二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!?
日時: 2011/09/09 23:40
名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)


どーも!始めましての方もこんにちはの方も、おーちゃんです!!


今回は初のデュラララ挑戦です!!

かなぁぁぁぁりのド下手・ド素人ですが、よければ見ていってください


グダグダ駄作ですが・・・・





〜オリキャラ〜


 ☆竜ヶ峰 帝都 (りゅうがみね ていと)
 (至宝院)   (しほういん)

 竜ヶ峰帝人の妹。実際血は繋がっているものの、幼少期に至宝院に養 子として引き取られた。


 至宝院は代々呪術を操る一族で、近来その能力を持ったものが生まれ て来なくなった為、帝都を養子として引き取った。


 普段はフードを被って出来るだけ顔を晒さないようにしている。
 養子は帝人とは違って違って青色の髪。フードを被っているのもこの 髪を隠すために昔帝人に隠せと言われた。

(わかる人は、ぬらりひょんの孫のユラちゃんを想像してください)
  


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Re: 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!? ( No.1 )
日時: 2011/09/12 21:28
名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)

【行雲流水】


《ふ、二人ともいいかげんにしないか!》


「あぁん?セルティは黙っててくれ。俺は今日こそこのみの虫を殺さなきゃ気が済まねぇんだよッッ!!」


「あーぁー怖いなぁ〜静ちゃんってば」



金髪グラサンバーテン服の一風変わった男が側にあった自販機を掴み取り持ち上げた。


それを面白がるように、ガードレールの上にヒョイッと飛び乗ったファーコートの男が嘲笑する。


そして、その二人をオロオロとした感じで頭を左右に振るヘルメットを被ったライダースーツ


何とも奇妙な人間が集まったものだ。


そこから半径2,3mは離れて野次馬たちが集まっている。


「二度と池袋には来るなって言ったよなぁ?臨也くんよぉぉぉぉぉ?」


ドスの利いた声で睨みつけるバーテン服。否、静ちゃんと呼ばれた男


「静ちゃんてば、カルシウム足りてないんじゃなぁい?」


それをニヤニヤと笑いながら流すのはファーコートの臨也と呼ばれた男



ならば、先ほどセルティと呼ばれていたのは黄色のヘルメットを被ったライダースーツのことか


一人でその光景を黙々と分析していく


その時、バーテンが持っていた自販機を更に持ち上げた


「うるせぇっぇぇんだよぉぉっっっ!!!」


そう叫ぶと同時にグワンッとその自販機をファーコート男へと向かって投げた。


その自販機は真っ直ぐに、全く一寸のブレも見せずにその男へと向かっていた。



・・・・だが、しかし



ファーコート男、臨也は飛んできた自販機をヒョイッと真上に飛ぶことで避けて、違う場所へと移ったのだった。


何にも触れなかったその自販機は真っ直ぐと野次馬へと向かっていった。



「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁ!!!」」」
「「「「うわぁぁぁああぁっぁぁぁぁっぁぁぁ!!!」」」


野次馬は右往左往し、四方八方へと散らばっていく


だが、一人だけ逃げないものが居た。

否、逃げれないものが・・・



「まぁまぁ・・・」


そう叫びながら泣き喚く、推定4,5歳と見受けられる少年が・・


そして、運の悪いことにその少年は自販機の飛ぶ経路に立っていた。








『だから、嫌いやな・・人間って』



一人でボヤくようにして呟いた。


その人物の視線の先には、泣き叫ぶ少年を助けようとせず、傍観する人間ドモ・・


腐った奴ら・・・


そうやって穿き捨てて、踵を返してしまいたい。


だけど、そんなことをしたら嫌いな人間と同じことをすることになってしまう。



面倒やわ・・


心中ボヤきながらも、地面をグッと踏んだ



ガオォッッン!!


凄まじい音がして自販機が地面に倒れた。


そこは丁度少年が居た場所


そして、自販機は人間が下に居るように、小さく盛り上がっている



「い、いやぁぁぁぁっぁああぁぁああぁぁ!!!」



一人の女が発狂する声が聞こえた。


きっと少年の母親だろう。


女は般若のような顔をしながら、バーテン服の男へと歩み寄る


それを傍観する人間ドモ



「あ、あんたのせいで・・!!あんたの所為で私の子どもが・・!!」


バーテン服は自身が悪いとわかっているため、何も言い返せない


「い、慰謝料は、払いなさいよっっっ!!」


女の甲高い耳障りな声だけが辺り周辺に木霊する。


女は怒りのあまりかバーテン服の胸元を鷲掴みする


バーテン服の男はただ目線を下げているだけで何も言わない


ファーコートの男はニヤニヤと様子を伺っているだけ


ライダースーツは困ったように、バーテン服を見ていた。







『あんたは、金が欲しいだけやろ』


そんな中、静かな声が木霊した



誰が、何処から発したものかなんてわからない



『あんたは最初から子どもなんて心配してへんのやろ』


だが、言葉は紡がれていく____





『腐った人間やな』




ガオォッッン!!!


先ほど、人間に当たったときと同じような音がして、自販機が反対側へと倒れた。



『子どもが生きとれば問題ないやろ。さっさと引き取りぃ』



子どもの首根っこを掴みブラブラとブラ下げる



「あ、あぁっっ・・あっぁ・・」


女は言葉を詰まらせながらも発し、奇声を上げながらその人物から子どもを引ったくりどこかへと去っていった


そんな女を呆れたように一瞥してからそのフードを被った人間は奇妙な三人組・・・嫌、既にファーコートの男は居なくなっているので、二人組みというべきか・・・に近づいた。



いつのまにか、野次馬たちも消えて新たなる奇妙な三人組が出来上がっていた。



「お前・・」


『確か・・”静ちゃん”と呼ばれていたかな』



「ちげぇぇぇ!!俺は平和島静雄っつぅー名前があんだっっ!!」


静ちゃんというのは、どうやらいけないらしかった。



『そうなんか。なら、平和島さんでよろしいやろか?』


「お、おう・・」


短気なだけで、どうやらそこまで悪い人ではないようだ。



『そっちの方は・・』


ちらりと、ライダースーツへ目を向ける。



《セルティ・ストゥルルソンだ》



『セルティ・・なるほど・・』


『ところで、来良学園は知ってはりますか?』


「あぁ、来良なら・・」


平和島さんが丁寧に道を教えてくれた


『おおきに。都会人は恐い言いますから、ええ人に会ぅて良かったですわ』


《まだ昼前だから、学校は終わってないぞ。行くなら夕方の方がいいと思う》


PDAを軽やかに操ってセルティさんが教えてくれた。



『ほんまですか?なら、そうしますわ。ほんまおおきにですわ』


深々とお礼をしてから、道を歩き出す。


と、止まって何を思ったのかクルッと振り向いた。




『首、何処にやってしもうたんです?』


《ッッッッッッ!!!!!》


フードの人物の言葉にセルティは心中で言葉を失った。


そして、正気を取り戻したときには既にそこには誰も居なかった。






長くてごめんなさい!!


Re: 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!? ( No.2 )
日時: 2011/09/16 21:07
名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)

【正体不明からの恐怖】


「一体どうしたのさセルティ?」



先ほどから部屋に閉じこもってしまっている最愛の人・・否、妖精の菜をドアの前で呼び続ける男、岸谷新羅。



帰ってきたと思ったら、自分のところには一切来ず、そのまま自室へと閉じこもってしまったセルティ


しかも、何か焦っているような脅えているような・・そんなモノが空気で伝わってきた。



「ねぇーセルティ?一体外で何があったのさ〜」


確か今日は、静雄に会いに行くと言っていたはずなのだが・・


帰ってきてからのコレは一体どういうことか・・


まさか、静雄と何かあったのか・・?


・・・・毒を盛ってやろうか



一瞬ドワッと静雄へ対しての殺意が沸いてきた。


と、同時にゴォンと物凄い音ともに頭に激しい痛みが襲った。


しかし、そんなものは構わず座っていた大勢からスタッと立ち上がりセルティの手を握った。



「セルティ!!やっと出てきてくれたね!!一体外で何があったの?」


そう聞けば、セルティの方からも強く手を握られた。


そして、片方の手でPDAを打っていく



「《見知らぬ奴に正体がバレた》?」


セルティが打った文をそのまま読み上げる。




「別にいいんじゃないの?」



彼女は自分がそう言うものだということを認めている。


だからこそ、竜ヶ峰や園原にも首がないことを明かしたのだから。


だがしかし、どうやらそう言うわけではないらしい。


セルティはするっと手を解くとPCの前の椅子に座った。


そして、素早いタイピングで文字が連なっていく。



《違うんだ!そういうんじゃないだ!!本当に、全く初対面の奴に!!》


「うん?」


いつもは彼女の言いたいことがわかっても、こればかりはどうにもわからない。


《ヘルメットを取ってない姿だったのに!!》



「・・・それは」



《なのに、突然首はどうしたんだって聞かれたんだ!!》



「誰かから聞いていたって事は?帝人君とか杏里ちゃんとか」



《それはない!!私の存在を知っている中で、教えるような奴は・・・・・・・一人以外いない!!》



・・・一人以外ね。


まぁ、その一人っていうのが誰かは容易に想像が出来る。


情報屋・折原臨也


あいつは人の情報をドンドン勝手に売っていくからな・・


《だけど、多分あいつでもない・・・》


「え、違うの?」


《訛っていたんだ》

「訛りって・・・方言ってこと?」


《そう!しかも、どうやら池袋には来たばかりらしい》

「何でわかったの?」


《道を尋ねてきた。ということは、旅行者とかそんな感じだろ?》


「まぁ・・確かに・・」


《あぁ、とうとう私の存在はそんな遠くまで知れ渡るようになってしまったのか・・》


「ねぇ、セルティ・・そんな風に悩むより、その子を探してどうして知ってるのか聞いたほうが速いんじゃない?」


《探すといってもどうやって・・?》


「まず、その人物とどれくらい一緒に居たの?」



《静雄が投げた自販機から子どもを守ったあと少しの間話したくらいだが・・》


「え、何?その子人助けしたの?」


《あぁ。どうやって助けたのかはわからなかったが、倒れた自販機の下から子どもと一緒に出来たんだ》


「・・・それって人間?」



《なっっ!!バカ言うな!ちゃんと、足あったぞ!》


足って・・そんな古典的な・・と思ったが脅えるセルティも可愛かったので新羅は黙っていた。


「まぁ、その人が人間だとして訛り以外に特徴は?背格好とか、髪・目の色とか・・」


《背は160以上だったかな・・。髪と目はフードを深く被っていたからわからなかった。性格は自販機投げた静雄と普通に喋っていたからそれほど物怖じしないのかも》


「んーー。今のじゃ女か男かもわからないね」


《や、やっぱり幽霊なのか・・!?》


幽霊に脅えているセルティって本当かわいいなぁ・・・などと心中思いながら、そう言えばと思い出す


「道尋ねたんでしょ?とりあえず・・・って、もう居ないか」


《あぁぁ!!それだ》


「え、何?ヒントになった?」


《あいつは来良学園に行くといっていた!しかも、学校が終わる時間に合わせて夕方!》


「学校が終わる時間・・あと30分位だね。丁度いいんじゃない?」


《行って来る!》


「行ってらっしゃい。幽霊じゃないといいね」


そうやって言えば、勢い良く掴んだヘルメットを握ったままその場で固まった。


「嘘だよ。多分人間だから」

《本当だな?本当に人間だな?》

PDAを勢いよく突きつけてきたセルティが愛らしくてたまらない


「うん。なんなら、連れて来てくれれば解剖するよ?」


解剖は自分の趣味の一つだから苦には思わないし。


《いや、いい》


だが、即答で断られてしまった。


まぁいいか・・

「行ってらっしゃいセルティ」


そう言って、彼女を送り出した。





うわぁぁぁぁ!!性格全然違うぅ〜〜!?

そして、毎度毎度長くてごめんなさい



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