二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ヴァンパイア
日時: 2011/11/26 19:35
名前: ももんが (ID: LsYW7S6m)

冷たい風が顔にあたる。
うっとおしいハズの風が心地よく感じる。
いつもと逆の世界。この町での沢山の思い出が、まるで走馬灯のように頭のなかを通り過ぎていく。
もぅ生きていてもしょうがない・・・そうきめたのに・・・
地面が近づくにつれて「死にたくない。」そんな気持ちが強まってくる
「落ちる・・・!」
その時だった。突然だったから私にも何がなんだかわからなかった。
私の背中に翼が生えたのだ。そのまま私はゆっくりと地面に降り立った
びっくりして腰が抜けている私のところにまっすぐと歩いてくる男がいた。
「大丈夫か?」
男は私に手を差し伸べた。
「あ、ハイ。大丈夫です。」
私は男の手をとり立たせてもらった。
「あの、お名前は?」
「志輝だ。お前は?」志輝という男がいった。
「私は、美香です」これは私だ
「あの、ありが・・・」
いい終わらないうちに首の辺りに激痛が走った。
「痛ッ!」
恐る恐る首筋の辺りを見た。私は思わず逃げ出そうとしたが、
志輝に強い力で抱えられていて逃げられなかった。
志輝ののどからゴクゴクと言う音がした。
志輝は吸血鬼だったのだ。

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