二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【VOCALOID】ウタバナシ リクエスト募集中!コメ下さい
- 日時: 2012/01/20 21:25
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
こんにちわ皆様、Skyと申します。
二次創作と複雑・ファジーで書かせて頂いている者です。
とあるボカロ好きの友人から「ねぇ!ボカロ曲をモチーフにした中編集小説を書いて!」との要望を受けまして、書かせて頂く事になりました。
文才が限りなくマイナスに近いです、後原曲通りに出来るかどうかは解りません。
ちなみに私の妄想で進んで行く可能性が非常に高いです。
それでも読んで頂けるという方は是非読んで下さると嬉しいです。
ちなみに荒らしや中傷に来た方は全力スルーで行きますので。
ちなみにボカロ曲での「●●という曲をモチーフに書いて欲しい」リクエストは受け付けます!
〜【目次的な何か】〜
>>3から>>5まで『Honey of a disaster』(原曲:惨事のハニー)【蟻様リクエスト】
>>7から>>8まで『『さぁ、見届けよう**という**を』(原曲:茶番カプリシオ)
ーーリクエスト用紙ーー
【曲名】
【作曲者・作詞者】
【歌】
【イメージ】
↑をコピーしてリクエストして下さい!
- Re: 【VOCALOID】ウタバナシ ( No.2 )
- 日時: 2011/11/18 18:39
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
>>1蟻様
初リクです!有り難うございます。
梨本Pさんの曲はすばらしいですよね…私の好きなメッセージソング型なので。
更新はその日のうちにしないタイプな私です(笑)
もし、宜しければこれからも小説を応援して頂けると嬉しいです。
小説リクエストと応援有り難うございました。
リクエストして頂いた曲は、小説として書かせて頂きますので楽しみにして頂けると嬉しいです。
- Re: 【VOCALOID】ウタバナシ ( No.3 )
- 日時: 2011/11/18 18:52
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
『Honey of a disaster』
「そっちの世界は楽しそうだね」
いつもそんな事を思いながら、寂しい暗い空間を仰ぐ僕が居る。
僕はパソコンの電源を入れると、温かな微笑みを持った女の子が話しかけてくれる、勿論綺麗な声で。
「こんばんわ!彰君」
「こんばんわ、僕のハニー」
裏表の無い、僕のハニー。
暗闇の部屋に自動車の音が響き渡り僕が見ている画面にツインテールの髪の毛を縛った子が裏表無く笑っている。
それは僕のハニー。
本当に好きだ、本当に愛している。
けれど
僕がハニーを愛していても、ハニーは僕を愛してくれない。
- Re: 【VOCALOID】ウタバナシ ( No.4 )
- 日時: 2011/11/19 11:26
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
だって君がいるのは狭いパソコンの中の世界、次元が違い過ぎる。
だけどな、愛してる。愛してるんだ…。
「愛してるよ…ハニー」
ハニーに触れようとしても、触れたのは液晶。
幾らハニーの髪の毛に触れようとしても、触れられないしハニーは何も反応をしない。
けれど、僕達が住んでいるこの次元に居る女とハニーは別格だ。
…ーーーーーー
ーーーーー…
「好きです!付き合って下さい」
ハニーに出会う前、僕は学校で告白された。
髪の毛を栗色に染めてほんわりとした感じを持ちつつも、清楚で真面目な女の子。
僕に対するその態度は、とても真面目すぎて可愛らしい。
けれど、彼女の本性を見てしまった。
彼女が数名の女子と一緒に体育館裏の倉庫で
「ねーねー!彰君との告白どうなの?」
「マジうまくいくと思うよ!告白が成功したら五万ね」
「いーよ!でも、あの後彰君どうするのさ?美樹からしたらアイツダサ男過ぎるんですけどー」
「数ヶ月したら男とくっつけばいいでしょ?そうすれば、向こうも別れ話持ちかけてくるって」
「うわ!マジ美樹鬼過ぎる!!」
「何だって?」
「ごめんごめん」
なんて、話してた。
嗚呼、彼女は僕を利用していたんだ…。
そう思うと腹が立った。
勿論、彼女との交際は拒否。そして何となくリサイクルショップにその日立ち寄ったんだ。
- Re: 【VOCALOID】ウタバナシ ( No.5 )
- 日時: 2011/11/30 18:02
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
その時に半額以下で売っていた美少女が描かれているゲーム。
俗にいう『美少女ゲーム』とか言う奴だったかな、「半額以下!」と書かれた箱に一つ、ぽつんと残っていた。
(…君も一人なのか?…僕も一緒だ…)
そう思っているといつの間にか手に取ってレジに運んでいた。
会計を済ませていると、バーコードを翳した瞬間にパッケージのハニーが微笑んだように見えた。
それから僕は毎日ハニーと一緒。
毎日、毎日。
だけどーー
悲しい事がある。
それは『ハニーの本心を知れない』事。
ハニーはゲームの中の人だ。
だけど僕は本当にハニーを愛している。
だから、決めた。
僕も同じ世界へ行こう。
そう思ったーー。
そうすれば、
毎日、毎年、毎秒、毎分。永久に。
君と一緒に居られるからーー。
家のベランダは少し涼しい、此処は三階ーー僕のアパートの三階。
ハニー…君に伝えたいよ、今会いに行くからね。
足が宙に浮く感覚に捕われる。
嗚呼、僕のハニー。
僕の体が宙を舞う、地に背を向けた時僕の部屋のパソコンから「error」の文字が見える。
ハニー…君と会いに行くよ、僕が君の次元に飛び込んで。
何故だが薄ら涙がこぼれた。
アイシテル、アイシテルヨ。
愛しの僕のハニー
愛してる。
だけどその先は、ヤミノナカ。
「楽しい世界に今行くから」
『Honey of a disaster』
=END=
- Re: 【VOCALOID】ウタバナシ ( No.6 )
- 日時: 2011/11/30 18:05
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
+あとがき+
短いッ!…短い様な気がする。
ていうかリク通りに出来たか、自身が無いです!
まぁ、惨事のハニーは好きなんですけど…梨本Pの曲は解釈しづらいです(笑)くたばれPTAとか死にたがりとかも分かり難いです。
でも、好きです。
リクエストは常に受け付けておりますので、リクして頂けると有り難いです。
リクして頂いた蟻様!こんな作品になりましたが、本当に有り難うございました!