二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- BLEACH —黄金の楼閣— オリキャラ募集
- 日時: 2011/05/10 00:29
- 名前: song♪ (ID: uHvuoXS8)
『song』改め『song♪』です!
昔々……だいたい2年くらい前に『小説カキコ』にうpした小説があったそうな。ある日、サイトのバグにより多くの作品と共に永遠に消去されてしまたそうな……それがその小説の一つです。あの時は返信が400コメ越えてましたからそりゃあショックでしたよ。
ってなわけで、2年ぶりに『BLEACH —黄金の楼閣— 』を描き直したいと思います! 時間軸は虚圏編の少し前。藍染が一護達と闘う少し前ですね。
あと、オリキャラも募集します。藍染・市丸・東仙が居なくなった代わりの隊長をお待ちしておりマス。
・名前
・性別
・体型(キャラが起つ極端な体型が好ましいです)
・斬魄刀の名前、能力
・卍解時の名前、能力
・その他
ではでは〜お願いしまーす❤
- Re: BLEACH —黄金の楼閣— ( No.1 )
- 日時: 2011/04/23 03:42
- 名前: song♪ (ID: uHvuoXS8)
BLEACH 1 Elder statesman girl
***
もう秋も終わろうとする頃。瀞霊廷の中央四十六室で一人の少女がぽつんとつっ立っていた。藍色の長い髪を後ろで一つにまとめ、清い着物で身を包んでいる。
彼女は何をするでもなく、ただその部屋の豪勢な装飾や内装に見入っているのだ。
「おや……」
すると、一人の老人の声が。彼は杖をつきながらゆっくりと少女に近づく。
「……」
しかし、少女は何も答えない。いや、その目に老人は映っていなかった。
「ここは瀞霊廷の最高司法・中央四十六室。罪人を裁くこの部屋のどこに見入られた?」
老人は笑顔で少女に問う。
「……上」
ようやく、少女は口を開くと天井を指さして言う。
「上? ……ほぉ、これは気付かんかった」
少女の声に老人は初めて四十六室の天井を見上げたようだ。天井には大きく力強い不動明王像が描かれていた。
「……凄い」
少女は目を見開いて、まるで明王像と対話しているかのように見つめている。
「よっぽど。この御絵が気に入ったようじゃな……いつまでも眺めていなさい」
優しく、老人は少女の頭をなでた。すると——
「触んないでッ!!! せくはらで訴えるわよッ!!!」
さっきまでとは打って変わって、少女は老人を睨みつけるように鋭い目つきになる。
「ひょっ!?」
老人もこれには拍子抜けした。
「私は彼の名高い『三条家』の第四十五代当主・三条 局(さんじょう つぼね)よ! 気安く触んないで!」
局と名乗る少女はこぶしを強く握りしめて叫んだ。
「三条……なるほど、ではお主が——」
「そうよ! この新しい中央四十六室裁判官六号・三条 局よ! 」
「気丈な小娘よのぉ……」
しかし、その名高い三条の娘を老人は小娘呼ばわりする。
「こ、小娘ですって!? アンタ私を誰だと……! アンタこそ誰よッ!!!」
局は若干興奮気味になってしまった。
「……やれやれ落ち着きないのぉ。儂は四鳳院 白籠(しほういん はくろう)。中央四十六室の室長じゃよ」
「へ?」
局は面喰った。
「ほっほ」
白籠はにっこりと局に微笑む。
「もももも、申し訳ありません!!!」
局は中央四十六室に着任早々、一番のお偉いさんに無礼を働いてしまった。顔面真っ青だ。
「なぁに、気にするほどのことではないぞ? 儂もここに就いてやれ室長じゃと騒がれて少し疲れた……お譲ちゃんのようなにぎやかな者が居てくれた方が儂は余韻が下がる心地じゃよ」
「そ、そういうものですか? 」
「あぁ」
白籠の優しい言葉に少しほっとする局。
「中央四十六室の室長って言うから、もっとお堅い頑固ジジイかと思ってました」
「ほっほ。頑固ジジイとは言うたもんじゃ。しかし、この印象だけは拭えんようじゃな。罪など犯す者が少なければこういうことにもならんかったじゃろうに……」
白籠は少しもの寂しげにもう一度明王像を見上げた。
「瀞霊廷ではそんなに法を犯す死神がいるのですか?」
何気なく局は白籠に尋ねた。
「……それは、いるともいないとも言える。ただ——」
「緊急事態!!! 」
白籠が言うか否かのその時、黒死蝶がひらりと2人の間をすり抜けた。
「緊急事態!!! 緊急事態!!! 至急一番隊聡隊長・山本元柳斎重國様に伝令!!! 地下監獄最下層・第8監獄『無間』より、第特級囚人・呉 黒一(ウ・ヘンイー)が脱走しました!!!」
黒い蝶にその伝令は載せられ、瞬く間に瀞霊廷中に響き渡った。伝令から一刻も経たずに、隊長達は一番隊の隊舎に集まっていた。
「事態は火急である。瀞霊廷内に潜む呉 黒一を捕えろ!!! 」
元柳斎の重い言霊に乗せられ、無数の死神達は徹底的に彼の人物を探す。
「奴は地上に解き放ってはいかん化け物じゃ! 生殺は問わん!」
いつになく元柳斎の目は血走っていた。
「どうやら……また事件がおきたようじゃ」
白籠は目を閉じてこの世とあの世の安息を願う
***
九月末。文化祭や体育祭など、行事が目白押しかった季節は終わりを迎え、しばし学校は穏やかになった。しかしその一方で俺は——
「何でこう毎日毎日出てきやがるんだ! コイツらは!!! 」
黒崎 一護は斬月を手に飛び交う虚をなぎ払っていた。
「嫌ならボクに任せて勉強でもしてたらどうだ。前期の期末試験、相当デキが悪かったらしいじゃないか」
一護をあざ笑うかのように石田 雨竜は無数の蒼白の矢を虚に穿つ。
「夏休みは勉強どころじゃなかっただろッ! それにまだ中の上だ!」
そう言い終わる頃にはだいたいの虚はかたずいていた。
「フン……夏休み勉強しないくらいで成績が下がるとは、キミの頭はその程度か」
「ンだと石田コラァッ!!!」
とうとう一護は切先を石田に向けた。
「丁度いい! この際白黒はっきり付けようじゃないか!」
石田も乗り気だ。と、その時——
「ゴアィァァッ!!!」
巨大虚が強烈な霊圧を放って石田に襲いかかる。
「何ッ!?」
とっさに石田は大地を蹴って避けた。
「なんだコイツ……普通の虚よりもデカいな」
「巨大虚(ヒュージ・ホロゥ)だ。覚えておけ。この手の虚が折り重なって大虚(メノス)みたいな化け物が出来る」
石田は巨大虚の攻撃をかわしながら銀筒に霊圧を拾う。
「あぁ……ルキアもそんなこと言ってたな」
「さぁお喋りは終いだ!
『大気の戦陣を杯に受けよ』 聖噬(ハイゼン)!!! 」
石田の8つの銀筒が巨大虚をも包み込む大きな結界を造り出した。
「ガァァア!!!」
結界の中で暴れる虚。しかし——
「無駄だよ。お前ごときじゃとても破れる代物じゃないさ」
得意げに石田は言う。
「おらぁ! 石田避けろ!」
上空から一護の声が聞こえる。
「え?」
見上げて面喰う石田。
「おおぉぉお!」
一護の斬月は聖噬の結界ごと虚の脳天から真っ二つ。
「危ないだろ!!! 黒崎!!!」
石田はと言えば、紙一重で避けてころんでいた
「いーじゃねーかよ。死ななかったんだし」
「そういうセリフを軽く言うんじゃない!」
2人は胸ぐらを掴み、触発状態。
「だいたいてめぇ滅却師の能力は消えたんじゃなかったのかよ。なんなんだよその筒」
一護は石田を突き放し、自分の身体に戻る。
「銀筒さ。かつて霊視しかできなかった滅却師のための戦闘方法だ。今のボクにおあつらえ向きというわけさ。やり方によっちゃ、矢だって造れる」
まだ闘えるという実感を石田はひしひしと感じていた。しかし一護は——
「早く学校戻らねぇとなー」
「聞く気ないなら質問するんじゃない!」
授業を抜け出して彼らは虚退治に来ていた。駆け足で学校へ走る2人はなんだかんだでいいコンビだ。
「やれやれ……」
- Re: BLEACH —黄金の楼閣— ( No.2 )
- 日時: 2011/05/07 20:44
- 名前: songツ・ソス (ID: uHvuoXS8)
***
さて、学校へ戻った黒崎 一護と石田 雨竜は放課後、職員室で思いっきり越智担任にグーで殴られた。
「いってぇ!」
黒崎と石田は頬の痛みに悶えた。
「お前ら、いくつだ? 何歳だ? もう高校生だろ! 半分大人だろ! 」
越智サン今日はいつになく真剣に叱る。
「何だよ急に……突然抜け出すなんて今までしょっちゅうあったろ?」
バキッ
良い音がした。
「ちょっと来い!」
すると、越智先生は人気の無い生徒指導室に2人を連れた。
「一体、何でしょう……? わざわざこんな所で」
石田は若干緊張しているよう。
「お前達……私が何も知らないとでも思ってるのか?」
突然のカミングアウトに2人の目の色が変わった。
「お前達があんまり大出を切って校舎の外へ出ていくから、実は今日、学校に無許可で前達を尾けてしまった」
「えぇ!?」
「そして影から見えたのは 一人で踊りながら叫ぶ石田に地面に耳をこすりつけたままピクリともしない黒崎……」
越智先生の業が煮えている。
「いや……あの、それはですね」
石田は必死で弁解しようと試みるが、何と言えばいいのか流石に浮かばない。
「2人の趣味に口出す気はないが……教頭になんと説明すればいいのやら」
越智担任は頭をかかえながら椅子に座った。
「いや、待ってくれよ越智サン。これには深い訳が……」
黒崎も両頬をさすりさがら言う。と、その時——
「……まったく、何をやっておるのだお前たちは」
聞き覚えのある憂いた声。
一護はその声のする方へ首をひねった。
「……ルキア」
気付けば校舎の窓枠に制服姿のルキアが立っていた。
「久しぶりだな、一護!」
ルキアは微笑み、床に飛び降りた。
「知り合いか? 黒崎」
越智先生は少し驚いたふうに聞く。
「あぁコイツは……」
と、一護は答えようとしたが……
ボンッ
突然発生した白い煙と共に越智先生は床に倒れた。
「だ、大丈夫ですか先生!」
石田は突然倒れた先生を抱えて言う。
「心配するな。寝ているだけだ」
「お前それは……」
呆れて一護は言う。
「うむ。記憶置換機だ!」
***
結局、越智先生は生徒指導室で寝かせて、その隙に俺達は帰ることにした。
「んで、なんでまた現世に来たんだよ」
「何だ、せっかく来てやったと言うのに……嬉しくないのか?」
「テメーが現世にやって来て俺にいいことあったかよ」
死神になったその日から、一護は記憶をたどった。虚に殺されかけ、死神に殺されかけ、浦原に殺されかけ、そしてまた死神に殺されかけたのだ。
「なんだ? いいコトして欲しいのか?」
ルキアは不敵な笑みを浮かべ、言う。
「……お前この小説消去されたいのか?」
「メタ発言はその辺にして……朽木さん、何か用があって現世にきたんじゃいのかい? 」
石田は一護とルキアの会話に収拾をつけた。
「うむ。しかし、まぁ急く話でもないのだ。一護の部屋でゆるりと話してやる」
ルキアは腕を組み、一護と石田の少し前を歩く。
「何だろう……急に現世に来たりするから大事でも起きたのかと思ったけど」
石田の言うとおり、ルキアはこれと言って平常だった。
「あぁ……っておい!!! ルキア! お前俺ン家来る気かよ!!!」
一護は急いでルキアに駆け寄った。
「なんだ? 何か不都合でもあるというのか?」
ルキアは振り返って一護を湿った目で見つめる。
「まぁいいじゃないか黒崎。親父さんはきっと喜ぶぞ?」
石田は一護の肩をポンと叩き、眼鏡の鼻緒を指で押し上げた。
「喜ばれたくねぇよ!!! 」
- Re: BLEACH —黄金の楼閣— オリキャラ募集 ( No.3 )
- 日時: 2011/05/10 12:27
- 名前: アヤカ (ID: dbJJzbL6)
お久しぶりです!
覚えてますか?
もう2年だなんて、本当早いですよね……
この小説続き楽しみにしてましたので、復活、心の底からお祝い申し上げます!
- Re: BLEACH —黄金の楼閣— オリキャラ募集 ( No.4 )
- 日時: 2011/05/10 13:39
- 名前: song♪ (ID: uHvuoXS8)
コメントありがとうございます!
内容も半分くらいしか覚えてないので、別の作品と思って読んでいただくほうがいいかもしれませんね。
せっかくオリキャラとかもつくってもらったのに、まるで覚えてませんし……何かいい案があったらどんどんコメしてくださいね♪
- Re: BLEACH —黄金の楼閣— オリキャラ募集 ( No.5 )
- 日時: 2011/05/15 10:37
- 名前: 霧火 (ID: 5kx3QSMp)
はじめまして、霧火と言います。
オリキャラ投稿していいですか?
・名前【暁 朔(あかつき はじめ)】
・性別【女】
・体型【乱菊ほどではないが胸がかなり大きい。ただ身長が145㎝とかなり小さいため
目の前に居るのに気付いてもらえない事が多い。ちなみに体重は36㎏ほど。】
・斬魄刀の名前【水鳳(すいほう)】
能力
【解放と共に刃が青く透き通った水のベールで覆われ、刀身に鳳凰の絵が浮かび上がる。
振り下ろすと速くて追尾機能がある、殺傷能力が高い水で出来た無数の羽根を放つ。
直接攻撃すると相手の体の中の水分を吸収し刀の力を増加、
相手の動きや判断力を遅くしたりする能力も持つ。
その美しさから尸魂界で2番目に美しい斬魄刀と言われている。
解号は「潤し羽撃け『水鳳』(うるおし はばたけ『〜』)】
・卍解時の名前【夢幻水鳳(むげんすいほう)】
能力
【解放と共に羽衣を纏った巨大な水の鳥を召喚する。
大気中の水分を全て意のままに操る事ができ、その水分で更に巨大化・強くなる事も可能。
幻を見せる紫色の雨や敵の体の中の水分や体力を奪う赤い雨、
逆に傷を癒す恵みの雨など、特殊な雨を範囲を決めて降らす事が出来る。
他には水から燕サイズの小さな分身を無限に作り出す。
分身は敵に攻撃されるか体に当たると爆発する。
巨大な翼の羽撃きは竜巻をも巻き起こす。
水の体だが、たとえ凍らされてもその氷を直ぐさま水に変え、
自身の力へと変えられる。
斬られても水で直ぐに再生して倒される事はないが、
唯一 山本元柳斎唯の斬魄刀が繰り出す炎ぐらいの強い業火が弱点。
あまりに強力な能力のため、代償として卍解している間は体力の消耗が激しい。】
・その他
【九番隊の隊長に任命される。
容姿は背中まである黒髪に藍色の瞳で、髪の一束を三つ編みにしている。
隊長服は普通に着こなしているが胸にはさらしを巻いている。
右手首にガラスで出来た綺麗な数珠を付けている。
付けている数珠は実は霊力制御道具で、壊れる事はない。
数珠の中に溜まっている水は形を変えた霊力そのもので
霊力を解放すると中の水は消える。本人の意思で溜めたり使ったり出来る。
(玉の数は全部で7個あり、全て水が溜まっているので
普段は本来の3割程度の力しか出していない)
性格は明るく素直で部下想い、フレンドリーだけどちょっと照れ屋。
上下関係を気にしないタイプで、どんな人とも友達のように接する。
しかし照れ屋のため、からかわれて真っ赤にさせられる事も多い。
大人しそうな外見からは想像できないくらい活発で力持ち、
その細い腕から放たれる剣はとても速くて重く、剣の腕はかなりのもの。
剣術以外に武術や鬼道を得意とし、その実力は達人級で刀を抜かなくてもかなり強い。
相手の本当の気持ちを言い当てたり嘘を見破るなど、洞察力等に優れている。
年が近くて(身長も低い)同じ隊長の日番谷に強い親近感を抱いている。
斬魄刀の影響か鳥と仲良しで、鳥の言葉が分かる。】
・過去
【上級貴族の出身だが幼いながらにケタ外れな強い霊力を
持っていたという理由だけで屋敷の者達から恐れられ、差別を受ける。
そして化け物扱いされた挙げ句、屋敷の地下の牢に幽閉されていた。
数十年後、監視の目を盗んでなんとか鬼道を使って脱出するが
脱出したその夜に何者かの手によって屋敷の者達が全て殺され、
自分が暁家唯一の生き残りとなる。
その後は死神になる道を選び真央霊術院へ通い目立たないように
霊力を極端に数珠で抑えながら勉学に励み、暁家復興に向け1人奮闘していた。
上下関係を気にせず、誰に対しても友達のように接する性格は
自分の過去から差別そのものを嫌っているからと、
数珠で常に霊力を抑えているのは自分の力を恐れて人が
離れていってしまうのが恐いから、というのが理由である。】
サンプルボイス
「わ、私ちっこくなんかないよ!」
「ここ、ここ!目の前にいるからー!」
「呼び方は…《修兵さん》?それとも《修ちゃん》って呼んだ方が良いかな?」
「誰かの代わりでも構わない。必要とされてる、それだけで私は幸せだよ(ニコッ」
「私は誰かを傷つける為だけに刀を振るうんじゃない。大切な仲間を護る為に刀を振るうんだ」
「私の大切な友達を…隊の皆を傷つける人は許さない!!」
追記:【過去】の欄と、サンプルボイスを2つ追加しました
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