もあるけれど大抵は世間の善し悪しもわかっているものだと思っていた。大人から常識を教えられて、選択すべきことも信じるべきことも1択で教えられた。それを疑おうともしなかったし、それが真である、という根に基づいて考えていた。結論から言うと、浅はかだったのだ。ただそれしか信じる物がなかったからそうしただけであることに、わたしは、そんな簡単なことに気が付いていなかったのだ。


 
「アルバイト募集。年齢問わず。自給750〜900円。業務時間午前9時から午後7時。待遇昇給有、昼食付き、バイク通勤可。主な仕事は事務等。万事屋銀ちゃん。」
 
今にも食い破りそうな勢いで見つめ続ける。安っぽいコピー用紙に黒のマジックペンで荒く書かれた社員募集の張り紙だった。ある日を堺にぽつんと2階のシャッターに貼られた白い紙を、何の気なしにぶらぶらと歩いているうち発見してしまったのだ。ただし、だ。わたしはまず働けるのだろうか?履歴書?事務?残念な頭しか持ち合わせていないわたしが?例えるのも恐ろしい。
ただ幸運な事も多い。まず、上の階の方とは一応「お知り合い」というコネを持っている。お知り合いというよりは一方的に家を破壊しただけなのでいささか迷惑だが。お登勢さんの職場とも近くまさに顔見知りホールド。賃金が得られればあわよくばアパート・・・いやいやそんなのあるの?いやちがう、お世話になっている分あのクソバ・・・お登勢さんに食費や光熱費を払えるという利点が出来る。しかもあのクソババアに扱き使われなくても毛ほども問題が無くなる!
 
よし、ここは下の階に引っ越してきた市ノ瀬ですけど作戦で行こう。従業員居るらしいから多分坂田さんよりそっち出るよね。あらお知り合いなんですかと言われたらもうオールオーケーだ!
  
ドアの前でスタンバイ。準備OK?よし大丈夫吸って吸って吐く!すーすーはーすーすーはー。
勢いよくドアを開く。景気の良い音に余所行き笑いを浮かべながら。元気な声で。
「すみませーん!社員募集の張り紙見て来た市ノ瀬ですけどー!」
    
 



Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.10 )
日時: 2011/05/15 12:51
名前: カンナ (ID: rUdZBSEz)

初めまして。

わぁお!トリップですか!

私も銀魂でトリップ書いてます。良かったら、見て下さい〜。

Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.11 )
日時: 2011/05/17 07:51
名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode


カンナ さま

こちらこそ初めまして。
トリップですよ、と言うか書けそうなのがトリップ以外に無い感じだったので((
カンナさまも小説書いてらっしゃるんですね!いやはや銀魂が愛されてて嬉しいです^^
コメント有難うございました*

Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.12 )
日時: 2011/05/18 18:28
名前: カンナ (ID: n./ST4vL)

>>如月葵さん

ははは、そうだったんですかー!

いえいえ、こちらこそ…

タメで良いですよ!!

Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.13 )
日時: 2011/06/29 16:05
名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode





目の前に現れた突如現れた巨大な白い物体と顔を見合わせて、目を数回ぱちくり。それが済んでから目を服の裾で擦った。それでも尚白い物体が消えないので素早いスピードでこすり続けているのだ。目が痛いとか関係なく。嘘ごめんやっぱ痛いわ。





わん!と可愛らしくひと吠え。その声からやっと生き物だと理解して、その後犬だという認識が付いて来た。あれ、視力大丈夫?むしろわたし大丈夫?自身の知っている犬という生物は、少なくとも鳴き声だけで地面がびりびり揺れないはずだ。……そのはず。瞬間、視界が白に覆われたと思うと次に瞼を開けた時に黒に変わる。目の奥がちかちか、綺麗な星が舞う。そういえば前にもこんなことあったような。あれこれなんんてデジャヴ?
 
 
「定春ーッ!」

叫び声が上がる。キンキンと頭の中で鳴り響いたソプラノは、勢いよく増すどたばたとした足音と共に耳へ突っ込んできた。
 
「ちょ、痛い痛い痛い!待って勢い余って頭粉砕されそうってあああ引っ張らないで!毛根が根こそぎ持ってかれる誰か助けてえ!」
「定春!やめるアル!それは餌じゃないヨ!そんなもん食ったらお腹壊すアル!」

「お腹壊すとかそういう問題じゃねえよ!!」


頭をがっぽり噛まれて顎で振り回される。仕舞いには頭の上の方からだらだら生暖かい液体が垂れてきて意識も遠くなってきた。命の危機にあったことは多分人生の中で無かったけど(言うなれば自転車ですっ飛んだ事くらい)わたし始めて死ぬんじゃなかろうかと本気で思う。

「ああああああ頭蓋が頭蓋があああ!」

視界の揺らぐ中オレンジ色の左右団子に編んだ見覚えのある髪を見つける。生憎顔の検討はつかないし全身の血液が遠心力で手足に集まって来ているのでかなり気分が悪い。いきなりハンマー投げの如くコンクリートの壁に吹き飛ばされたらしいわたしは、反論する余地もなく意識は途絶えた。と言うか、途絶えた。(精神的にも)




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