二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 明るく光る星いくつ【デュラララ!!】
- 日時: 2011/10/08 13:50
- 名前: ヒナコ (ID: Z28tGAff)
- 参照: http://ameblo.jp/picopu-sakunyan/
どうも(´ω`)ヒナコです。
今回はデュラ小説書きます。
毎回中心となる人物を変えていくので、
いろいろと分かりにくい時もあると思いますが・・・
なるべく分かりやすくなるように頑張ります(汗))
甘甘というよりはシリアス寄りです。
オリキャラの女の子が登場します!
ちょっといつもとは違う感じの話を考えてます^^
ちなみに私はお約束もベタなのも大好きなので
展開読めちゃったりとかしますが・・・・ご了承下さいm(−−)m
*この物語に出てくるオリキャラの人物設定は、作者が想像で作り出した、架空のものです。
- Re: 明るく光る星いくつ【デュラララ!!】 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/08 14:14
- 名前: ヒナコ (ID: Z28tGAff)
Chapter1 【まるで、引力が働いたかのような。】
雨が閑散と降りしきる、夜の池袋。
比較的人通りの少ない道の真ん中に、1人の青年が苛立たしげに立っていた。
「あの糞ノミ蟲野郎・・・次見るときはぜってーブッ殺す・・・!!」
金髪にサングラス、バーテン服を着た男——平和島静雄。
『喧嘩人形』とも呼ばれている彼は、グニャリと曲がった道路標識を片手に、地団駄を踏んだ。
おそらく、つい先程まで—
天敵である、折原臨也を追いかけていたのだろう。
その後、彼は自身の怒りが治まるまでその場に留まった。
手に持っている標識は、もう元の形には戻りそうに無い。
標識を持つ前に持っていた傘は、自分の脅威的な握力で握り潰してしまい、追いかけている途中で何処かに落としてきた。
空から降りかかってくる雨粒が、バーテン服に水玉の染みを作る。
そして、暫く経ってだいぶ落ち着いたのか、静雄は標識をなるべく道の端の方に捨てて、家に帰ろうと振り返った。
そのとき、
「・・・・あ?」
——違和感を感じた。
振り返っている一瞬の間・・・・何かおかしなものが見えたような気がする。
思わず、それが見えた方向に再度目を向けると—・・・
「・・・!!」
建物と建物の、僅かな隙間。
大人1人分程のそのスペースに、幼い少女が倒れていたのだ。
この暗闇の中、誰も気づかなかったのだろうか?
今、静雄の周りには誰も居ない。
このまま放って置く訳にもいかないだろう。
「・・・俺は小せぇガキと縁でもあんのか・・・?」
そう呟き、静雄はかつて、自分を出会い頭にスタンガンで殺そうとしてきた少女を脳裏に浮かべながら、少女に近づいた。
暗がりで、どんな容姿かは分からない。
体を軽く揺すってみたが、反応は無かった。
「寝てるわけじゃ・・・なさそうだな。」
少女の意識は無く、しかしどこか苦しそうに見える。
小さな肩は小刻みに上下し、呼吸も荒い。
この雨で、しかも夜で冷えきっている中・・・かなり衰弱しているようだ。
一体、どれ程の間倒れていたのだろうか。
顔や体に外傷は見当たらず、怪我が原因では無いことは分かる。
——取り敢えず・・・新羅んとこ、運ぶか。
そして静雄は軽々と少女を抱え上げ、先程とは行き先を変えて歩き出した。
「悪ィな・・・傘どっか落としちまったから無ぇんだわ。寒いだろうが、ちょっとだけ我慢してくれよ。」
出来るだけ寒くないように—
静雄は、少女を力強く抱きしめた。
- Re: 明るく光る星いくつ【デュラララ!!】 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/07 22:48
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
ななな、なんなのだ?!シズちゃん、ロリコン?!
- Re: 明るく光る星いくつ【デュラララ!!】 ( No.3 )
- 日時: 2011/10/08 13:45
- 名前: ヒナコ@豚核にドン (ID: Z28tGAff)
- 参照: http://ameblo.jp/picopu-sakunyan
ちげぇよw
- Re: 明るく光る星いくつ【デュラララ!!】 ( No.4 )
- 日時: 2011/10/10 17:38
- 名前: ヒナコ@豚核にドン (ID: Z28tGAff)
- 参照: http://ameblo.jp/picopu-sakunyan
—新宿—
「全く・・・仕事が忙しいときに限ってシズちゃんが出てくるんだから、参っちゃうよねぇ。」
そう呟くのは、全身が黒で包まれている、眉目秀麗な青年—折原臨也。
『情報屋』である彼は、今日は仕事で偶然池袋に行っていたのだが——
タイミング悪く天敵の平和島静雄と鉢合わせてしまい、30分も追いかけ回される羽目になってしまった。
その後なんとか怪我無く逃げ切り、取り敢えず本拠地である新宿に戻ってきたのだった。
「まぁ、見つかったのが仕事終わりだったからまだ良かったけど。・・・そっちの方は、何も問題なくやれたようだね。」
そんな彼と今一緒に居るのは—・・・
『ああ。今日運んだものはいつもより幾分まともだったからな。』
池袋の都市伝説、“黒バイク”
首から上が存在しない、俗に〝デュラハン〟と呼ばれる、アイルランドの妖精。
運び屋、セルティ・ストゥルルソンである。
現在2人は、臨也の住んでいるマンションの前に居る。
セルティは臨也に「とある人物に金を届けて欲しい」
と依頼され、今はその仕事を終えて、臨也に報酬を貰いに来ているところだった。
『しかし・・・・暴力団に200万も届けるなんて・・・一体裏では何が起こってるんだ?』
彼女はPDAに切実な疑問を打ちつけ、
臨也の前に提示する。
「まぁまぁ、そういうことは気にしないでいいんだって。運び屋は言った通りに運んでくれればそれで十分なんだからさ♪」
『ハッ、よく言うよ。』
「はい、じゃぁこれ代金ね。お疲れ様でしたー♪」
『頼むから、私にまで危険が及ぶような物を運ばせないでくれよ。警察とかから逃げ回るのも、簡単じゃ無いんだからな。』
「努力するよ。・・・多分無理だけど。」
『・・・はぁ・・・。』
その後、セルティは臨也と別れ、自身の黒バイクに跨り新宿を去って行った。
そして臨也は、その走り去っていく姿を暫く見つめて呟いた。
「デュラハン・・・・・・妖精、ねぇ・・・・。
居ないかなぁ他にも、そういう人間じゃない存在。」
「ある時偶然、ポッと出てきちゃったりしてね。」
- Re: 明るく光る星いくつ【デュラララ!!】 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/10 22:54
- 名前: 黒髪春原狂愛!ほだす ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)
(´∀`*)ポッ
っと音をたてて、爆発するのは『水素』さ。
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