二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 東方熄紅華
- 日時: 2011/12/02 20:39
- 名前: 現 (ID: 4yuxSnKU)
初めまして。現(うつつ)という名前の変人です。
題名通り、東方Projectの話になるのですが、恐らく東方キャラはでるけど東方らしくない話になると思います。
作者が消える可能性は遙かに高いですが、それでも見てやんよという幻想郷よりも心が広い方は見てあげてください。
……もしかしたら百合っぽい表現もあるかもしれません。というかオチが未定なのでよく分からないですorz
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- Re: 東方熄紅華 ( No.1 )
- 日時: 2011/12/02 21:18
- 名前: 現 (ID: 4yuxSnKU)
‐魔法の森 七色の人形遣い宅‐
西洋の人形のように整った顔の少女は、人形の髪の毛を櫛で丁寧に梳いてやっていた。
少女の手の中にある人形とは別の人形が、まるで生きているかのように紅茶を少女のもとへ運び、また別の人形がクッキーを運んでいた。
——少女の名はアリス・マーガトロイド。
魔法の森に住む魔法使いで、能力は【魔法を扱う程度の能力】であるが、人形を操るのが得意であり、現在人形の自立についての研究をしている。
アリスは紅茶のカップを手に取り、香りを楽しんでからゆっくりと飲んだ。
半分ぐらい飲んだ後、カップを可愛らしいテーブルに置いて、ふうとため息をついた。
「しっかし、今日は平和ねぇ……」
いつもドカドカと家にはいってくる白黒人間は珍しく現れず、アリスは平和かつ暇な時間を人形の手入れにつかっていた。
……と、その時。
「みっなさーん、『文々。新聞』、『文々。新聞』はいかがですかー? 異変も起きずに暇な貴女にぴったりの『文々。新聞』。ちなみに、読むだけではなく燃やして焼き芋を食べて楽しむ事も可能でーっす!!」
聞き覚えのある呑気な声が、窓の外から響いてきた。
——やれやれ、今日は鴉天狗か……。
と心の奥底でそう呟きつつも、窓を開け、外にいる鴉天狗に話しかけるアリス。
「焼き芋って……。それって読む気がさほどないどっかの巫女がする行為じゃないの」
「いいんですよ別に。貰っていただければっ」
「その概念からして何か違うと思うけれど」
◇保留
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