二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- スイートプリキュア〜未来編〜
- 日時： 2011/07/21 11:23
- 名前： 航輝 （ID: tVhM8P8/）
第１話「ウルウル！別れはつらいニャ！！」
響「奏、あたし卒業後の進路、アメリカ留学にするよ。奏はどうするの？」
奏「私は、卒業式前に考えるわ。」
航輝「それで、黒川さんはどうするんですか？」
エレン「あんたと同じ進路にするわ。」
航輝「そう、ですか。」
ハミィ「卒業式練習が始まるニャ。」
響「ハミィは隠れてて！」
エレン「ホームルームが終わっちゃう！」
航輝「急げ皆！」
キーンコーンカーンコーン。
奏「間に合わなかったの？」
航輝「先生、遅れました。」
美咲先生「セーフです。」
エレン「ぎりぎりだったわね。」
なんだかんだで卒業式当日を迎えた。
響「野球部の部室とも今日でお別れか・・・。なんか寂しくなっちゃうわ。」
航輝「永遠の別れじゃないんだし、監督として戻って来ればいい話じゃないですか。」
響「そ、そうね。」
そして、卒業式が順々に進み、最後は俺達卒業生による「桜の木になろう」で締めくくる。中には泣く者までいたが、俺と黒川さんは涙を堪えた。だが、最後の最後にクラスメイトにつられる形で涙が出てきた。
在校生Ａ「卒業生の皆さん、ご卒業、本当におめでとうございます。先輩達がきづきあげて来た伝統を今度は私たちが引き継いでいきます。」
在校生Ｂ「卒業生の皆さん、高校に行っても、私たちに教えてくれたことを忘れず頑張ってください。」
奏「じゃ、私達はここでお別れね。」
響「ええ。」
エレン「３人に言っておきたい事があるわ。騙し続けてきたあたしを仲間と認めてくれてありがとう。響、奏、航輝君、高校や将来の夢が違っても、あたしたちはずっと友達だからね。」
響「あたしも３人に言っておきたい事があるわ。まず奏。奏のカップケーキ、とても美味しかったわ。パティシエールの夢、絶対叶えてね。次はエレン。あたしが入院した時に差し入れをもってきてくれてありがとう。それと航輝君。校内野球大会の完全試合、かっこよかったよ。だから、高校に行っても頑張ってね。」
奏「私は航輝君に言いたい事があるわ。初めて会った時の事、覚えてる？あの時の君の笑顔明るかったわ。ありがとう。高校が違っても、仲良くしようね。」
航輝「俺はエレンさんに言いたい事があります。右手を骨折した時校内野球大会で代わりに投げてくれてありがとうございます。あなたのお陰で怪我も治り、今となってはエレンさんが俺のパートナーの気分です。なので、高校に行っても俺は皆に応援に来てほしいんです。」
そして、俺達は中学と野球部に別れを告げるのだった。
- Re: スイートプリキュア〜未来編〜 ( No.6 )
- 日時： 2011/09/23 10:57
- 名前： 航輝 （ID: 7jSpI1pD）
第６話「ガガーン！犯人探しは大変ニャ！！」
俺達は磯崎蘭と関わりが深い名波翠らへの警察による事情聴取が終わるまでの間、黒川さんのお姉さんの部屋で待機する事に。第一声、黒川さんは携帯を見ながらこう言った。
エレン「犯人、まさか、あたし達なわけないよね・・・？」
それに対し、奏はこう言った。
奏「あたし達が犯人なわけないわ。」
同情するかの如く、響も続いた。
響「そうよ！」
航輝「みんな分かったぞ！たった一つの、哀しい真実ってやつがな！！」
一同「え！？」
翠「どういう事や！？」
航輝「答えは全て、このテープレコーダーに隠されていたんだよ！誰か、録音してくれ！！」
うらら「はい！」
三和「逃げれると思ってんのか！？」
蘭「い、いや！やめて！！」
森川「南野、もう一度録音してくれ！」
奏「分かった！」
三和「逃げれると思ってるのか！？」
蘭「い、いや！やめて！！」
森川「やっぱりそうか・・・。三和は犯人じゃねえ！」
アイチ「どういう事？三和君は散々磯崎さんに酷い事したんだよ！？」
櫂「俺、聞いた話なんだが、磯崎蘭は数日前からＤＶによる被害を受けているんだ。だから三和は犯人じゃない、親友の俺が保障する。」
航輝「もうお分かりでしょう。この別荘内で磯崎蘭さんを殺した犯人は、城ヶ崎ルイさん、あなたです！」
一同「え！？」
留衣「城ヶ崎！俺の幼馴染をなぜ殺した！？」
ルイ「なぜ殺したやと・・・？その答えは簡単や。姉に誓ったんや、うちの家族を連れ去った磯崎凛の妹を殺すってな。これはゲーム。ふふ、しかしまさか結末まであいつと一緒やったなんてな。」
翠「あいつ？あいつって誰や！？」
ルイ「伊藤冴子や。あいつの二の舞にさせる事ではじめて磯崎兄妹との因縁に決着がつく、そう思ってこの殺人を思いついた。ごめんな、蘭ちゃん。」
こうして、殺人事件は解決した。だが、肝心の合宿開始日が不明である。一日でも早く始めたいものだ。
- Re: スイートプリキュア〜未来編〜 ( No.7 )
- 日時： 2011/09/25 10:32
- 名前： 航輝 （ID: 7jSpI1pD）
第７話「ゼーハー！夏合宿はつらいニャ！！」
日本、中国の予選を勝ち抜いた計１０名は、今日から黒川さんのお姉さんの別荘で合宿をする。
美祐希「まずは縄跳び１０００回よ。」
エレン「疲れるんじゃない？」
美祐希「地区対抗戦優勝したくないの？」
奏「そうよ。がんばって１０００回跳ぼう。ね？」
響「そうよ。かっとビングよ、エレン！」
航輝「かっとビングだ、俺！」
クミョン「異常に、燃えている。」
未海「ほんとですわ。」
ヨンセン「ほんとだわ。」
ばたん。
エレン「航輝さん！？」
響「ね、熱があるわ！」
奏「ほんとだ。」
エレン「お姉さん、水を飲ませて！」
美祐希「分かった！」
奏「響は航輝君をエレンの部屋に！チャングムさんは氷水を用意して！！」
響・チャングム「分かった！」
エレン「あの時・・・。」
奏「どうしたの？エレン？」
エレン「あの時から航輝さんの様子が変だったのよ。」
奏「あの時って？」
エレン「ほら、櫂トシキがパパイヤを倒したあの時よ。息苦しそうな表情だったでしょ？三和君の話だと、何者かがチョコレートに睡眠薬を混ぜたらしいのよ。」
響「何の話？」
奏「航輝君は？」
響「熱は下がるか分からないけど、４日〜５日すれば治るって。」
エレン「お姉さん、航輝さんは？」
美祐希「熱下がってきたよ。後は安静にしてるだけ。」
エレン「よかったー。」
そして、５日後。
航輝「ご心配、おかけしました。」
奏「さ、行くわよ。地区対抗戦に！」
一同「オー！」
こうして合宿も終わり、地区対抗戦に。果たして、俺達は、地区対抗戦を勝ち抜けるのか！？
- Re: スイートプリキュア〜未来編〜 ( No.8 )
- 日時： 2011/10/02 11:08
- 名前： 航輝 （ID: 7jSpI1pD）
第８話「ワクワク！地区対抗戦の開幕ニャ！！」
今回の地区対抗戦は加音町で行われる。アジア地区の本拠地の一ヶ所で行われる為、フィンランド予選を勝ち抜いたサワラギ兄妹にとって完全アウエーである。各地区ＡチームとＢチームに分かれ大会を戦う。ちなみに俺、チャングム、黒川さん、クミョン、響がＡチーム、ヨンセン、奏、ミン・ジョンホ、北神未海、チャンイはＢチームである。各チーム先鋒、次鋒、中堅、副将、大将を決め、エントリーする。俺達は決勝で戦う事を約束し、大会に臨む。
航輝「決勝で会おう。」
奏「ええ。」
まずはＢチームの先鋒戦。ヨンセンが行く。フィンランドＢチームの先鋒はサワラギキョーカ。１曲目は「dear-dear dream」。アウエーにもかかわらず、本領を発揮するキョーカ。フルコンボを出す。２曲目は「myheromyno.1」。完全アウエーの中、先鋒戦を制したキョーカ。次鋒戦は奏。相手はジュリーことＪ・サワラギ。約束の為にももう１戦も落とせないＢチーム。１曲目は「サイコー・エブリデイ！」。フルコンボを出し、Ｊを追い詰める奏。２曲目は「スピードスター」。ここでもフルコンボを出し勝利、勝率は五分と五分。面白い展開になって来た。各チームとも中堅、副将が敗れ、決着は大将戦に。チャンイが満を持して登場する。だが相手は同窓会大会１回戦で北神未海を破った宿敵・雀ヶ森レン。本人曰く「フィンランド代表はサワラギ兄妹しかいなかったから工藤新一、毛利蘭とともにスカウトされた。」との事。チャンイに勝ち目があるか分からないが、相手が雀ヶ森レンという事もある為、やっつけがいがある。結果はチャンイの圧勝、チーム成績も３勝２敗で２回戦に。Ａチームも勝利。次々と勝ち進み、決勝戦。決勝戦は地区大会主催者側で決めた課題曲の中から１曲を籤で決め、おにでプレイする。先鋒戦は俺とヨンセン。１曲目は「恋のダイヤル６７００」。慣れないおにに苦戦するもフルコンボを出し、ヨンセンを追い詰める。２曲目は「someoneelse」。同窓会大会から保ってきたメリハリをつける作戦が初めて失敗し、８０万点リードを追いつかれた。３曲目で先鋒戦の全てが決まる。運命の３曲目は「ハートのエッヂに挑もう-gotoheartedge-」。
フルコンボどころかノルマクリア成功すらできず、先鋒戦を落とす。次鋒戦のチャングム、中堅戦の黒川さん、副将のクミョンが勝ち、Ａチームが優勝した。
- Re: スイートプリキュア〜未来編〜 ( No.9 )
- 日時： 2011/10/10 09:51
- 名前： 航輝 （ID: 7jSpI1pD）
サイドストーリー２「チャララーン！エレンの過去に迫るニャ！！」
話は、黒川さんが小学生の頃に遡る。
大原先生「今日は転校生を紹介します。入って。」
エレン「黒川エレンです。分からない事だらけですが、よろしくお願いします。」
大原先生「じゃあ、黒川さんは、先導くんの隣に座ってもらおうかな。」
エレン「はい！」
アイチ「よろしく。僕は先導アイチ。黒川さん・・・、だよね？友達になろ。」
カツミ「そうか、君だったのか・・・。」
エレン「あ、あなた・・・、誰でしたっけ？」
カツミ「俺だよ、俺。森川だよ。過去に君と数々の難事件を解決した。」
エレン「マケミくんだったわね。」
カツミ「こらーカツミだ！いい加減人の名前を覚えろ！！」
黒川さんと森川が話している最中に、誰かが消しゴムを投げてきた。
和葉「黒川の姉ちゃん人殺しや！」
クラスメイトＡ「何！？なんでここに黒川がいるんだ！？」
クラスメイトＢ「黒川の姉ちゃん人を殺したんですって。」
クラスメイトＣ「もしかしたら私のお姉ちゃんも黒川美佑希に殺されちゃうのかな・・・。」
我慢が限界に近づき、コーリンが切れた。
コーリン「やめろ・・・。黒川の姉は人殺しなんかじゃない！黒川美佑希の悪口を言うな！！」
黒川さんの目から、涙が出てきた。
エレン「酷い・・・。あたしの事、そんな風に思ってたの・・・！？」
大原先生「黒川さん、どうかしましたか？」
エレン「聞いてくださいよ先生！森川君と先導君以外のクラスメイトがみんな私のお姉さんの悪口を言うんです。」
伊波「私は違います！」
コーリン「私が黒川さんをかばったんですが・・・。」
レッカ「誰も信じてくれなかった、そうよねコーリン。」
大原先生「これは、学校全体の問題ね。」
櫂「黒川・・・、だったな。この自習が終わったらテラスに来い。」
エレン「え・・・、でも・・・。」
櫂「これは学級長命令だ。来い。」
そして授業が終わり・・・。
櫂「やっと来たか。」
エレン「話って何ですか？」
櫂「お前に聞きたいことがある。お前にとって学校生活って、何だ？」
エレン（早速難しい質問をぶつけてくるわね。）
エレン「友達と仲良くする場よ。」
櫂「そうか・・・。」
エレン「ほかに何かないんですか。」
櫂「いや、何でもない。」
コーリン「部活、どこにする？」
エレン「部活ってあるんですか？」
コーリン「ええ。」
そして、４時間目まで終わり・・・。
ミサキ「黒川さん、食堂使いましょ。」
エレン「あ、はーい。」
コーリン「あ、私も使う。」
エレン「カツ丼並１人前。あとデザートにパフェ。」
ミサキ「カツカレー大盛り。あとデザートにクレープ。」
コーリン「味噌コーンラーメンとクリームソーダ１人前。それからデザートにカスタードケーキね。」
新一（どんだけ食うんだよ！？）
伊波「私は醤油チャーシューに天丼。それからデザートにチョコアイスね。」
食べていて第一声、コーリンが切り出した。
コーリン「黒川さん、午後の授業の予習してある？」
エレン「予習？何のことでしょうか？」
そして・・・。
店員「４人分合わせまして８５００円になります。」
エレン・ミサキ・コーリン・伊波「８５００円！？」
コーリン「今日は私の奢りだけど、明日から自腹だからね。」
エレン「はい・・・。」
コーリン「じゃあ、１万円で。」
店員「１５００円のおつりとなります。」
午後の授業も終わり・・・、放課後。
エミ「エレンさんは前の小学校で部活何やってたの？」
エレン「ソフトボールやってたわ。」
部活の仮入部が終わり・・・。
スイコ「部活どこにするか決まった？できれば卓球部に入ってほしいな。」
エレン「ごめんなさい、私、ほかにやりたい事があるので。」
これが、黒川さんの過去である。
- Re: スイートプリキュア〜未来編〜 ( No.10 )
- 日時： 2011/11/28 15:32
- 名前： 航輝 （ID: SG2pzqrf）
第９話「ハテハテ？４人に足りない物って何ニャ？」
同窓会大会で軽音楽部４人を倒した縁もあり、チームクアドリフォリオ（通称Ｑ４）の先導アイチ、櫂トシキ、戸倉ミサキ、葛木カムイから軽音楽部、Ｑ４、開盟学園による３チーム合同合宿の招待状を受け取った俺たち。
航輝「案外、あいつらにもいいところがあるんですね。」
エレン「そうね。」
響「何の話？」
奏「いや、なんでもない。」
航輝「それより、荷物を入れないと。」
響「えーと、水着にマイバチ、３００円以上１０００円以内のおやつ、自由時間に聴く音楽セットに・・・。」
ハミィ「寝袋も必要だニャ。」
奏「後は・・・。」
エレン「音吉さんに頼まれた差し入れに・・・。」
響「差し入れは重いから、あいつに頼もうか。」
サトシ「え？俺のムクホーク？」
響「お願いできる？」
サトシ「ああ、頼むぞ、ムクホーク。」
ムクホーク「ムックホーク。」
響「落とさないようにね。」
航輝「えっと、後俺達が用意する物は・・・。」
響「バスで食べる朝ご飯に、自由時間にやるゲームっと。」
そして、第２回地区対抗戦に向けての合宿が始まろうとしていた！
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