二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 2人-進撃の巨人-
- 日時: 2011/12/28 00:04
- 名前: 藍架 (ID: YKUYz0TB)
こちらで小説をかくのは初めてです。
よろしくお願いします。
この話は進撃の巨人を元にした小説になります。
進撃の巨人の世界にトリップした2人の少年少女のお話です。
ちょっと怖いシーンもあるかもしれません。
(とは言っても自分もあんまり怖いのは書けないのでそれほどではないと思いますが)
ですから、読んで不快なおもいをしてもそれは自己責任でお願いします。
ではよろしくお願いします。
Page:1
- Re: 2人-進撃の巨人- ( No.1 )
- 日時: 2011/12/28 00:16
- 名前: 藍架 (ID: YKUYz0TB)
まずは登場人物の紹介を。
小塚 瑞貴/Koduka Mizuki
♂/170cm/6月3月生/左利き
東屋 祐華/Azumaya Yuka
♀/156cm/9月19日生/右利き
あとは進撃の巨人にでてくる人たちです。
一応よくでてくる人の紹介します。
エレン
ミカサ
アルミン
リヴァイ
とかいろいろでてきます。
なんかてきとうでごめんなさい。(笑)
- Re: 2人-進撃の巨人- ( No.2 )
- 日時: 2011/12/28 00:32
- 名前: 藍架 (ID: YKUYz0TB)
第一話
運動神経には自信があるんだ。
走るのははやかったし、スポーツだって、人並み以上にできた。
頭はいいとは言えないけど、回転は早かったんだ。
皆が思いつかないことすぐ思いついたりしてさ。
でも、この状況を振り切る力も、この状況を打開する方法も何一つ思い浮かばない。
なんにも、ない。
さっきまでただ、漫画を読んでただけなんだ。
うわー、巨人こえぇーとかいいながら。
そしたら突然目の前が真っ暗になってさ、気がついたら
地獄だよ、ここは。
足元にはシタイしたい死体。
頭上にはなんなのかわけわかんない生き物。
なんだこれは。
こんなのまるでさっき読んでた漫画にでてきた巨人じゃないか。
あぁ、これは巨人なのか。
信じられない話だけど、トリップしてきたんだ、この世界に。
あーもう!
なんでよりによってこんな世界?
こんなにいろんなことを考えていたのに実際に過ぎた時間はわずかなんだろう。
巨人はまだオレを食べていないし、捕まってもいない。
これが走馬灯ってやつだろうか。
巨人がゆっくり手を伸ばしてくる。
怖い。怖い怖い怖い。
どうせなら一思いに一瞬で潰してくれたほうがこんな怖い思いしなくてすむのに。
頬を涙が伝う感触がする。
うわー、怖くて泣くとか、子供かよ、かっこわりー。
ぎゅっと目を閉じる。
サヨナラオレの人生。
たった16年で少し短かったけど、楽しかったよ。
だけどいつまでたってもやってこない痛み。
かすかに聞こえてくる人の声。
怖くて目を開けられないでいるオレの肩に誰かの手が触れた。
意を決して目を開く。
「もしかして君もこの世界にトリップしてきたの!?」
これがオレと彼女との出会い。
- Re: 2人-進撃の巨人- ( No.3 )
- 日時: 2011/12/28 10:04
- 名前: 雪姫 (ID: P747iv5N)
初めまして、雪姫と言います。
なんか、面白そうなタイトルだな〜と思って見に来たら
第一話、凄く面白かったです!!
これからどうなるのか、凄く楽しみです♪
- Re: 2人-進撃の巨人- ( No.4 )
- 日時: 2011/12/28 21:08
- 名前: 藍架 (ID: YKUYz0TB)
>雪姫さま
わー、すごく嬉しいです!
ありがとうございます(^^)
そういっていただけると頑張れそうです。笑
頑張るので、これからも読んでくださると嬉しいです!
- Re: 2人-進撃の巨人- ( No.5 )
- 日時: 2011/12/28 22:10
- 名前: 藍架 (ID: YKUYz0TB)
第二話
漫画を読んでたんだ。
たぶん君と同じ漫画、進撃の巨人。
そしたら突然目の前が真っ暗になってさ、気づいたらここにいたの。
幸い僕は壁のすぐ近くにきたみたいで、ちょうど外壁調査から帰ってきた調査兵団の人たちが助けてくれたの。
で、事情を話して、保護してもらえることになったわけです。
でも、それじゃあ迷惑かけるばっかりだし、と思って、僕も訓練に参加して調査兵団になったの。
それで今回が初めての外壁調査だったんだけど、そこで君にあったというわけです。
調査兵団の人たちが住んでいるところに連れてこられた。
そこで彼女は自分について教えてくれた。
強いなぁ、この人は。
こんな怖い世界に突然トリップしてきちゃって、わけがわからないはずなのに、なんで戦おうなんて思えるんだ。
「そういえば自己紹介がまだだった!
僕は東屋祐華っていいます。
現実世界に帰るまでの間、よろしくね!」
どうして現実世界に帰るまでの間、なんて笑顔で言えるんだろう。
現実世界に帰れる保証なんてないのに。
「君の名前は?」
「…小塚瑞貴」
彼女は笑顔で手を伸ばしてくる。
「きっとすぐ帰れる。だから短い間だろうけど、よろしく」
彼女の言葉は自分に言い聞かせているみたいだった。
あぁ、この人もきっと怖いんだ。
帰れないかもしれないって心のどこかで思ってるんだ。
この人はきっとオレより、もろいし弱いんだ。
「ほんと、短い間じゃないと困るよ。もうすぐ文化祭なんだ。まだ店だって完成してないし。」
「あははっ、じゃあ急がないとだね!」
彼女の手を握る。
「だから、めっちゃ短い間だろうけど、よろしく」
おかしいな、こんな恐ろしい世界なのに、帰れるかもわからないのに、
「お、初めて笑った!笑うと可愛いね、やっぱ笑顔が一番だ!」
自然と笑っちゃうなんて、オレおかしいよ。
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。