二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園アリス   もう泣かないから
日時: 2011/09/17 14:39
名前: 蜂蜜 (ID: PsjPnYL4)

プロローグ

ある日突然こぼれ落ちた光
苑光は暗闇の底まで落ち続けて
光は最期に
—さようなら—
そう伝えて消えていった
戻ることのない希望の光
いつか戻る永遠の絆
忘れることのない初恋
この夢は叶わない
けれどいつかそんな日が来るまで
光を忘れないで
いつかきっと戻るから
そう光の少女は告げて
羽を広げて飛び去った
永遠の空へ——



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Re: 学園アリス   もう泣かないから ( No.9 )
日時: 2011/08/26 21:06
名前: 夏蜜柑 (ID: cLFhTSrh)

蜜柑side

柚「蜜柑!起きて!もう十時よ!」
鳴「蜜柑ちゃん!さすがにもうおきて!」
蜜「ん・・・。眠い・・・。後五分・・・。」
結「おーねーえーちゃーんー!おーきーてー!!」
ゴロンッ!
結衣はうちが寝ていた布団を転がした。
蜜「いたっ!結衣ひどぉっ!」
結「お姉ちゃん!もうあいつのクローンのアリスストーン取りに行く時間だよ!」
蜜「えっ!うそ!」
うちはそういって飛び起きる。
起きると、一年たってもなお、アリス学園の皆を思い出す。
あの時から皆のことはひと時たりともも忘れたことはない。
志貴さんは元気でいるだろうか。
蛍は、ルカぴょんは、パーマは、心読み君は、キツネ目君は、翼先輩は、美咲先輩は櫻野先輩は、蛍のお兄さんは、のばらちゃんは、よーちゃんは、殿先輩は、岬先生は、神野先生は、そして・・・棗は・・・・・皆は元気でいるだろうか。
あのときの夢を今でも見てしまう。
でも、そんな時、お父さんが、ぬくもりを与えてくれる。
優しいぬくもりを。
そして、うちの双子の妹の結衣もうちに会って間もないのに優しくしてくれて、とても嬉かったんや。
そしてうちの頬からあの時涙がこぼれた。
それから、お母さん、結衣に学園のことを語り、それからしばらくして
うちはじいちゃんに会いに行った。
—————
————
———
——

じ『おぉ・・・。蜜柑・・・・。蜜柑なのか・・・。』
蜜『じいちゃん・・・。じいちゃんっ・・・。』
うちは、じいちゃんに抱きついた。」
柚『・・・・・。』
蜜『お母さん?』
じ『お母さん・・・。とな?もしや、あんたあの時の・・・。』
柚『あの時は、大変迷惑をおかけしました。申し訳ありません。』
お母さんは、じいちゃんに深いお辞儀をした。
じ『いやいや。そんなことはない。蜜柑が来てくれた事で色々あったが、とてもいい人生になったよ。だからそんなお辞儀なんかされると、なんだかこちらが申し訳ない。だからそんなことせんでくれ。』
柚『っ・・・。ありがとうございます・・・。』
鳴『おじいさん。あの時はどうも。』
じ『おぉ・・・。これはこれはあのときの・・・。こんなに皆様がくるならおもてなしのひとつはしたものを・・・。』
結『皆・・・。時間が・・・。』
柚『わかったわ。おじいさん・・・。ありがとうございました。この恩はいつかきっと返します。』
蜜『じいちゃん・・・。』
じ『蜜柑・・・。』
柚『行くわよ・・・。おじいさん・・・。ありがとう・・・。さようなら・・・・・・。』
シュン

——
———
————
—————
柚「蜜柑・・・。行くわよ。」
蜜「うん。」
鳴「それじゃあ、行ってらっしゃい。」
結・蜜・柚「行ってきます。」
シュン
SP「社長。こちらに。」
シュン
トン←アリスストーンを奪った音
バタッ
SP「社長!?どうしました!?おい!そいつらをおえっ!」
こうして、うちらは毎日のように、クローンのアリスストーンを奪っている。
ルカぴょん。
うちのことを太陽って言ってくれてありがとう。
その言葉を胸に、今、みんなの太陽になれるよう頑張るよ!
だから、悲しまないで・・・。
きっといつか戻るから!

Re: 学園アリス   もう泣かないから ( No.10 )
日時: 2011/08/27 12:19
名前: 夏蜜柑 (ID: b43c/R/8)

第二章【お父さん】蜜柑side

うちは、お母さん、結衣とクローンのアリスストーンを取り終わると、鳴海先生のところに戻った。
蜜「鳴海先生!だたいまっ!」
柚「ナル。ただいま。」
結「・・・。ただいま。」
鳴「みんな。おかえり。」
うちらは、今、ある一軒家で暮らしている。
そこは、うちらがすむにはちょうどよくて、そこにした。
どこにでもあるフツーの家。
そこで、初校長のアリスストーンをとり終わると、皆で幸せに暮らそうって約束した。
それから今日は、お母さんと、鳴海先生からお父さんのことをさらに詳しく聞いた。
柚「あなたの、お父さん・・・・・。私のアリス学園の担任の、行平泉水。先生は、問題児だった私に、希望を与えてくれた。たった一人の人だった———・・・。」

Re: 学園アリス   もう泣かないから ( No.11 )
日時: 2011/08/27 20:56
名前: 夏蜜柑 (ID: 8y9cmuB3)

柚香side

私は、先生のことを話すだけ話した。
野田さんから大半は聞いていると聞いたけど、まだ知らないこともあるから洗いざらい話した。
蜜柑は、悲しい顔をしたり、嬉しい顔をしたり、全てが顔に出ていた。
柚「これが、先生のすべての過去よ。」
蜜「お父さん・・・。」
結「っ・・・・・。」
鳴「柚香先輩・・・。」
柚「皆。さあ、昼食作りを手伝って。ほら、ナルも。」
鳴「うん。蜜柑ちゃん、結衣ちゃんいこ。」
蜜「うん・・・。」
結「はーい。」
私は、まだひとつ話してないことがあった。
それは———・・・
学園のこと。
本当は、先生のことを話した後、話すつもりだった。
でも、どこかで、それを拒む自分が居た。
結局話せず終わってしまった。
馨先輩の子供。
日向棗君がどうしてるか。
棗君の幼馴染、流架君がどうしているか。
蛍ちゃんが何をしているか。
クラスの皆が、学園の皆が何をしてるか知っていたのに、伝えられなかった。
私はあれ以来、姫様にちょくちょく会いに行っている。
そして姫様に新年会にこないかとの誘いを受けた。
私は、来週までには答えを出しますと言って帰ってきた。
そのことは、今日の夜に伝えよう。
私はそう決心した。

Re: 学園アリス   もう泣かないから ( No.12 )
日時: 2011/08/31 16:23
名前: 霙 (ID: iZt7ppNj)

なるほど!
あの爆発が無かった版か!
いいねぇ〜!
ちなみに志貴は?

Re: 学園アリス   もう泣かないから ( No.13 )
日時: 2011/08/31 17:55
名前: 蜂蜜 (ID: zfEQ.qrn)

志貴はそのうち出すよ〜。
新年会の時にでも出すわ。


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