二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケットモンスター テンペスト! 【更新再開】
日時: 2011/08/29 18:38
名前: ゼット ◆fMJ29RF0Sk (ID: UE6W7gUy)

はじめまして (^_^)/
ポケモンの二次小説を書かせていただく、ゼットと申します。

約五か月前にこの小説を少し書いていましたが、
内容を変更するので別のスレを用意しました。
前の「ポケモン テンペスト」を放棄してしまって本当に申し訳ありません!
前のオリキャラ、オリ技はここで使わせてもらいます。


「ポケットモンスター テンペスト」はホウエン地方が舞台です。
「ルビー・サファイア・エメラルド」とは違ったストーリーです。

    ————注意事項————

・荒らし、暴言をはく方は、「戻る」を連打してください。
・一応、全地方のポケモンが出てきます。
・誤字や脱字があるかもしれないです。
・ちなみに「テンペスト」とは「大嵐」という意味です。
・コメントなど、気軽にくだされば嬉しいです。
・「ポケモン小説」の宣伝アリです。
  その時はできるだけ早く向かいます!




それでは、始めましょう。

「第四の超古代ポケモン」の話を————。



 【キャラクター】
>>02 —主人公 「クラウン」—



   【目次】
>>01 —prologue—


   【第一章】

>>03 —風とポケモン—

Page:1



Re: ポケットモンスター テンペスト! 【更新再開】 ( No.1 )
日時: 2011/08/29 20:30
名前: ゼット ◆fMJ29RF0Sk (ID: UE6W7gUy)

       —prologue—





灼熱の太陽を照らし、陸を広げようとした伝説の紅い超古代ポケモン「グラードン」





大雨を降らし、海を広げようとした伝説の蒼い超古代ポケモン「カイオーガ」





目覚めたからには二匹の進撃は止まらない。





ぶつかり合う激しい戦いは、陸や海、そして空、さらにはホウエン地方全体まで広がっていったが————













そこに突如現れた、レックウザという、第三の超古代ポケモンのおかげで





二匹は再び深い眠りにつき、人々は平和を確信した。

















しかし、その戦いから約五年後。





ホウエン地方に新たなる災害が、起こり出したのだ————。

Re: ポケットモンスター テンペスト! 【更新再開】 ( No.2 )
日時: 2011/08/29 17:01
名前: ゼット ◆fMJ29RF0Sk (ID: UE6W7gUy)

       —主人公—


名前「クラウン」
性別「男」
年齢「14才」
性格「基本的に明るい性格。バトルは真剣勝負で、冷静になったりもする」
容姿「オレンジ色の肩までの髪。そして、帽子をかぶっている。バッグは斜めにかけている」

ポケモン
「一応、今は不明です」

サンボイ
「俺はクラウンっていうんだ! よろしくな」 

Re: ポケットモンスター テンペスト! 【更新再開】 ( No.3 )
日時: 2011/08/29 18:36
名前: ゼット ◆fMJ29RF0Sk (ID: UE6W7gUy)

       —第一話  風とポケモン—


「“破壊光線”!!」

 そう言われたポケモンは、凄まじい速さで相手、ギャラドスの懐に“破壊光線”を撃ちこんだ。
 ここは広い草原だが、ギャラドスは避ける間もなく、その場へと倒れ込む。

「よくやったな! 戻ってくれ」

 “破壊光線”を使わせた少年の名は「クラウン」。
 真っ赤に近い、オレンジ色の髪を帽子に入れており、背は標準より上。
 水色のバッグを斜めにかけ、いかにも「ポケモントレーナー」という格好だった。

 しかし、ギャラドスはまだ瀕死状態になっておらず、右目を開けてクラウンの様子をうかがっていた。
 そこへ、クラウンは近寄っていく。

「なかなかよかったよ。体力は少ししか残ってないみたいだな」

 そう言い、クラウンはバッグを地面に置いて、何かを探しているように手を動かす。
 そしてニッコリと微笑み、バッグから小さな「実」を何個か取り出した。
 それは、黄色いような朱色のような実だった。

「オボンの実、いっぱい食べるんだぞ」

 クラウンはギャラドスの口にオボンの実を入れ、額を撫でる。
 ギャラドスは嬉しそうな顔をして全部、実を食べた。
 
 このギャラドス、さっきの勝負からまるでクラウンへの威圧感などがない。
 逆に安心感、信頼感があるように思える。それもそのはずだ。

「よし、じゃあギャラドスも戻ってくれ」

 クラウンの手持ちポケモンなのだ。
 彼はよく、自分のポケモン同士で戦わせる。
 クラウンが住む家がある町は小さので、友達があまりいないため、このような自分自身の戦いをする。

 ギャラドスがモンスターボールに入った頃、少しの衝撃波がクラウンを襲った。
 それは、自然の風とは思えないような何かに、圧されている感じだった。

「なんだ? この風は……」

 考えているうちに、その風は威力を増しているようだった。
 草はその何かに怯えるように揺れ、昼間なのに辺りは暗くなっていく。
 
 クラウンはその場に佇むことで精一杯だった。
 少しでも力を緩めると、一気に後ろへと吹き飛ばされる。
 風が怒ったような音が聞こえる。いや、風の音しか聞こえない。

 薄黒い風が吹く中で、クラウンは二つの黄色い光りを見つけた。
 その光りは間を空けて横に並んでおり、何かの瞳にも見える。

 その時、風は音と共に止み、辺りは明るくなる。
 草木はもう揺れてはおらず、前にはさっきの二つの光もない。

「何が起こったんだ……?」

 唖然とその場に立ち尽し、辺りをきょろきょろと眺める。本当に静かになっている。
 まるで、さっきの事がなかったかのように。
 
 でも、何かが側にいた。あの風で、何かを伝えようとしていた。
 クラウンはそう思い込み、帽子をかぶり直す。

「あれがポケモンだとしたら…………。もう一度会って、絶対に捕まえたい!」

 クラウンは、伝説のポケモンに詳しい人がいるのを思い出した。
 家の近くによくやってくるのだ。そして、クラウンは走り出した。


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