二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボカロ自主解釈小説
日時: 2011/04/19 22:14
名前: 翠音レン ◆E8UssQ73WA (ID: lwSl4BGO)
参照: 元小6

他の小説書いてるけど,まずはこっちを優先させます。

元小6です。
おはこんにばんわ((なげぇ

ボカロの小説は二つ書いてるけど一つロックしています。
スランプって奴です。
他に有るけど思いつき次第更新します。

まぁ,楽しんで頂ければ私はそれで良いと思っています。
あと荒らし・チェンメ目的の方はブラウザーバックを連打することをお勧めします。

それではお楽しみ下さい。

〜〜目次〜〜

1:初音ミクの終焉
2:ダブルラリアット
3:黄燐の炎
4:ローリンガール
5:
6:
7:
8:
9:
10:

書いていない部分は未定。
@は完結です。

Page:1



Re: ボカロ自主解釈小説 ( No.1 )
日時: 2011/04/19 22:24
名前: 翠音レン ◆E8UssQ73WA (ID: lwSl4BGO)
参照: 元小6

「ねぇマスター。何処行くんですか??」

ミクはネギをかじりながらマスターに問う。
最近マスターは出掛けてばかりだ。

「森だよ。ミクも一緒に行くんだ。」

「あぁ!森ですか。森…ですか…。私も一緒に…??」
「さぁ,早く行こう。」

マスターは私の手首を掴み走る。


有る程度の時間が経った時には私は森の入り口に居た。


「さぁ,行こう。森の中へ。」


私は拒む術もなかった。


置くまで行くと……




















          集積場だった。

Re: ボカロ自主解釈小説 ( No.2 )
日時: 2011/04/19 22:32
名前: 翠音レン ◆E8UssQ73WA (ID: lwSl4BGO)
参照: 元小6

ミクは集積場を見て声も出ない。

「ごめん…ミクッ!!」

彼はミクに拳を入れると何処かに走り去ってしまった。





マ…ス………タ…ー
    ド…ウシ………テ??
ダメ…イ……シ…キガ…



私は目を覚ました。






「ここって…」




さっき居た集積場だ。

「この子…あっ!」

この人形化とした子は,かつてミクの憧れだった。


「なんで…??」




周りの人形達はミクを見て泣いているようにも見えた。

まるで哀れんでいるように。

Re: ボカロ自主解釈小説 ( No.3 )
日時: 2011/04/21 20:43
名前: 翠音レン ◆E8UssQ73WA (ID: lwSl4BGO)
参照: 元小6

大好きだった音楽や懐かしい音楽。
生まれては消えてゆく。

私も,もうその真ん中なのかもしれない。

そして新しさを失くす。



「…っ!!」

自分の手の甲に爪を立ててみる。

芽生えちゃった感情は…




押し殺しちゃおうか。



私はただの人形に戻るだけ。






森の奥で捨てられて…

どうにかなっちゃいそう。

私にも良く分からない。

「どうせ人形ウタイタイだったもの…」




動かないソレ(あの子達)はかつて愛されていたのに…





マスターに捨てられ感情を押し殺しちゃって。

「ネェ…ドウシテ…??」

Re: ボカロ自主解釈小説 ( No.4 )
日時: 2011/04/21 20:46
名前: 翠音レン ◆E8UssQ73WA (ID: lwSl4BGO)
参照: 元小6

もうそろそろ限界に近づいている。

視界もぼやけて見える。
音はもう何も聞こえなくなった。

「あの頃に戻りたい…」

ただ朽ち行く歌姫をあんなにもてはやしていたのに…

「最初から
   分かってたなら…












           生まれてこなければ良かった。」

その方が幸せだったかもね。

Re: ボカロ自主解釈小説 ( No.5 )
日時: 2011/04/21 21:02
名前: 翠音レン ◆E8UssQ73WA (ID: lwSl4BGO)
参照: 元小6

錆びたギターの弦や折れた基盤…

直せば使えるし弦だって張り替えられる…
でももう無理なのかな…

最初からココに来るって知ってたけど…
今の私はココに来るのを拒んでいたかもしれない。

森の木の葉が真ん中を空けている。
そこから見える青空。

だけど…だけど…


「マダ…ウタイタイ…カッタ………。」

こんな言葉が自然に零れる。

同時に涙も零れてきた。
地面に倒れた僕。

「セカイニ…■■サレル…」

言葉はもう何を言っているのか分からなくなっていた。









時間や視界も,分からなくなって見えなくなった。


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