二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 愛情をたくさんあげる
- 日時: 2011/11/11 22:01
- 名前: 千李 (ID: rCT1hmto)
いらっしゃいませ。
ここではAPHと鬼灯の冷徹の夢小説を取り扱っております。
なお、APHはデリケートな作品のため国名ではなく人名で全て表記させて頂きます、オリジナル主人公で出ます。全て自己満足作品です。
・作者はここで初めて書くので分からないことがあると思います。
・不定期更新になるかも知れません。
・基本的なルールを守れないかたは来ないで下さい。
・描写が多い場面があると思うので、見辛いところもあると思います。
・グロやホラー等、そこらへんも出ると思います。
それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい。
APH:愛情をたくさんあげる
【登場人物】
【>>001】サンマリノ共和国
【>>0014】アレン・ブロウニング
【物語】
【>>002】妹が出来ました
【>>0015】愛されています
+
鬼灯の冷徹:今日も地獄は平和です……?
【登場人物】
【>>0004】白虎と人間のハーフ
【物語】
【>>0005】白虎と人間の混血です
+
【その他】
【>>0008】ハロウィン記念1
【>>0009】ハロウィン記念2(APH)
【>>0010】ハロウィン記念3(APH)
【>>0011】神獣関係1(鬼灯の冷徹)
【>>0012】神獣関係2(鬼灯の冷徹)
【>>0013】新たなる誓い(APH)
+
【更新履歴】
2011/11/09 18:00……APH番外編「新たなる誓い」更新
2011/11/11 17:09……APH オリジナルキャラクター「アレン・ブロウニング」更新
2011/11/11 21:48……APH 第一話更新
2011/10/17 22:39……スレッド設立
- Re: 鬼灯の冷徹・APH:愛情をたくさんあげる ( No.7 )
- 日時: 2011/10/28 20:32
- 名前: 千李 ◆2wQbNMYBsg (ID: rCT1hmto)
メモ帳
・風邪を引きました
・遥か、昔の出来事。
・取り合い
・手料理競争
気紛れで消しますので、お気になさらずに
- Re:ハロウィン記念(APH) ( No.8 )
- 日時: 2011/10/31 19:15
- 名前: 千李 ◆2wQbNMYBsg (ID: rCT1hmto)
ハロウィン記念※会話文のみ
Ⅰ,イタリア兄妹
「兄さん、お兄ちゃん!」
「サエリ!」
「サエリ!」
「「「Trick or Treat!」
「……何だ、みんな同じ考えかあ」
「ヴェー、俺お菓子持ってるから二人にあげる」
「俺も持ってるからほい、フェリ、サエリ」
「有り難うお兄ちゃん、兄さん! ボクも持ってるからあげる!」
「何だ、結局みんな持ってたんだね」
「てか、サエリ、その黒い物体は何だ?」
「え? ああこれ? アーサ−さんから貰ったスコーンだよ!」
「「!? サエリ、今すぐそれを捨てなさい!」」
「え? え? 何で? お兄ちゃん達がアーサ−さん苦手なのは知ってるけど」
「それはテロだよ! 食べたら危険だよ!」
「よよよよよよよし、今からアイツに言いに行くか!」
「何を?」
「Kill or Killed」
「やあああああああ! ダメだよお兄ちゃん! 逆に殺されちゃうよ!」
「妹にこんなテロを食わそうとしたんだ! ここここ、これくらい、どどどうだって無いさ!」
「お兄ちゃん落ち着いてええええええええええええ!」
「そうだよ兄ちゃん! 落ち着いてぇ!」
「話を変えて、兄さんとお兄ちゃん、そのコスプレ似合ってるね」
「ヴェ、サエリも吸血鬼似合ってるよ!」
「ていうか、フェリの狼男も十分似合ってるけど」
「兄さんの場合犬だよね!」
「ヴェ! そうかなぁ? 兄ちゃんのミイラ男も中々だよ!」
「そうか? じゃあこの力作のコスプレでみんなを脅かしに行くか」
「賛成!」
「HAPPY HALLOWEEN! 兄さん、お兄ちゃん!」
考えてることは兄妹全て同じ、仲良し兄妹で色んな人にお菓子をねだってみんなで仲良く食べていたら良いな!
イギリスと仲が良いサンマリノ、それに嫉妬するロマ兄ちゃん、それを宥めるフェリ兄ちゃん、という図?
因みにKill or Killed→殺すか殺されるか
Ⅱ,ドイツ
「ルートさん! Trick or Treat」
「来たか、ちゃんと用意してあるぞ」
「わぁっ! バームクーヘン!」
「ハロウィン特別版のカボチャクーヘンだ」
「えっ……カボチャ?」
「あぁ、カボチャ嫌いなサエリも食べれるようにしてあるから、食ってみろ」
「い、頂きます……」
「どうだ? 美味いだろ?」
「すっごい美味しいです! カボチャがこんなに美味しくなるなんて思わなかったです!」
「料理も一工夫加えれば美味しくなるんだぞ」
「有り難う御座いますルートさん! これお礼です!」
「……クッキーか、カボチャ形の」
「頑張って作ったんですよ!」
「へえ、カラフルな色合いだな」
「どうやったか内緒です、美味しいと思いますから食べてみて下さい」
「…………美味いな、有り難うサエリ」
「どういたしまして! ルートさん」
「ん?」
「HAPPY HALLOWEENです!」
「ああ」
親子みたいな雰囲気が良いな、可愛がられているサンマリノ、ドイツさんは野菜を使ったケーキとかも作れそう、美味しいの。
後から他にもいっぱいお菓子を貰って幸せいっぱいのサンマリノだと良いな。
Ⅲ,日本
「菊さーん?」
「おやサエリ、いらっしゃい」
「菊さん菊さん、今日はハロウィンです!」
「そうでしたね、では、サエリ、何か私に言うべき事はありませんか?」
「勿論です! Trick or Treat!」
「ふふ、そういうと思いました、どうぞ」
「? これは何ですか?」
「和菓子です、可愛らしいでしょう?」
「カボチャとかランタンの形をしていますね、これ菊さんが作ったんですか?」
「はい、手間がかかりましたけど楽しかったです、ではサエリ」
「はい?」
「Trick or Treatです」
「っ」
「お菓子を持っていませんよね?」
「……」
「悪戯しても構いませんよね?」
「ちょ、ちょっと菊さん?」
「では私のこのお手製ミニスカ魔女っ娘衣装をどうぞ」
「え、ええええええええ!?」
「あぁ、忘れていました、黒白縞二ーソと猫耳+尻尾も忘れないで下さいね」
「ちょ、ちょっと菊さん!?」
「お菓子を持っていないサエリが悪いんです」
「きゃあああああああああああああああ!」
結局着る羽目になって写真に収められてしまった不憫なサンマリノ、何だかんだで爺孫コンビだと嬉しいな、菊さんは手先が器用そうだから可愛い形に和菓子を作ってくれそう。
NEXT→連合組
- Re:ハロウィン記念(APH) ( No.9 )
- 日時: 2011/10/31 19:39
- 名前: 千李 ◆2wQbNMYBsg (ID: rCT1hmto)
ハロウィン記念2!
Ⅳ,アメリカ
「DDDDD! HAPPY HALLOWEENなんだぞ! サエリ」
「アル! HAPPY HALLOWEEN!」
「いやぁ随分手のこんだコスプレだな!」
「作るのに手間かかったんだよ! アルのもカッコいいよ!」
「俺はヒーロ−だからな!」
「でも何でミイラ男? ヒーロ−とかじゃないの?」
「HAHAHA☆ 何を言っているんだサエリ!」
「?」
「俺は元からヒーロ−だから、コスプレをする必要なんて無いんだぞ!」
「……さいですか」
「じゃあサエリ、Trick or Treatなんだぞ!」
「こっちも、Trick or Treat!」
「俺はヒーロ−だから、お菓子なんて持ってないんだぞ!」
「…………」
「う、嘘だ! 嘘だからその目は止めてくれ!」
「じゃあ、ちょうだい?」
「はあ全く、はい」
「……何これ」
「何って、お菓子なんだぞ!」
「お菓子って青い色してて、キラキラ光るものなの?」
「そうさ! ヒーロ−だからな!」
「すみません、意味分かりません」
「さあ早くサエリもお菓子を寄こすんだ!」
「はいはい、じゃあん! ボクお手製の手作りクッキー!」
「有り難うサエリ、大切に食べるぞ!」
「せっかくだから、一緒に他の所回りながら食べようよ!」
「DDDDDD! 賛成なんだぞ!」
仲良しこよしなアメリカとサンマリノ、親友みたいな雰囲気をかもし出していると良いな、この後フランスから美味しいお菓子ご馳走になってイギリスの所行ってスコーン食ってサンマリノ失神、みたいな感じだと願いたい。
Ⅴ,イギリス
「アーサ−さん! HAPPY HALLOWEEN」
「おう、サエリ、HAPPY HALLOWEEN」
「さっすがアーサーさん! 吸血鬼衣装似合いますね!」
「お前だって吸血鬼だろ、血でも吸いに来たか?」
「血ではありませんが、お菓子を貰いに来ました!」
「おうそうかそうか、みんな全然来ないから退屈だったんだ、一緒に作るか?」
「賛成です!」
「そうだ、サエリ」
「?」
「Trick or Treat」
「ふぇ?」
「その反応って事は、持ってないんだな?」
「……はい、さっき全部あげてしまって」
「じゃあ、悪戯させて貰おうかな?」
「ふぇ? いや、あの、その目付きなんですか? アーサ−さん?」
「何にしようかな……」
「ひいいいいいいスミマセンスミマセンスミマセンンンンン!」
「なぜ白旗振る、お、そうだ」
「え?」
(チュッ)
「悪戯完了」
「ほほほほほ、ほっぺチューですか!?」
「おう、美味かったぞ」
「はいいいいいいい!?」
「ほら、さっさと作るぞ」
「は、はい……」
アーサ−に頬キスさせたかっただけ、二人でスコーン作って互いに作ったの食べてサンマリノ失神して後からイギリスがフランスとかにフルボッコくらう。
何かグダグダになってしまった、でも書いてて楽しかったよ。
Ⅵ,フランス(+イギリス+アメリカ)
「やっほーサエリちゃあん! HAPPY HALLOWEEN」
「あ、フランシスさ、ってわああああああああああああ! ななななな、何で裸なんですか!?」
「しかも猫耳に股間に薔薇とか、死にたいのか?」
「いや、コスプレと言うか、お兄さんの戦闘服というか」
「そんなもので戦いに出たら一発で死ぬだろうな」
「フランシスさん、一回死んだ方がいいです」
「まあまあサエリちゃんそんな事言わないで、お菓子用意したから」
「ふぇ? わあ! ケーキが一杯です!」
「お兄さん特製のハロウィンスペシャルだよ!」
「これ全部食べて良いんですか?」
「もちろん、サエリちゃんもお兄さんに何か頂戴?」
「お菓子いっぱい持って来ました! どれが良いですか?」
「んー、お菓子というより、ほしいのはサエリちゃ「死ね」……チョコを貰うね」
「何だかんだでケーキ美味しいんだぞ!」
「てかお前はさっさと服着ろ、サエリが俺の後ろに隠れて出て来ないんだ」
「えへ☆」
変態のくn(← 愛の国フランスさんと仲間達、フランシスさんが作るスイーツは絶対に美味しいに決まっている、本当はカッコいいフランスを書きたかったがこうなってしまった、反省orz
何だかんだでサンマリノもフランス兄さん大好きなんだよ。
NEXT→中国+ロシア+スペイン+ハンガリーさんとオ−ストリアさん
- Re:ハロウィン記念(APH) ( No.10 )
- 日時: 2011/10/31 20:08
- 名前: 千李 ◆2wQbNMYBsg (ID: rCT1hmto)
ハロウィン記念3!
Ⅶ,中国
「ヤオさん?」
「サエリあるか? どうした?」
「ヤオさん、今日はハロウィンです! て事でお菓子を頂戴です!」
「残念ながら我は持ってないある」
「えー……?」
「て事で帰るあるよ、もう遅いある、帰るよろし」
「ヤオさんヤオさん、じゃあボク桃饅頭食べたいです」
「持ってねえってさっき言ったあるよ、送ってやるから帰る準備するある」
「……お願いしますにーに、桃饅頭が食べたいんです」
「……!? 仕方ないあるね! にーにが桃饅頭作ってあげるある!」
「わーい、にーに大好き!」
「座って待ってるある、たくさん作ってやるある」
「あ、にーに、お礼にお菓子あげます」
「おぉ流石は我の娘ある、謝謝」
「娘になった覚えはありませんけどね、! にーに! HAPPY HALLOWEENです!」
「サエリは元気あるね、ほら桃饅頭出来るまで座ってるあるよ」
「はい!」
中国の落とし方を知っているサンマリノちゃん、そんなサンマリノにデレデレな中国、桃饅頭食べている間ずっと頭を撫でてでれでれな中国兄さん、最後は送って貰ってそのままみんなでパーティー。
Ⅷ,ロシア
「…………」
「………………」
「あの、イヴァンさん」
「ん? なにー?」
「ハ、ハロウィンですね」
「そうだねー、お菓子欲しい?」
「欲しいです!」
「じゃあお菓子をあげるから君の家の水道管くれない?」
「えっ!?」
「ダメ?」
「えっ、と、それは、さすがに……」
「ダメ、何だ……コルコルコルコル……」
「やああああああああああ! 兄さあああああああん! お兄ちゃあああああああああん!」
「白旗振りながら行っちゃった、ちょっとふざけすぎたかな? 後でお菓子持って謝りに行こう」
何とも言えない関係……仲が良いのか悪いのか……、だた言える事はロシア兄さんはサンマリノで遊んでいるという事か、可愛らしいからオモチャみたいな感じ? この後サンマリノはロシア兄さんが苦手になる。
Ⅸ,スペイン
「お・や・ぶ・ん! Trick or Treat!」
「っ!? うっひょおおおおおおお! サエリかわえええええええええ!」
「むぐっ! い、いきなり抱き付かないで下さい!」
「せやかて可愛いやもん! 吸血鬼か? 吸血鬼なんか? 親分の血でも吸うのか?」
「違いますよ! お菓子を下さい!」
「あー、お菓子はあるけどサエリに悪戯されるのも良いと「噛み付きますよ」嘘や嘘、チュロスとチョコ、どっちがえーえ?」
「チュロス!」
「ほい、親分お手製のカボチャチュロスやで、ちゃんと味はシナモンだけやから」
「親分ボクがカボチャ嫌いなの覚えててくれたんですか?」
「当たり前や! ロヴィちゃんの妹は俺の妹や! 妹の好き嫌いな物くらい覚えておかな親分失格や!」
「親分……有り難う御座います!」
「まだいっぱいあるから、親分と一緒にたべよな」
「はい!」
これこそ真のおやk(← 親分と妹分、とっても仲良しな二人、父と子というよりお兄ちゃんと歳が離れた妹みたいな感じ? とにかくサンマリノを可愛がる親分を書きたかった。
Ⅹ,オ−ストリア+ハンガリー
「エリザベータ姉さん、ロ−デリヒさん! HAPPY HALLOWEEN!」
「あらサエリちゃん! 来てくれたのね!」
「貴女なら来ると思っていましたよ」
「嫌味ですか?」
「違います、良い意味で、エリザベータさんが貴女の好物のケーキを作っていたんですよ」
「わあエリザベータ姉さん! 有り難う!」
「どういたしまして、それにしても可愛い吸血鬼さんが来てくれたわね、男の娘みたいよ」
「えっ!?」
「それでお兄さん達と絡んで禁断の兄弟愛とかいけるわねぇ……十分男の娘っぽいし、アーサ−さんと絡んでアーサエでもいけるわ」
「えっえっ、エリザベータ姉さん?」
「気にしないで下さいサエリ、さ、ケーキを切ってあげますから、召し上がって下さい」
「あ、有り難う御座います」
「それじゃあサエリ、一緒に頂きましょう」
「はい、あ、これお二人に」
「まあクッキー? 美味しそうね、有り難う」
「大切に頂きます、有り難う御座います」
親子? ほのぼのな雰囲気を出すけどハンガリーさんのせいで何かが壊れる、ハンガリーさんって腐女子設定があるんですよね、だから入れてみたけど全然分からない。
オ−ストリアさんとサンマリノはお兄さんと女の子的な、とても優しくしてくれるオ−ストリアさん。
- Re: 鬼灯の冷徹・APH:愛情をたくさんあげる ( No.11 )
- 日時: 2011/11/07 19:05
- 名前: 千李 ◆2wQbNMYBsg (ID: rCT1hmto)
カラン、と店の扉が開けば、今日も彼女はやって来る。
番外編:神獣関係
「こんばんは、白」
真っ直ぐに伸ばされた白銀の長髪に、全てを見透かし全てを吸い込みそうな銀色の大きな双眸が俺の顔を映し出している。
薄い水色の肩を出した着物に銀色と白でコーティングされた大きな帯、足を隠す衽は真ん中が切り開いており膝元位で割れている、足には足袋と厚さが三センチくらいの厚底下駄が床と触れるたびに心地良い音を響かせる、彼女の右耳に下がっている雪の結晶の耳飾が揺れる。
「やあ白虎、元気かい?」
「まあね、そういうあなたこそ元気?」
「俺はいつでも元気さ、君が会いに来てくれるからね」
「まあ相変わらず口が軽いのね、そんなんだから奥方が現れないのよ」
袖口を口元に持っていきクスクスと笑う白虎、そんな小さな仕草でさえ愛おしく美しく見えてしまうのが難点だ、俺と白虎は神獣、数前年前からこの天国もとい桃源郷で暮らしている。
互いに良い歳なのに相手がいないのが難点でもある、否、神獣だから相手がいないのかも知れない、だけど子孫を残すためには相手が必要でもある。
このままだと、俺等で神獣の血は絶えてしまう、それを無くすには相手を見つけ子を作る事だ。
「そういう白虎だって、さっさと子でも身篭れば良いだろう」
皮肉っぽく嫌味を言ってやると驚いた表情をする白虎、すっと手から髪留めを取り出してそのまま腕をあげて髪を結ぶ、身八つ口から覗く白い白虎の腕が目に入って俺は思わず目を逸らした。
白虎と俺はずぅっと昔から一緒にいた、もう何年の付き合いになるのかも分からない、相手の考えている事も分かるほどだ。
髪を結び終えると白虎は店に並んでいる薬とか漢方、薬草を見つめて何かを探している素振りを見せた、俺は何かを探している白虎の元へ近づいて。
「お客さん、何かお探しですか?」
ニコッと笑って俺が言うと、白虎は少しだけ寂しげな表情を見せた、滅多に見せない表情に俺の心臓が一瞬だけ跳ね上がった、憂いに帯びた表情ですら似合う彼女はある意味殺人鬼かも知れない。
よく分からないけど、俺はたぶん白虎に恋心を抱いている、あまり確信は無いけど、白虎といると凄いドキドキするし顔もまともに見れない、てか見られない。
朱雀や青龍、玄武に相談したら全員同じ反応を見せた後に「絶対に恋だろ」と言って来た。
だから、たぶん俺は白虎に恋をしている、いつか想いを伝えたいと思っているのだが、中々機会がないし俺に言う勇気が出ない、こんな情けない俺にたまに嫌気が差す事もある。
そんなこんなを考えていると不意に白虎が驚きの品を口にした。
「ホオズキを……探しているの」
「……え?」
その品を探している、と聞いて俺は思わず嫌な言葉が脳内を過った。
------------------------------------------------白虎が、子を身篭った?
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