二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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探偵の方が…。①
日時: 2011/04/23 15:17
名前: エキル (ID: U9dlsVgY)

「犯人はあなただ!一つだけ聞く。何故こんな事を…。」
っと言うのはロンドン帰りの名探偵白馬探。新聞の一面はいつも彼。
「見て見て!白馬君また一面に出てるよ!」
「けっ。俺は名探偵なんかに興味を示すほど暇じゃねぇんだよ。」
新聞の一面を見て騒ぐ彼女の名は中森青子。警視庁捜査第二課警部中森銀三の娘。新聞の一面を見もしない彼の名は黒羽快斗。世界的有名マジシャン黒羽盗一の息子であり怪盗キッドでもある。
「おはよう、青子嬢。」
「あっ、おはよう白馬君。」
−イラつく…。白馬の野郎何青子と馴れ馴れしく話してんだよ。
快斗はそんな二人を見てイラついた。早くここから離れたい…っと思っても運悪く先生が来てしまった。
「俺は何で白馬にイラついてんだ…。」
そう思いながら快斗は授業を受けた。これは青子が好きな象徴なのか?全ての授業が終わって青子の席を見たらやっぱりいた。
−イラつかせる原因のもとの白馬探が…

今回はここまでです。感想をいただけましたら幸いです。

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Re: 探偵の方が…。① ( No.1 )
日時: 2011/04/24 20:57
名前: エキル (ID: U9dlsVgY)

御挨拶遅れましたが小説を書いたばかりのエキルです。初めてなのでアドバイスが欲しいです。では続きを…。

第2話すれ違いの一通のメール
「中森さん今から一緒に映画館にでも行かないかい?」
探が青子を映画館に誘う現場を快斗は見てしまった。これ以上原因作成男の近くにいたくない快斗は青子を置いて帰ろうとした。でも、教室を出ようとする快斗の後ろに立っていたのは…。
−青子だった。
「あっ、青子?」
「どうして青子を置いて行こうとするの?」
…この鈍感女!青子は恋に鈍感であることを快斗は忘れていた。しかし言い訳を考えていたら時間はあっという間に過ぎた。病気のせいにするか親のせいにするか…。
「(やっべぇ〜〜!!青子にバレちまう!どうすればいい!?どうすればいいんだこの状況を切り抜けるには!)」
「快斗?」
「あっ、親が急に腹が痛くなって薬を買いに行かなくちゃいけねぇんだ。だから今日は一緒に帰れねぇ。悪いな。じゃあな!」
「あっ、ちょっと快斗!!」
青子が引き留めようとするが快斗は帰ってしまった。その時、快斗からメールが来た。
「『俺よりも白馬といた方が良いんだろ?俺はお前と白馬が話している所を見たときから機嫌が悪くなった。実はさっきの腹痛はウソだ。お前を騙したこと悪いと思っている。でも、俺を不機嫌にさせたのはお前だ。一つだけ頼みがある。』…頼み?」
青子はその頼みが気になって最後の一文を見た。
「!!『しばらく俺に話しかけないでくれ。用件はそれだけだ。じゃあな。白馬と楽しくやれよ。』」
青子の瞳からは涙がボロボロ出始めた。顔も心もグシャグシャになるくらいに…。青子は教室を飛び出し誰もいないところで泣き叫んだ。
「快斗ぉ…。快斗ぉぉぉ!!いなくならないで、快斗ぉ…。」
一方快斗も家に帰って携帯の送信ボックスで自分が青子に送った最後の一通のメールをただただ見ているだけだった。2人の心はもう壊れかけていたのだ…。

Re: 探偵の方が…。① ( No.2 )
日時: 2011/05/07 23:17
名前: エキル (ID: U9dlsVgY)

更新いたします。

第3話無断欠席
−次の日−
「おいおい、中森休みかよ…。」
「青子どうしたんだろう…。」
快斗が教室に入ると中はざわついていた。その理由は…。いつもは無断欠席なんてしない青子が無断欠席しているのだ。全員が不思議に思うのは無理もない。もちろん快斗は知っているが知らないフリをした。自分のせいで青子が無断欠席するハメになってしまったのだから。先生も不思議に思ったようだ。
「あれ?中森さんは欠席?普段は欠席なんてあまりしないのに…。誰か中森さん知ってる?」
「全員知らないです。」
先生の質問に答えたのは快斗だった。もちろん自分も知らないフリしてその場凌ぎをした。
青子は昨日から快斗から来たメールの最後の一文を見るたびずっと泣いていた。自分はもう快斗のそばにいちゃいけない、必要としていないと青子は思い始めた。その日から青子の噂はたちまち流れていた。青子は今不登校なのだ。今までにない欠席数で皆は心配している。恵子は青子にメールした。
「大丈夫?最近青子学校に来てないけど何かあったの?他の皆には言わないから私にだけは悩みを打ち明けて。私たち親友でしょ?私もクラス全員青子の事心配してるよ?このメールを見たらすぐって言わないから落ち着いたらメールしてね。約束だよ!」
恵子がメールしても当然青子からはメールは来なかった。まだ快斗の事で落ち着いていないのだ。
青子が学校に来なくなってから一週間が経った。青子が学校に来なくなってから笑い声があまり聞こえなくなったB組にC組の青沢がやって来た。目的はもちろん快斗への告白。青沢は青子についての噂を知っててB組にやって来た。
「黒羽君、大事な話があるから屋上に来てくれる?」
快斗は疑問を抱えたまま屋上に行った。
「話って何?できれば手短に頼む。」
「あのさ、黒羽君と中森さんってどういう関係なの?」
「…どういう関係ってただの幼馴染だけど?」
「じゃあ黒羽君は誰とも付き合ってないのね?」
「あぁ。」
どうやら青沢は快斗と青子が付き合っていたと勘違いしていたらしい。勘違いしたまま青子をイジメようという計画を立てていた。
「私、黒羽君の事が…好き」
「えっ…。」
青沢の告白に戸惑う快斗。快斗は青沢の事が好きではない。付き合えないとは言えずただ屋上にいるしかなかった。気まずい雰囲気早くここから逃げてB組に戻りたい。
「…ごめん、ちょっと考える。」
快斗はそこを走って去りB組に戻った。自分が好きなのは青沢じゃない。好きな人なんて…。好きな人は今不登校のアイツしかいない!
「快斗!青子からメールが来た。」
「青子から!?恵子、ちょっと貸してくれ。」
「皆ごめんね、心配掛けちゃって。ちょっと風邪が治らなくてずっと休んでいたんだ。だから後一週間くらい休むから。本当にごめんね?そして、心配してくれてありがとう。」
快斗は謝らなければならないことに気が付いた。

今回はここまでです。感想お待ちしております!


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