二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- closest love...【青の祓魔師】
- 日時: 2011/09/21 18:21
- 名前: 絆(ほだす) ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
青祓二作目バンザイ( ゜Д゜ノノ☆パチパチパチパチ
ほだすsデス(._.)
今回はいつもの『甘甘』とは打って変わって『苦苦』をテーマで書こうと思ってるんですが。
慣れてないですねー。苦いのは。
まあ、いつもの通り、オリキャラありの夢小説です(^_^;)
苦手な方はさよぉーならぁー($・・)/~~~です。
それでわw
- Re: closest love...【青の祓魔師】 ( No.3 )
- 日時: 2011/09/27 19:25
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
【第二幕——Introduction.——】
「うわあああああ!!いずもぉぉぉ……何これわけわかんない!!グリモア学って何?どういう勉強なのかも謎なんだけど?!」
教室の真ん中から『絶叫』がきこえた。
もう、人間ものではないような『叫び』が。
——その叫びの中心にいるのは少女。香宮愛色という少女だった。
外見はノーマル。特別可愛いわけでも不細工なわけでもないノーマルな容姿をしている。
それでもバッサリと肩の長さで切った黒髪は、彼女の活発な——騒がしい性格を思わせる、ある意味『彼女らしい』容姿をしているともいえる。
——もう一方の少女は、神木出雲。
愛色からの『絶叫』SOSコールを受けていた少女だ。
紫がかった髪は長く、2つに結ばれている。
平安貴族を思わせるそのまろ眉の間によっている眉間の皺や、腕を胸の前で組んでいる様子からは、威圧的な印象を受ける。
「ちょっと愛色、静かにしなさいよ。別に学問の名前なんて覚えてなくても中身さえ覚えとけばいいのよ」
出雲はこんな様子に慣れているのか、ため息をつきながらも愛色を宥める。
「あいいろちゃん、俺が教えてやろか?」
そういって彼女のお世話役を立候補したのは、ピンク色の髪に京都弁、あだ名は『エロ魔人』の志摩廉造だった。
「ありがとー……れんぞー……」
『エロ魔人』は「ええよええよ、俺の個人レッスンな^^」とさわやか笑顔を振りまきつつ、隣の勝呂竜士にどつかれていた。その隣では三輪子猫丸が苦笑し——なんとも気の毒な光景だった。
——そして、もう一人。愛色とほぼ同じ状態になっているのがもう一人いた。
「死ぬ……ガチで死ぬ……」
彼の名は奥村燐。本人曰く実践派の人間なのだそうだ。
一見皆と同じように見えるが、彼の下半身から伸びている黒い尻尾を見れば印象は変わるだろう。
実践派の人間——否、彼は人間ではない。魔神サタンと人間との間に産まれた仔なのだ。
彼も周りもその生い立ちを忌まわしく思っているのは確かだ。
——カッコイイのにな、人間じゃないって。アニメみたいで。
愛色だけは彼の生い立ちに羨望の眼差しを向けていたのだが。
……もちろん本人に言うわけにもいかない。
「だよねー……燐やっぱわかってる……」
というわけで教室に黒いオーラを纏っているのが二人。
——と、そこに緑色のオーラが見えたような、気がした。
「燐も愛色ちゃんも元気出して。正直私もついていけてないけど……がんばろ?」
緑色のオーラを纏っている少女——杜山しえみだった。
優しい物言いにふわりと漂う草花の良い香りが辺り一面の空気を朗らかにする。
不思議と周りにいるものは彼女に癒されてしまう。
それプラス外野一人(宝)によってこの異色の『祓魔塾』は構成されているのだ。
- Re: closest love...【青の祓魔師】 ( No.4 )
- 日時: 2011/10/01 11:29
- 名前: ヒナコ@パソコン一応復活!新しくなります (ID: Z28tGAff)
でいどりーむ好きやな(笑)
英語題名キター!
- Re: closest love...【青の祓魔師】 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/01 21:59
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
ほだs、Daydream大好きなのですw
英語題名リアルにキツイ。
ブラックコーヒーがんばるぞw
- Re: closest love...【青の祓魔師】 ( No.6 )
- 日時: 2011/10/07 23:13
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
【第三幕——the past.——】
そもそも。こんなダメ人間が、なぜ『祓魔師』になろうだなんて考えたのかというと——。
簡単に言ってしまうと『憧れ』なのだった。
少女のその何の変哲もない言動の端々や、日用品、学用品……などからは、一般人とは少しずれたような印象を受ける。
アニメのキャラクターが描かれたファイルや下敷き、周りには意味のわからない語句。例)カニバ。——等、とても個性的でマニアックな印象だ。
結論。彼女は『オタク』なのだった。腐った部分も含まれているらしい。
それも、筋金入りのオタク。——周りの人間は彼女のことを嫌っているのわけではないのだが、話しについていけないため『ぶっとんだ』印象を持っているようだ。
——それでも「私、二次元男子にしか興味ありませんから」というような、そこまで『ぶっとんだ』悲しい人間ではないようだ。
一応。恋だってする。
「……気まずい。非常に気まずい」
「何がよ」
只今、香宮愛色は神木出雲とともにinファミレスなのだった。
彼女にはなんだかとっても、気まずいことがあるらしいのだが。
「勝呂と……気まずい」
「ああ。あれか。まあ、何とか成るんじゃないの」
「なんとか……ならなさそう、です」
「あ、そう」
ファミレスの彼女が座っている一角だけが、黒いオーラに包まれている。彼女自身も売れ残りのシナシナになった野菜のような状態になっている。
そもそも、なぜ彼女がこんな状態になっているのかというと。
「……告らなきゃ、良かったです。トホホ」
「だから言ったでしょ?!」
「はい。すみません。でも、出雲は私の恋が実らないとわかっていて……いや、私もわかってはいたけど、勝呂があそこまでデリケートで繊細な性格だったとは……」
ブツブツときこえるひとりごとの端々から検討がつくように——香宮愛色は、勝呂竜士にフラれてしまったのだという。
「大体、あんな奴のどこがいいっていうのよ?」
出雲は、勝呂と因縁の関係的なものがあるため、自分の友人がそんな奴に好意を向けていることに、多少の不満があるのだろう。何時にも増して不機嫌そうだ。
「う……。た、確かに、荒っぽかったりとかするけど……」
愛色は不機嫌そうな出雲を前にして、少々躊躇いながらも
「優しいとことか、好き……だったかな」
「優しい?!!?!」
あんな粗暴な奴のどこが……!!——出雲の怒りメーターの表示は徐々に高いものになっていく。
「と、とにかく……」
出雲が紅茶の入っているカップを今にも割ってしまいそうな勢いだったので、話をもとに戻す愛色。
「なんでいつもこうかな……。なんでいつもいつも上手くいかないのかな」
彼女の言葉は本物だった。
——本当にいつもいつも上手くいかず、絶望の果てに落ちてしまった少女の言葉。
「……」
それにばかりは、怒りメーター95%の彼女も、怒りを堪えざるを得なかった。
「いつかは上手く、いくようになるんじゃない」
それでも、そんな彼女の薄っぺらい言葉は、落ちこぼれの少女の心にはこれっぽっちも響かなかった。
「私、所詮はゴミクズ以下の存在だから……」
彼女の空っぽの心は自分を罵倒して、嘲った——。
- Re: closest love...【青の祓魔師】 ( No.7 )
- 日時: 2011/10/08 14:23
- 名前: ヒナコ@豚核にドン (ID: Z28tGAff)
- 参照: http://ameblo.jp/picopu-sakunyan
子猫丸くんにすればいいのに
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