二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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神々ト巨人達ノ歴史
日時: 2011/09/14 20:34
名前: ピクミン ◆xr/5N93ZIY (ID: S1XpBh/Z)

初めまして。退屈戦隊ヒマジンジャーピクミンで(蹴
ポケモンの歴史を見てレジギガスにはまってしまった自分は
レジギガス達の過去を書くつもりです。よろしくお願いします。
ちなみにポケモン大好きです。この年でも。

登場人物

レジギガス(ノーマル) 通称白。この小説のメイン。最も体力が高い。

レジギガス(炎) 通称赤。炎を司る。

レジギガス(水) 通称青。水を操る。

レジギガス(鋼) 通称銀。鋼を引き出す。最も防御が高い。

レジギガス(ゴースト) 通称霊。すり抜ける力を持つ。

レジギガス(電気) 通称黄。発電能力を持つ。最も素早さが高い。

レジギガス(草) 通称緑。生命力が高い。

レジギガス(氷) 通称透明。氷結させる能力を持つ。

レジギガス(格闘) 通称闘。力自慢。

レジギガス(毒) 通称紫。毒を体内に宿す。

レジギガス(地面) 通称地。地震を起こす。

レジギガス(飛行) 通称飛。空を飛ぶ。

レジギガス(エスパー) 通称超。最も特攻が高い。

レジギガス(虫) 通称茶。影が薄い。

レジギガス(岩) 通称岩。最も特防が高い。

レジギガス(悪) 通称黒。悪知恵が得意。

レジギガス(ドラゴン)通称龍。ギガスの中で一番強い。

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Re: 神々ト巨人達ノ歴史 ( No.1 )
日時: 2011/09/14 20:42
名前: ピクミン ◆xr/5N93ZIY (ID: S1XpBh/Z)

プロローグ

此処はポケモンリーグの会議場。科学者達が集まっている。

「えっと、これを見るに、レジギガスには全てのタイプのレジギガスが居たと考えられます」
「それでは「神」と言うのは一体……」
「レシラムやキュレムあたりではないでしょうな。もっと過去だ」
「……宇宙が生まれた時のあの伝説では……」
「奴か……」



「アルセウス」




その頃、ある山の頂上に巨人が居た。白い身体、黒い模様、足と肩には
苔が積み重なり、短すぎる首、手首と肩の付け根にある黄色いリング、そして点字……そう、覇王レジギガス。三体のポケモンを連れ、遙か彼方を見ている。氷のレジアイス、鋼のレジスチル、岩のレジロック。

『レジギガス様、目覚めるときが来たようです。決戦が……』
「アア……近イヨウダナ」

レジギガスは、遙か昔を思い出していた。

それは、何万年も昔の話——

Re: 神々ト巨人達ノ歴史 ( No.2 )
日時: 2011/09/16 20:59
名前: ピクミン ◆xr/5N93ZIY (ID: S1XpBh/Z)

第一章 始まりの大地

「海」も「森」もまだ名前が付いていなかった頃、ある大地を巨人が移動していた。レジギガス(ノーマル)は海の浅瀬を泳いでいる大きな鮫を腕を振るって砂浜へと打ち上げた。この鮫の名はフカザメ。真っ白の身体が特徴だ。大きいものは何十メートルにもなるという。びちびち砂浜ではねている鮫を、レジギガスは雷を纏った拳でとどめを刺した。今日の昼食を捕りに来たのだ。そして再び浅瀬へ入る。血の臭いをかぎつけて六匹のフカザメがレジギガスに襲いかかる! レジギガスは本気になった。びくり、とフカザメの動きが止まる。レジギガスの後ろに赤いオーラがありそうだ。レジギガスは片手で黄色いエネルギーを放つ! 水中でも十分なスピードで飛んでいく「破壊光線」は、爆発を起こす! 動かなくなったフカザメを引き上げ、彼は再び住処へ戻った……

「遅かったな白」
「そう言うな黄。距離は遠い」
「だから私が行けば……」

白、と呼ばれたレジギガスを黄と呼ばれたポケモンが話しかける。レジギガスと比べてやや細めの身体で、身体は黄色と黒の雷を思わせる模様、肩に乗っている苔は白い。白の三本の指と比べ、黄の指は切り裂くことに特化している。その隣にいるのは、超と呼ばれるレジギガス。黄よりもさらに細い身体で、しなやかな腕、足、肩の苔は紫色。身体はピンク色と白の輪の模様がついている。

「おーい、昼食」
「オレの出番だと思う」

黄が大声で叫ぶと、森から色々なレジギガスが出てくる。レジギガスは森で暮らしている。切り株がテーブル代わりだ。切り倒した木は家に利用している。

「さて……」

炎を思わせる赤い身体、赤い苔の赤づくしのレジギガスは、片手で火炎放射を放つ! 火が起こり、それに大きな平べったい石を乗せ、切ったフカザメの切り身を乗せる。すぐに焼けて良い匂いが漂う。

「いただきます」

全員が言うと、超能力で胃袋に送る。口がないポケモンはこうして食べているのだ。


騒いでいるうちに夜になった。

Re: 神々ト巨人達ノ歴史 ( No.3 )
日時: 2011/09/19 10:49
名前: ピクミン ◆xr/5N93ZIY (ID: S1XpBh/Z)

第二話 神

「……あれは」

白が上を見た。続いて、黒いオーブを来たような身体、普通の身体のレジギガス(ゴースト)通称霊が上を見る。暗い夜空が眩しく光っている。そして、太陽のような光の中心には……彼が居た。創造神アルセウス。宇宙の始まりと共に全てを創り出した最初のポケモン。白・黄・霊・超が上を見ていると、それはゆるやかに、それでいて神々しく大地へ降りてきた。触れた部分から草と花が咲く。
その姿。鹿のような白い身体、そして蜘蛛の巣のような形をした黄色のリングがある。当時最強と呼ばれた彼らですら、その威圧感には恐怖を抱けずには居られなかった。灰色と茶色の岩で出来たような身体、がっしりした白と同じような姿を持つレジギガス、通称岩はすでに戦闘態勢に入っている。

“私の名は……アルセウス”

全員の頭に響く声。たったそれだけで、威圧感で動けなくなる。

“貴方達は、この大地で私が創らずに独自で生まれ、独自で進化して来たようだ。絶讃に値する”
“しかし、貴方達がいるだけで、生態系のバランスが崩れている”
“そこで、全員がばらばらになって貰いたい”
「え? 身体が?」

黄が聞くが、アルセウスはスルーする。

“どうだ? 否か?”
「……」

全員の沈黙。誰もが同じ事を考えていた。

「……嫌だと思う」

赤が答える。口癖は「〜と思う」だ。

“そうか、残念だ……それなら、力ずくでどこかへ散らばって貰おう”

アルセウスが、口に空気の渦を溜める。全員を吹き飛ばすつもりだ。

「お断りだぜ!」

青い身体に赤い角、黒い爪と長い尻尾の一番レジギガスから離れていて龍のような身体、通称龍は口から蒼いエネルギーを放った! 龍の形をしたエネルギーは、真っ直ぐアルセウスに直撃する!! 大きな爆発音と共に蒼い大爆発が起こる! 

“……”

煙が晴れ、アルセウスがこっちを睨んでいる。緑色のエネルギーが身体を包んでガードしたのだ。その強烈な威圧感で全員が動けない。

“裁きを与える”

アルセウスのリングが光る。

「……ちっ! いったん逃げるぞ!」

超がテレポートをし、全員がその場から消えた。即座にアルセウスが目を瞑り、黄色いエネルギーを周りに放つ。アルセウスの感知技だ。触れた者は一定時間アルセウスに居場所がばれる。

“……あそこか”


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