二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【イナイレ】硝子格子のむこうがわ【短編集】
日時: 2011/09/05 10:24
名前: 秋巴 ◆G0SEJcYY6Y (ID: quLGBrBH)

初めましての方もそうでないかたもどうも!
秋巴あきはというものです。

ちょくちょく書いてはほっぽっての繰り返しなので
今回は短編集という形にしました
スレ題は一作目のものをそのまま使いました!
シリアス短編詰め込みです
円堂さんと風丸さんのお話が多いです^ワ^←

【WORKING】注意【WORKING】
・小説は80%以上が私の妄想だと思います
・よってオリジナル要素、パラレルワールド要素が含まれます
・夢小説ではありません。オリジナルキャラは出ません。
・女性向け多し
・文章拙い



上記いいよっていう心がスゲーッ!マジで広い方はよければ見て行ってくださると嬉しいです><

一作目>>1

【閲覧してくださった神様】
桜花火様
紅闇様

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硝子格子のむこうがわ【壱】 ( No.1 )
日時: 2011/07/27 15:01
名前: 秋巴 ◆G0SEJcYY6Y (ID: .Y.KtWxl)

【WORKING!!】あてんしょん【WORKING!!】


★多分高校生ぐらいの円堂さんと風丸さん視点

★夢から覚めれない病気の風丸さんとそれをどうにかしようと思って頑張る円堂さんのはなし






上記いける人のみどうぞどうぞ↓























最初は円堂さん視点から








風丸は夢から覚めないんだって。
いつから?分からない、高校あがってちょっとしたらぐらいだったかな。



もう夏も暮れる、ひぐらしが鳴く、でも君は起きない。
『お前のその気合、ノった!俺もサッカー部に入るぜ』
君の声を最後に聞いたのはいつだったか。

どんな夢をみてるのかな。
ふと気になった。
だって一緒にいた時に時々見せる表情が頭をよぎったから。
(苦しいのはこっちだって一緒なのになぁ)
俺達はFFIで優勝したから、やっぱり特別扱いだった。
だからこそ伸び悩みってのに一番苦しまされた。

苦しいなら助けてっていえばいいのに。
救えるかなんて分からないけどいえばよかったのに
また君は俺に何も言わないでどこかに行ってしまった。

病院に向かう足が初めて止まった。
俺が行って、何か変わるのだろうか。
風丸が助けを求めてるのは俺じゃないのかもしれないのだし。




「今日は家に帰ろう」



そう呟いて、逆方向へと歩き出す。




君に背中を向けて。

硝子格子のむこうがわ【弐】 ( No.2 )
日時: 2011/07/27 15:21
名前: 秋巴 ◆G0SEJcYY6Y (ID: .Y.KtWxl)

次は風丸さん視点から↓












苦しい苦しい。誰かに絞められてる。

そうやって薄ら目を開けるといつも苦しそうに顔を歪めた自分の姿がある。
ゆらゆらと紫色の奇麗な光が揺れている。
ああ、またこれか。

「お前さぁ。なんでここにいるんだよ」

目の前の自分に問う。答えは分かる。本物の自問自答。

『苦しいから。辛いから。助けてもらえないから。泣きたいのに泣けないから。まだ過去を捨てきれてないから』

ずらずらと並べられる自分の内側。
そうだ、まだ捨てきれてないよ。だってこんな夢見るんだもの。
円堂だったらどうするのかな。

『ほらァ、また円堂に頼ってる』

自分が嘲う。でも自分は自分だから、こいつも頼りたい筈に違いない。
意地張って、頑張って、辛くなって、助けられて。その繰り返し。

「……ただの悪循環じゃねぇか」

また一歩君から遠くなった。
硝子格子の向こうを見つめても何も見えないよ。だって曇ってるんだもの。
また目を閉じる。






助けてよ、円堂。

【イナイレ】硝子格子のむこうがわ【参】 ( No.3 )
日時: 2011/08/03 15:15
名前: 秋巴 ◆G0SEJcYY6Y (ID: zQJPnDCy)

円堂さん視点からどぞ!




「なぁ、豪炎寺。風丸はどうして目が覚めないのかな」

次の日学校で豪炎寺に訊いた。
自分ではもうどうしようもなくて不安で仕方なかったら。

すると豪炎寺は少し吃驚したようで
「お前がそんな事言うなんて珍しいな」なんて言った。
でもそのあとちょっと考えて

「円堂、お前がそんな状況なら風丸は余計目が覚めないぞ」

真剣な声で豪炎寺が言った。

「じゃあどうしたら…いいんだよぉ……」

ぼろぼろ涙が零れてくる。
もうどうしたらいいか分からないよ。
泣いたってどうにもならないのは分かってる。

「お前はの風丸と一緒だ。でも違うのはお前は気持ちをを真っ直ぐ伝える事ができるけど、
風丸はそれがなかなかできないんだ。だからお前が必要なんだ」

豪炎寺が俺の背中を軽く叩いた。

「俺が……?」

「ああ。お前だって風丸が苦しがってたの分かってたんだろ?だったらいつもの円堂らしく真っ先に
あいつを引っ張ってやればいいんだ。風丸だってきっとお前に起こしてほしいんじゃないのか?」

その言葉が背中を押したのが分かった。

「ん……わかった。」






気づいた心は君のところへ走り出す。








Re: 【イナイレ】硝子格子のむこうがわ【短編集】 ( No.4 )
日時: 2011/07/28 17:16
名前: 桜花火◇16jxasov7 (ID: /HyWNmZ0)
参照: 復活!!

>秋巴さん

すごいです!!
おもしろい…というよりもシリアスでドキドキします!!!

って、すみません。自己紹介が遅れました…
私は桜花火といいます!
一応小説を書いていますが、多分そんなに有名ではないと思う…

更新がんばってください!!
応援しています♪


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