二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- そしてあの子はやってきた。
- 日時: 2011/12/24 17:32
- 名前: GO!GO!ガール (ID: Y0bUbKlP)
プロローグ-転校〜転入-
「行ってきます!!」
今日も私は学校へ行く。転入3日目。
私は小林宇美。中学1年。13歳!!
最近この「海女那島」に引っ越してきた。
私には父も母もいない。だけど、小学3年のときに海女那島へ引っ越したという友達に誘われ、泊まりがけで行こうかな・・・と思ったけど、空いている家があるのを見つけて結局はここに住んでるってこと。
ああ、引っ越してきてよかった!!
何たって、家から学校が近くだし、携帯はつながるから!!その上、家には釣り具がある。だから嬉しい。そもそも、ここ、海女那島にいる人の殆ど(ほとんど)が都会から引っ越してきた。電波塔まである。だから携帯も繋がるのだ。ここにはアイスクリームやは愚か、ハンバーガーの店までない。ハンバーガー屋さんは人生一度も行ったことがない。引っ越す前に行っとくべきだったよ・・・。
でも、私は今の生活に満足している。
なぜって、友達も転入したその日に出来たし、何よりも面白いことが出来たから!!それは、夏休みにお金を使わなくても島が小さいので海にも行ける。海の近くなんだ。
「おはよー!!」
「おはよー!!」
「明日から夏休みだねー。」
「じゃあじゃあ、もしよければ前の学校の近くにある映画館で「夏の音」っていう映画見ない?」
「うん!!じゃあ明日、海女那駅前のコンビニに集合ね!!」
「じゃ、明日9時にね!!」
「おー!!」
そうして、授業が終わると、私達はお弁当を食べに屋上に行く。最高に見晴らしが良い場所なんだよ!
「うわー、海とか山も見える!!見晴らしいいね!」
「うん!!」
「うわー、奈々のお弁当美味しそう!!」
「宇美のお弁当も、なかなかいいんじゃない?」
「じゃあじゃあ、お弁当交換しない?」
そう言い合いながらもお弁当の時間が終わり、私達は家に帰った。
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