二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀魂 〜兄妹〜
- 日時: 2012/02/19 12:55
- 名前: ガーリィ (ID: zh8UTKy1)
ガーリィです☆銀魂二作目です。
では早速ルール&注意
ルール
・荒らし禁止!
・下ネタ、傷つくこともダメ。
・オリキャラOk!
注意
・キャラ崩壊の可能性97%
・妄想100%
・放置の可能性。
・あんまり期待しない方が良いかも・・・
そういう通りです。
他の作品
二次小説
・銀魂〜夜兎の血〜
・銀魂〜元気な妹〜
・フェアリーテイル〜永遠の愛〜
その他
・BATTLE WORLD
・白い悪魔と黒い天使
・〜乙女心〜
・家族
・殺人少女
んじゃオリキャラ紹介へ☆
- 銀魂 〜兄妹〜 ( No.20 )
- 日時: 2012/02/21 23:23
- 名前: ガーリィ (ID: /ReVjAdg)
「雪加・・・」銀時は雪加の寝ているベッドの隣に座り、虫の息の雪加の手を握っている。
新八と神楽はその光景を後ろに立って見ていた。
〜回想〜
『先生・・・!雪加さんは・・・』
『・・・。』
『先生!』黙る主治医に新八は声を張る。
『・・・雪加さんは出血が多すぎました・・・。それに・・・頭を強く打っています・・・』
『それじゃあ・・・』新八が下を向きかけた時、
ガタッ
『ふざけんな・・・』銀時が主治医の胸倉を掴んでいるのが新八の視界に入った。
『お前医者だろ・・・』
『銀さん!』
『だったら・・・』
『出血が多すぎたんです・・・これには私もどうしようも・・・』
『・・・!』銀時は歯を食いしばり、掴んでいる主治医に拳を振り上げた。
『銀ちゃん!』
『銀さん!』銀時はあげた拳に力を入れた。その拳からはググググという音が漏れている。
『チキショウ!!』その拳が主治医の頬をよけ、後ろの柱にぶつかった。
ドン
ドン
『雪加がなにしたってんだよ・・・』
〜病室〜
「雪加・・・」銀時が声をかけても返事はない。
「雪加さん・・・」
「すまねェ・・・雪加・・・」
「・・・。」
その部屋に沈黙が続いた。
「・・・ん・・・くな・・・」
「「「!?」」」三人が雪加に視線をあげた。
「・・・ね・・・にな・・・て・・・」
「雪加!?」銀時は立ち上がり、新八と神楽は駆け寄った。
「わ・・・くか・・・」銀時がよく耳を澄ました。
「最初から・・・言ってくれるか・・・?」
「兄さんは・・・悪くない・・・」
「・・・!」
「ごめん・・・こんなことになって・・・」
「雪加・・・」
「私が・・・迷惑かけて・・・」雪加の頬に涙が伝った。
「そんな・・・!雪加!」神楽が声をあげた。
「いまま・・・で・・・ありが・・・とう・・・」微笑んでいた雪加の顔はそう言った後、
涙が雪加の顔を伝った。
- 銀魂 〜兄妹〜 ( No.21 )
- 日時: 2012/02/22 23:19
- 名前: ガーリィ (ID: REqfEapt)
うさぎさんへ
コメントありがとうございます!!
応援系コメってすごく励ましになります^^
また来てくださいね^^v
dy ガーリィ
- 銀魂〜兄妹〜 ( No.22 )
- 日時: 2012/02/22 23:42
- 名前: ガーリィ (ID: REqfEapt)
その涙が伝ったあと、雪加は少し口を動かした。だが、その声は届く事なく
「雪加・・・?」
雪加はこの世を去った
ピー
雪加の死を告げる音が沈黙続いた部屋に響き渡った。
「雪加!おい雪加!」
「雪加!」
「雪加さん!」全員が雪加の名を叫んだが、返事はもう永遠に返ってくる事はない。
「雪加・・・」その時だった。
「華奈あ!よかったよ華奈!」追い打ちをかけるように隣の病室から漏れる喜びの声。
「覚えてないのかい?」老婆の声が次々と三人の心の傷を深くした。銀時は徐々に冷たくなっている雪加の手をもう一度強く握りしめた。神楽はベッドに縋り付き、声をあげて泣いている。銀時は歯を食いしばり、一滴、二滴とシーツを濡らした。新八は目に涙を浮かべながらゆっくり雪加の顔に白い布をかけた。
「悪かったな・・・」銀時はそう言って椅子から立ち上がり、病室を出た。廊下からコツコツという銀時の歩く音だけしか聞こえない。銀時の歩いた後には所々水滴が落ちていた。
- 銀魂 〜兄妹〜 ( No.23 )
- 日時: 2012/05/27 18:30
- 名前: ガーリィ (ID: lBubOowT)
どうもガーリィです!
更新遅れてすみまっせんしたァァァァ!!
・・・いや、まじですみません。
言い訳はなんか聞き苦しいので(以下省略)
では更新したいとおもいます!
- 銀魂 〜兄妹〜 ( No.24 )
- 日時: 2012/05/27 18:52
- 名前: ガーリィ (ID: lBubOowT)
リリリリリリリリリ
暗い部屋の中で電話は鳴った。それと同時に玄関のドアが開いた。
ガラガラ ピシャン
ドアを乱暴に閉めたあと、ゆっくりと電話のなる部屋へと向かい、受話器を取った。
受話器をとったのはここのオーナー、坂田銀時だった。
「・・・はい、万事屋です。」銀時は力のない声でそう言った。
『もしもし?先程電話した者です、すみません。2時にそちらへ伺うと言ったのですが・・・』電話の相手は銀時の声とは裏腹に明るい声で答えた。
「ああ。大丈夫ですよ。」そこまで言うと、後ろのドアが開いて、新八と神楽が立っていた。
「もう一度・・・予定つくれますよ。どうしますか。」銀時から発せられたその言葉からは、もうやめてくれよ。そう言ってるように聞こえる。
『じゃあ明日の2時は大丈夫ですか?』それを知ってか知らずかさっきと同じ明るい声で答えた。
「分かりました。」そう言った銀時は受話器を置いた。
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