二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 僕は孤独の蝶【D灰】
- 日時: 2011/04/23 12:22
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)
どうも!なんでもありの存在(デュラララ小説)で
宣言したとおり、過去スレの新規投稿です!
自分でお気に入りの過去スレをあと1個か2個新規投稿する気なので
読んでくれると嬉しいです!
注意
・荒らし系とかマジ勘弁
・私のことが嫌いな人ブラウザバック
・オリキャラが出ます。嫌な人はブラウz(ry
・少し酷い表現や言動があります。嫌なひとh(ry
・オリキャラは募集しません
・捏造めっちゃ入ってます。ものすごくご注意ください。
過去スレの文をそのまま貼り付けますが、
誤字脱字などがあったので1部修正しようと思います!
プロローグなし・オリキャラ設定ありです!
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- Re: 僕は孤独の蝶【D灰】 ( No.1 )
- 日時: 2011/04/23 12:26
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)
オリキャラ
【名前】麻井 真壷(あさい まこ)
【性別】♀
【年齢】18歳
【性格】残酷で冷徹・ドS
【容姿】茶髪のショートで瞳は赤・美人で常に目を殺している、腕に『裏切り者』と刃物で刻まれていてずっと消えないくらい傷が酷
黒の教団に入ったときから男装をしていて黒髪のカツラ・瞳はそのまま。
【イノセンス】鎖鎌
【趣味】昼寝・射的・絵を描くこと・男装
【嫌いなもの】猫
追加設定
ラビとは小さい頃からの知り合い。
なのでラビにだけほんの少し心を開いている。
あとキャーキャー叫ぶ女が嫌い。
アレンに嫌われているのを少し気にしている。
紅茶が大好き、ILOVEクッキー
- Re: 僕は孤独の蝶【D灰】 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/23 12:28
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)
第一話
「もう疲れた」
そう呟いて蹲る黒髪の少年が1人。
「もうすぐでホームさ、ほら立て」
そう言って黒髪の少年を立たせる赤髪の少年が1人。
彼らは小さい頃からの知り合いである。
というか赤髪の少年が黒髪の少年の事情に首を突っ込んだので知り合いになってしまった。
そんな彼らは今、任務の帰りであともう少しで帰るべき場所につくのに
黒髪の少年が疲れたとだだを捏ねているのである。
「眠い・・・」
「ホーム帰ってから寝ればいいさ」
「ラビ、動きたくないからおんぶ」
「あいよ」
よいしょっと言う言葉がラビと呼ばれた赤髪の少年の口から聞こえてきた。
黒髪の少年はラビの背中で眠そうに、重い目蓋を懸命に、上へ上へと持ち上げていた。
「真壷、まだ起きてるか〜?」
「起きてるよ・・・」
真壷と呼ばれた黒髪の少年は目を頑張って開きながら言った。
ラビは真壷の顔を覗いてみた。
しかし真壷は起きてると言ったその5秒後に寝てしまったのだ。
「まったく、本当にでっけぇ赤ちゃんさ」
彼らの帰るべき場所、エクソシストの本部。
だが、真壷はそこがそんなに好きではない。いるのは他に仕事がなかったから。
仕事がなかったら生きていけないから仕方なく入った。
ある意味強制といってもよいが。
エクソシストなんて仕事は武器がなかったら出来ない。
エクソシストが嫌になったら真壷は自分のイノセンスを壊そうと思っている。
そうしないと辞めれるものも辞めれない。彼はそう決心している。
「ほら着いたさ、真壷降りろ」
「・・ん、分かった」
ストンと華麗に着地。そして自分の部屋に戻っていった。
ラビは数分して自分も部屋に戻ろうと歩き出した時
「ラビ!!帰ってきたんですか!おかえりなさい!!」
と白髪の少年に引き止められた。
「おう!アレンただいまさ」
アレンと呼ばれた白髪の少年は笑顔でラビに近寄る。
そしてラビははっとしたように思い出して、アレンに尋ねた。
「そういや真壷にも言ったか?おかえりって」
「・・・・」
アレンから沈黙が返ってくる。そうやら言ってないようだ。
「言ってないのか?」
「言うわけないでしょ、あんな人に」
「あんな人ってアレン、真壷に対する態度がユウより酷いさ」
「そりゃ、当たり前でしょう!!あんな態度されたら!!」
アレンがそう言ってるとラビがボソッと呟いた。
「しょうがないさ、あの傷見られるのが怖いから」
切ない顔でラビが言った。アレンはえっ?と言って聞いた。
「さぁ、アレン!!ジェリーのところにいって飯食おうぜ!!」
「えっ・・・・あ、はい!!」
アレンはラビが呟いた言葉が気になった。
- Re: 僕は孤独の蝶【D灰】 ( No.3 )
- 日時: 2011/04/23 12:29
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)
第二話
ツインテールの少女はある謎に激突していた。
ツインテールの少女やアレン、彼女の兄が目撃した謎。
その謎とは、夜になると時々茶髪のショートヘアーの美女が風呂に向かって歩いていくのだ。
ツインテールの少女は話しかけようと多々思ったが、美女の雰囲気がそれを許さなかった。
「ラビ!!早くいきましょう!!」
アレンの声が聞こえてきた。ツインテールの少女はアレンに近づいた。
「アレン君!」
「リナリー!今からラビとご飯を食べに行くんですけど一緒に行きませんか?」
「ええ!」
リナリーと呼ばれたツインテールの少女は笑顔で頷いた。
「ラビは何食べるんですか?」
「適当に食べるさ」
そんな会話が続いている中、リナリーが足を止めて口を開いた。
「そう言えば、アレン君あの綺麗な女の人の話なんだけど・・・」
ラビはその話に反応した。そしてアレンは眉間にしわを寄せて口を開いた。
「あの人ですか・・・僕も話したことないんですよね」
「その綺麗な女の人ってどんな人さ(キラキラ」
「あれ?ラビ知らないの?」
「知らないさ、リナリー詳しく教えてくれ」
「ええ、その人は茶髪のショートヘアーで夜にお風呂へ向かって歩いているのをよく見かけるの」
ラビは茶髪のショートヘアーと聞いた直後テンションが下がり、
そして夜に風呂に向かって歩いていると聞いたらテンションが0になった。
「なーんだ、俺ソイツ知ってるさ」
ラビから生気が抜けた声で言った。
「ええっ!!」
「ラビ、知ってるの!?」
驚きを隠せない2人がラビと尋ねる。
「知ってるも何もだってあれはm(ハッ」
「どうしたんですか?」
「やっぱ言えねぇさ、殺されるのがオチだし」
「教えてくださいよ!!」
ラビはアレンに向かって指を指した。
「多分、アイツは正体ばれたら自分のイノセンス壊してまでやってエクソシストやめるさ」
そしてラビは瞳を真剣にアレンに向けた。
「それでもいいのか?」
「えっ・・・それは困りますね・・・」
「なっ?だからアイツの正体は探らねぇほうがいいさ」
と言ってニカッと笑う。そしてジェリーのところに向かうため歩き出した。
リナリーはラビの言った言葉がその美女のことを
なんでも知っているような口調がなぜか気になった。
「ジェリーさん!!今日もお願いします!!」
「は〜い、何でも頼んでね〜v」
「じゃあ遠慮なく!えっと今日はぁ・・・」
そう言いかけて、一面に広がる席の列を見る。
そこにはアレンが誰よりも大嫌いな少年が座っていた。
「おっ!真壷!!お前部屋に篭ってたんじゃなかったのか!」
ラビは馴れ馴れしく話しかける。アレンはそれが気に食わなかった。
- Re: 僕は孤独の蝶【D灰】 ( No.4 )
- 日時: 2011/04/23 12:30
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)
第三話
「ラビ、君は僕のことを引き篭もりだと思ってるのかい?」
「あっバレた?」
「あっバレた?じゃない」
死んだ目をラビに向けてつまらなそうに話す真壷。
アレンは真壷を睨んだ。リナリーは心配そうにアレンを見つめる。
「ラビ、あの白いの睨んでくるんだけど」
「しょうがないさ、アレンお前のこと大っ嫌いらしいからさ」
「嫌われるようにわざと感じ悪くしたけど、やりすぎたのかもしれん」
真壷は眉間にしわを寄せて呟く。ラビはしょうがねぇなぁという感じで
「アレーンちょっと来ーい」
と大声で叫んだ。アレンはビックリして慌ててラビの元へ走っていった。
リナリーもビックリして急いでアレンのあとを追いかける。
「なんですか?ラビ」
「真壷がさぁ今まで冷たくした事謝りたいってよ」
「ラビ、僕そんな事言ってないし、どうせ謝って仲良くなっても」
そして目を伏せ、言った。
「 絶 対 に 裏 切 る 」
そしてアレンとリナリーに沈黙が走る。
ラビはあっちゃ〜という感じで額に手を乗せた。
真壷は自分が使った皿を持ってジェリーのところに何事もなかったかの方に歩き出す。
そのときアレンが叫んだ。
「どうして僕達を信じてくれないんですか!!ラビは信じてるのに!!」
真壷は面倒くさそうにアレンのほうに向き、言った。
「君が僕を信じてないから」
その数秒後、真壷の頬に痛みが走った。
同じタイミングでリナリーの手にも痛みが走った。
「真壷はいつもいつも、アレン君をいじめて楽しいの!?」
リナリーは目に涙を溜めて真壷を睨む。
真壷は自分より小さいリナリーを見下ろした。死んだ目でそして眼光が絶対入らないように。
「おいリナリー落ち着けって!!」
ラビが中に割り込む。リナリーはその場で泣き崩れる。
真壷はそれを見て呟いた。アレンとラビにしか聞こえないように。
「これだから女は・・・大っ嫌いだ」
アレンはそれを聞いた直後、何か切れた音がした。
真壷はラビに何かを言ってジェリーに皿を預け、どこかへ行ってしまった。
ラビはあぁ分かったと言ってアレンに近づいた。そしてラビの口が開いた。
「アレン・・・真壷がこれ異常アレンが自分を嫌うんだったら真壷が過去を教えてやるってよ」
アレンははっ?と思わず口から出てしまった。
「なんで僕が大嫌いな人の過去を聞かないといけないんですか?」
主に怒りが感じ取られる喋り方だった。ラビはそれに動じず、また口を開いた。
「そうしたら真壷が信じてやってもいいらしいさ、でも・・・」
「でも・・・?」
ラビは言いにくそうだった。だが深呼吸をし真剣に言った。
「話を聞いてバケモノ扱いをするんだったら、裏切ったとみて殺す・・・・だってさ」
- Re: 僕は孤独の蝶【D灰】 ( No.5 )
- 日時: 2011/04/23 12:31
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)
第四話
「殺すって・・・イノセンスはアクマを破壊するものじゃないんですか!!」
「だから真壷の過去を聞けば分かるさ」
アレンはラビ向かって大声を出した。ラビはそれに平然と答える。
「まぁ信じるも信じないのもアレン次第さね」
ラビはそう言って自室に戻っていった。
アレンは泣いてるリナリーを慰めながら彼女の自室へ向かった。
「泣き止んでください、リナリー」
「ごめんね・・・ヒック・・・アレン君・・・ヒック」
「いいんですよ、悪いのは真壷なんですから」
そう言ってリナリーに微笑むアレン。
そして再び前を見るとさっき話題になったあの美女が歩いていた。
「リナリー!!あの人」
「あっ・・・・!」
その美女はペタペタと裸足で歩いていた。
アレン達が近寄ろうとした瞬間ピタッと止まり、ラビの自室を見つめる。
そして欠伸をしながらラビの自室に入っていった。
「どうしてラビの部屋に?」
「ラビと知り合いだからだと思います」
アレンとリナリーは少し考えた。普通にラビの自室に行って美女の話を聞くか。
それとも美女がラビの自室から出てきたら話を聞くか。
2人で考えた末に出たのがラビの自室で話を聞くことになった。
「いきますよ」
そう言ってアレンがノックをした。
「誰さ?」
とラビの問いが返ってきた。
「僕とリナリーです、ラビ入ってもよろしいでしょうか?」
「アレンとリナリーか、入っていいさ」
そう言われるとアレンがドアノブに手をかける。
そしてガチャリとドアを開ける。そこにはラビとさっきの美女がいた。
その美女はどことなく誰かに似ていた。
「ラビ、この人ですよ!謎の綺麗な女の人!!」
「やっぱな、お前こんな格好で出歩くから」
「知らないよ」
冷たい態度がアレンの大嫌いな真壷に似ていた。
でも声は真壷より高く、美声だった。
赤い瞳も真壷と同じと言っても過言ではなかった。
「で、ラビ頼んだ紅茶とクッキーは?」
美女はラビに向かって言った。その目は真壷より冷たく死んでいた。
「そんな冷たい目で見るなって、ちゃんとあるから」
と軽く言い、美女に紅茶とクッキーを差し出した。
美女は静かにカップを掴み優雅に飲む。
「アレン達もいるか?」
「僕は遠慮しておきます」
「私も」
ラビはそうかと言った後美女に近寄った。
どうやらクッキーを食べるために近寄ったようだ。
美女はラビが近づいてきたら少し離れた。
ラビはつれないなという顔をして美女に訴えた。美女は知るかと目線で訴え返した。
「そういやアレン達はどうして俺の部屋に来た?」
ラビがふと疑問に思い2人に尋ねる。2人ははっとしたように目的を思い出し、アレンが言った。
「そこの女の人に用があるんです」
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