二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボカロ曲小説
- 日時: 2011/11/20 09:43
- 名前: てふてふ (ID: JryR3G2V)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=21802
はじめましててふてふと申します*
以前二次小説の方にスレッドを立てさせていただいて書いているうちにこちらに立てたほうがいいと言われたのでこちらに再度立てさせていただきます^^
ちなみに前スレッドはこちらURL貼らせていただきました。
ボカロ曲の小説化をさせて頂きたいので、リクがいただけたら——なんて思ってます///
何の曲でも大歓迎です!!
よろしくお願いします+
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只今リクを一時止めさせていただいております
今あるリクが終わり次第再開させていただきます^^
完成**天ノ弱
リクエスト**一方通行・かこめかこめ・トリックアンドトリート・メルト
お客様**悠佳サマ・おかゆサマ・雪サマ・ くまのプー太郎ですが何か∑\(´Д`)サマ・苺サマ
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- Re: ボカロ曲小説 ( No.6 )
- 日時: 2011/11/16 20:20
- 名前: てふてふ (ID: JryR3G2V)
くまのプー太郎ですが何か∑\(´Д`)サマ
リクありがとうございます!´∀`
イナイレは…スイマセンよくわかんないです・ω・`
でも書かせていただきます^^
気長にお待ちください*
- Re: ボカロ曲小説 ( No.7 )
- 日時: 2011/11/16 20:41
- 名前: てふてふ (ID: JryR3G2V)
苺サマ
リクいいですよ〜
でもリク結構たまってるんで遅くなります・ω・`
そんなんでよければ書かせていただきます!
気長にお待ちください^^
- Re: ボカロ曲小説 ( No.8 )
- 日時: 2011/11/18 17:07
- 名前: てふてふ (ID: JryR3G2V)
そしてまた彼と会うことになり、僕は死ぬほどうれしかった。
僕は「君がそれでいいなら僕だってそれで構わない」とか言ってたけど、ホントは嬉しくて仕方がなかった。メールを毎日してた理由も嘘だ。電話かけてくれた時も死ぬほどうれしかった。彼から電話がかかってくるなんて思ってなったから。自分が『天の邪鬼』だってことはわかってる。でも本当のことは何故か言えないんだ…
そして彼と会う日になった。
僕は待ち合わせの時間2分前に着いた。もう既に彼はいる。
「あ、やっと来た。お前遅すぎるだろ。」
「集合時間に間に合ったんだから文句はないでしょ。2分前行動できてれば十分だ。」
「…まぁいい、さっさとプリン食いに行くぞ——」
「え!?あ、ちょっと待ってよ!」
彼はなんて行動が早いんだ。僕とは真逆だ。
「そういえばさ、お前未だにプリン好きなんだな。」
「別にすごい好きってわけじゃないし、でも嫌いってわけでもなから。」
「何だそれ(笑)」
今否定したら、プリン食べれなくなるからあんな答え方をしただけだ。ああ早く食べたい。
「あとさ、ちゃんとしたお菓子屋のプリン食べたい?それともコンビニでいい?」
なんて質問だ。僕はお菓子屋の美味しい美味しいプリンを想像していたのに。こいつはコンビニで済まそうとしていたのか?!
「別にどっちでもいいし!」
あぁまただ。正直に言えなかった。
「お前ならそう言うと思ったよ。じゃぁちゃんとしたの食いに行くぞ。」
彼は僕のことを理解してきてる。今まで会ってきた人はそんな気遣いしてくれなかった。「めんどくさい」とか言われるだけだったのに。優しい奴だ。
僕は彼からたくさんの愛をもらった気がした。とてつもなく嬉しかったから。僕のこの両手から零れそうなほどの愛をもらえて。
「こんなにたくさんの愛どこに捨てよう…」
僕は呟いた。本当は捨てたくなんかないけど。
そして店に着いた。この店のプリンはおいしいと評判だ。彼はこれも計画していてくれたのだろうか。また愛が増えた気がした。
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こちらは『僕』サイドになっております〜
あと2〜3回で終わる予定です^^
- Re: ボカロ曲小説 ( No.9 )
- 日時: 2011/11/20 06:32
- 名前: てふてふ (ID: JryR3G2V)
「おっ!さすが評判の店。すごいうまいな。」
「…」
「なんでさっきから黙ってんだよ。そんなに不味いか?」
「…」
「あ、もしかして『すごいおいしいっ!!』とか言いたいけど、言えないんだ。」
「…」
なぜ彼は僕の思ってることを簡単に当ててしまうんだろう…
「ふぅ。美味しかった。」
そんなことを考えている間に彼はもう食べ終わっていた。行動も早ければ食べるのも早いのかよ!もうちょっと味わって食べるとかこの人には無いわけ?!
「お前食うの遅っ!行動も遅ければ食べるのも遅いんだな(笑)」
何なんだこいつは。変な奴だ。…僕も変なんだな。
「あれ?」
彼は急に立ち上がった。
「何?」
「今、中学の時の友達が店の前通ったんだけど、ちょっと会いに行かねぇ?」
「あっそう。」
「お前あいつのこと知らないのか?」
「…」
「じゃぁ、行ってくるから。」
彼は店を飛び出した。何だそれ。…あれ?何だろうこの感情。彼は友達が多いんだな。でも…なんだか知らないことがあるだけで気が狂っちゃいそうだ。この感情は綺麗なのか汚いのかわからない。どうすればいいんだろう。よく考えろ。まず、僕と会おうなんて言ってくる彼を警戒すべきだったのかな。本当は冗談で言ったとか…でもプリンの店はどうなるんだ?わざわざこんなにおいしい店に連れてきたのに。それも偶然だったのかもしれないな。別にどんな店でもよかったからあんなことを聞いたのか?本当は「コンビニでいいよな?」とか言いたかったんじゃないのか?じゃあ今まで言っていたことは全部嫌味だったのかな?友達が店の前通ったってのも嘘だったとか?本当は「俺先帰るから。」とかいう予定だったとか?
姿は見えないのに言葉だけ見えちゃってる。
僕は色々考えたけど結論はわからなかった。考えてもわからないなら言葉の裏の裏が見えるまで待とう。待つくらいいいじゃないか。
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プリンが食べたくなってきました・ω・`
- Re: ボカロ曲小説 ( No.10 )
- 日時: 2011/11/20 07:44
- 名前: てふてふ (ID: JryR3G2V)
そんなことを考えていると、彼が帰ってきた。
「お前まだ食ってたの?そろそろ帰ろうぜ。」
僕はプリンを一気に食べた。もう少し味わって食べたかったのに。
そしてまた、待ち合わせ場所まで2人で帰っていく。その時僕は『ありがとう』を言おうとずっと思っていた。心の中でそれを何度も繰り返していた。
そしてついにその言葉を言う時が来た。僕はなぜかすごく緊張をしている。
「今日は楽しかったな。また今度プリン食いに行こうぜ。じゃぁな。」
今だ!今しかない!今言わなくていつ言うんだ!とか頭の中ではパンクしちゃうほど考えてたけどなかなか言えない。
言え!言うんだ!僕!
自分で自分に言い聞かせた。
「あの…」
「なに?」
「あ…」
「あ?」
「あ…ありがとうっ!!!!」
なんだか初めて思っていたことを言えた気がした。にしても恥ずかしい。お礼を言うことはこんなに恥ずかしいことだったのか。言いたいことが言えてよかった…って気分でもない。何なんだろう。まだ何か言いたい。
「おっ!お前もお礼はちゃんと言えるんだな。」
「あああ当たり前じゃん!」
「そうか(笑)じゃあまたな。」
「うん…」
彼はどんどん進んでいく。進む君と止まった僕の隙は何で埋めよう。何か言いたいけど言えない。もっと君と話していたいけど言えない。
まだ素直に言葉にできない僕は
天性の弱虫
『天ノ弱』なんだ。
この両手から零れそうなほど僕だって君に渡したい愛はあるのに…
「この愛は誰に譲ろう」
僕は呟いた。でもそんなんどこにも宛があるわけないだろ。
僕が本当の気持ちが言えるのはいつになるのかな。
彼女が本当の気持ちが言えるのはいつになるのかな。
俺は帰りながらそんなことを考えていた。
俺は彼女が本当のことを言えるまでまだ待つよ。
もういいかい。
Fin.
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終了です〜^^
感想待ってます><
次回から一方通行を書かせていただきます
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