二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【inzm短編集】白い花束は泡沫に消える。
日時: 2011/12/31 11:53
名前: 宙詩 風梨 (ID: P/D0CuiW)
参照: http://loda.jp/kakiko/?mode

      
            (あぁ、儚い。)
          


〜アテンション プリーズ?〜

1.キャラ崩壊、グロ、流血等々あります。

2.常識は守って下さい。

3、作者のノリがうざいです。
  そのくせとんでもないチキンです。

以上が守れる、大丈夫な方は目薬持参。
ゴーグル装備でお進み下さい。

「め、目がぁぁぁあああ!!」
の方は文才を置いてお戻り下さい。(真剣。

〜目次〜

願わくば、もう一度

〜リクエスト〜

〜お客様〜

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Re: 【inzm短編集】幻実、現想、夢景色。 ( No.7 )
日時: 2011/09/01 17:27
名前: 宙詩 風梨 (ID: P/D0CuiW)

〜願わくば、もう一度〜


 「やっぱり、仲良いよなアイツら。」
「だってアイツらーー……」
あぁ、なんでだろう。なんでこうなったんだろう。私は何してたんだろう。
そんなのないよ神様、なんて普段は信じたりなんかしない今だけの神様にあたってみたりして。
心の中では百回でも千回でも一万回でも“君が好き”って言えるのに。
君が目の前に居るだけで一回も言えなくなって、その結果がこれ。
私の方が君のこと大好きだったのにね。
ねぇ、あの人は君のこと“好き”って言ったんでしょう?
でも私は“大好き”なんだよ?
でも今あの人と笑ってる君に私を愛して欲しいなんて微塵も思わなくて。
でも君のことが大好きなのは何も変わらな
くてさ。
何でかな、って自分に問いかけたってわかんないから疑問に思ってるのに問いかけて、悩んで、いつの間にか忘れて、の繰り返し。
ただ、もう一度その笑顔で私に微笑みかけてくれたら。
ただ、もう一度その声で私の名前を呼んでくれたら。
ただーー……

(もう一度だけチャンスをくれたら。)

+

秋→円夏 みたいな。
短いのは時間と文才が無かったから。
人名が一つとして出てこないのは気にしたらアウト(お前の文才がアウト
作者は断然円秋派。もしくは、円冬。
ロコ夏は好きなんだけど……公式なんて嫌d((←
夏未も嫌いじゃないけど……やっぱ円秋かな、とかほざくバカ作者は春菜が一番好きというね!!((黙れks

Re: 【inzm短編集】幻実、現想、夢景色。 ( No.8 )
日時: 2011/09/01 22:19
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 風梨

!!円秋!!
風梨も円秋派?私もだよっ!!!
だって、一番最初から支えて円堂を助けてくれてたのは秋だもん!
公式なんて嫌いだぁぁぁあぁぁああ!!←違う。ただショックなだけ
公式知った時「いやぁぁああぁあ」って叫んだ

はい、無駄話♪
ガンバレ☆

Re: 【inzm短編集】幻実、現想、夢景色。 ( No.9 )
日時: 2011/12/31 11:49
名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)
参照:     ダイヤモンドリリー

01

 「あーあ、一体どれだけ僕の時間を無駄にさせるの?」

持っていた花束から手を離す。支えを失ったそれは当然重力に身を任せ落下した。
白く小さい花弁が落下の衝撃に耐えられず幾枚かが宙を舞う。

病院のような、否此処は紛れも無く病院なのだが。ツンとした匂いが鼻をつく。そしてカーテン、ベットシーツをはじめ壁、天井、来客用の椅子、ちょっとした小物類その他もろもろ全てが白。白、白、白、白……。

目が疲れて仕方がない。


「せめてもう少し色味があってもいいよねぇ?」

病室が大部屋ではなく個人用の小部屋だからかなおのことシンプル過ぎて面白くない。まぁ病院にそんなことを求めるなんて馬鹿げているのだけれど。
ベッドの隅に腰を下ろし部屋の端にうず高く績まれた花束やら色紙やら千羽鶴やら、お見舞いの定番品をぼけーっと見つめる。あそこだけは赤、黄色、青、緑……いうならば有彩色の世界。あれを全て病室に飾ってみればこのシンプルを通り越して最早殺風景なこの部屋も明るくなるのだろうけれど何故か気が向かない。だからいつも僕自身の持ってきた小さな花束を花瓶に生けるだけで終わり。

とは言ったものの既に持参してきた花束は床に落とされグシャグシャになっているのだが。












「ホントなんで君がこんな所で寝てるんだろ、逆でしょ普通は。だって絶対僕の方が病院とか似合うし。あ、別に自慢ではないんだけど。」

返事なんて無い。聞こえてくるのは小さな呼吸音だけ。布団から引っ張り出してきたこの部屋の患者、彼の手を握る。
















「……晴矢。なんで起きないの。」

殺風景な病院の中に深く沈んだのは紛れもなく僕自身の声。


(白い花束、白い部屋、青く染まるは自身の声。)

+

続き物です。
死ネタじゃないだけマシだといいな!!((殴

Re: 【inzm短編集】白い花束は泡沫に消える。 ( No.10 )
日時: 2011/12/31 15:48
名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)

02

一週間前、馴染みのある人から聞いた全くもって馴染みのない言葉。

風介からの「晴矢が事故にあった。」

発信場所は病院。

携帯越しにもわかるくらい、感情を抑えているのがまる分かりだった。

嘘、と呟いたけど風介の声の後ろから聞こえてくる啜り泣きの声が否応なしに僕に現実を叩きつけたことを今でもはっきりと覚えている。
必死で病院に走ったけどもう後の祭りで、着いたころには真っ白なベッドの上で彼が目を閉じていた。



その後のことは良く分からない。



「……ドッキリとかだったら許さないからね。」

今でも思う。
こうやっていたら急にガバッと起き上がってプラカードに“ドッキリ大成功!!”とか書いてあって。どこからかヒロトとか奏始とか永恋も出てきてさ。
……そしたらとりあえず全員を殴って晴矢には花束の代金請求してやろう。金欠でないとは言えどもこうも頻繁に花なんて買っていたら財布が持たない。


なんでこうなったのか、いつ目を覚ますのか、彼は無事なのか。
ショックで忘れたとかじゃなくて誰も教えてくれないのだ。そこがもっとドッキリみたい、と一人黙々と考える。

足元で元気を無くし、しなりとしている花束。
確かダイヤモンドリリーとか言った白く小さな花で女性からはその花言葉と
共に人気のある花、と花屋の店員が言っていた。
まぁなんで僕がこの花を選んだかと言えば素直に綺麗と思ったことと、……他の花に比べ少し安価だったから。
しかたがない金銭的な問題があったのだから。

拾い上げた花束を胸に抱く。
買ったばかりのころに比べかなりしおれてしまって花弁も散りやすくなっている。
あぁ、花にも命があるんだ。と思うとともに申し訳ない気持ちで胸が締め付けられる。

苦しい、痛い、気持ちが悪い、悲しい。

そしてそのとき店員が教えてくれた花言葉がふと頭をよぎる。

「花言葉なんて……何の意味もないの。」

抱いた花の中に雫が落ちる。
しかしそんな雫には何の力も無いのだ。





「僕みたいに……ね?」

(無力な花。でもそれ以上に無力なのは紛れもなくこの僕で。)

+

ダイヤモンドリリーの続き!!

Re: 【inzm短編集】白い花束は泡沫に消える。 ( No.11 )
日時: 2011/12/31 16:12
名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)

(夢主)

「儚く散って死んでいく中でも何か幸せがあればいいな。」

神原 結祈  {Kanbara-Yuiki}

性別:女
容姿:黒味かかった青色の目、胸まである藤色の髪。水色のリボンで髪の一部を結っている。
性格:軽くふわふわしていて掴みどころが少ない。ドSだったり、腹黒だったり。案外幼い所もあったり。
一人称:僕

天音の話の中ではお馴染みの奴です。

主にエイリア組と騒いでいる話が多くなるかと。



(短編用 夢主)

「あらら、こんな結末望んでなかったのに。」

月見里 星幸  {Yamanasi-Homura}


何でもありのオールマイティの夢主です。


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