二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【氷結境界のエデン×復活】〜魔笛の少年と燈の少年〜 
日時: 2011/06/15 19:54
名前: 燈兎 (ID: zBomOk9a)

初めまして、燈兎(ひと)です。何もかもが初めてなんで、よろしくお願いします。では設定です。

舞台…浮遊大陸(オービエ・クレア)

エデンの主な登場人物…巫女、モニカ部隊、千年師、王妃、ツァリなど

復活の主な登場人物…10代目ボンゴレファミリー、アルコバレーノ、ジッリョネロ(ジッリョネロは、連絡の時にしか出てこない)、ジェッソ(白蘭は、もうトゥリニセッテをあきらめている)などです。

物語…ボンゴレの調査で浮遊大陸へ来たツナたち、浮遊大陸のナゾを解こうと、森の中を歩き出すが・・・



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Re: 【氷結境界のエデン×復活】〜魔笛の少年と燈の少年〜  ( No.9 )
日時: 2011/06/15 20:15
名前: 燈兎 (ID: zBomOk9a)

第3話 千年師と巫女

「…レオン」
「どうした、春蕾(しゅんれい)」

ただひたすらまっすぐに列なる真っ白な廊下を歩いている、艶めく黒髪を持つ巫女・春蕾。極度の対人恐怖症であり、まともに話が出来るのはソフィアでも一握りの者たちだけだ。その、見た目10代前半の巫女に付く専属護衛、千年師・レオン。いつも内気な少女が、自分の白の儀礼衣の裾を引っ張る。これは彼女の癖である。その少女に目を向ければ、真剣な瞳をした少女。

「…居住区、の近くに………幽幻種、いる」
「どうする?」
「……行く、行きたい」

行きたい、の言葉にレオンが見開く。彼女はソフィアでさえ、一人でまともに歩くことすらできないのだ、その彼女が、自ら行きたい、など。

「何か、別の、気配…するの」
「別の気配?」

春蕾の言葉にしばし固まっていたレオンだが、春蕾の言葉に我に返る。

「沁力の反応じゃないのか?」
「…ちがう」

やわやわと首を横に振る巫女。

「…分からない、けど…懐かしい、暖かい感じがするの」

——なるほど
春蕾の言いたいことが分かったレオン。自分でも分からない、けど懐かしく暖かい気配、それを確かめに行きたいというのが、春蕾の考えだろう。

「それなら、行ってみる価値があるな」
「…うん」

巫女と千年師が歩き出す。その懐かしき気配の元へ。















はぅあ、まだツナ自身がエデンキャラと会ってないよぅ!

Re: 【氷結境界のエデン×復活】〜魔笛の少年と燈の少年〜  ( No.10 )
日時: 2011/06/24 21:54
名前: 燈兎 (ID: ELgdcXM.)

第4話〜魔笛と炎〜

「はぁ、はぁ・・・クロームっ、大丈夫か!?」
「・・・ぅん、大丈夫っ」
「、っなんだよ、こいつらはっ」

ず・・・ずずずずずっ

濃紫の霧に覆われた獣の形をした物体
ツナとクロームの周りには、約5体、普通なら、ツナはXバーナーで吹き飛ばすだろう、だが、この物体にはあまり効かない、そう、効かないのだ。

・・・・、・・・・・・、・・・・・・

呪詛のような何か、光が集まり、紫色に輝く。

・・・じゅっ、ぅぅ・・・・ぅっ

全てのものが溶ける

《クフフ、コレは厄介ですね》
「!骸様・・・」
《クローム、おそらくコレがアルコバレーノが調べるという、魔笛というものです、コレに触れれば、僕たち人間は死にますよ》
「でも・・・どうすれば」
《こいつらには、幻術や死ぬ気の炎が利きません、この力と見合う力があればいいのですが・・・》
「ぐあっ」
「!!ボスっ!」

ツナの叫びが聞こえ、うろたえるクローム

「っ、どうしたら・・・」

瞬間

・・・リ、ィィイ・・・ッィィ、・・・ィィン

何かが砕けた音が、深い森の中に響いた。

Re: 【氷結境界のエデン×復活】〜魔笛の少年と燈の少年〜  ( No.11 )
日時: 2011/06/25 19:51
名前: 燈兎 (ID: YHosZCSi)

第5話〜ツナとレオン〜

リィ・・・・ィィイィッ、ィィ・・・ィン

切なく響く何かが砕けた音。濃紫の霧に覆われた獣が霧消する。その後ろに、180センチを超える長身の男性らしき影。
新たなる敵か?
ツナはそう思い、身構える。クロームも、骸と繋ぐための三叉槍を構える。

「・・・誰だ」

声を発したのは影。

「・・・お前こそ誰だ」

ツナは今ハイパーモード。負け時に言い返す。

「・・・俺は千年師、レオンだ」

霧が晴れ、青年の姿が見え始める。

Re: 【氷結境界のエデン×復活】〜魔笛の少年と燈の少年〜  ( No.12 )
日時: 2011/07/07 19:26
名前: 燈兎 (ID: /eawEF.O)

第6話〜春蕾とクローム〜

「入れ」
「あ、ありがとうございます・・・」
「・・・ありがと・・・」

ソフィア286階、そこはレオンと春蕾が居るフロアである

「・・・レオン?」
「春蕾、すまないがこの者たちをここに置いてやれないか?」
「・・・え」

黒髪黒目の小柄な少女が瞳を揺らす

「別の大陸から来たものたちだ、沢田綱吉とクローム髑髏というらしい」
「さ、沢田綱吉です。ツナってよんでください!」

顔を真っ赤にしてツナが言う、もちろん、クロームも頬をほんのりと朱に染め

「・・・よ、よろしく」

小さく会釈

「・・・・こちらこそ」

春蕾も小さく会釈

(なんか、クロームと似てるな)

そう思うツナであった

Re: 【氷結境界のエデン×復活】〜魔笛の少年と燈の少年〜  ( No.13 )
日時: 2011/07/11 17:06
名前: 玉露 (ID: KUk061IA)

確かにクロームと春蕾は似てるよね。
これからもがんばってー!


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