二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ハートの国のアリス[記憶を無くした少女と帽子屋]
日時: 2012/02/05 15:56
名前: フルーラ (ID: z5Z4HjE0)

知ってる人はお久しぶりです、知らない方はこんにちは!!
フルーラと申します。アリスが大好きなのでついにハートシリーズも書いてしまうことにいたしました。私が今までに書いてきた作品は↓
 
[ハートの国のアリス「「短編集」」・クローバーの国のアリス〜大切なものを守るために〜・ジョーカーの国のアリス〜逃れられない鎖〜]の三点です。知っている方も居るかもしれませんが、私ことフルーラはアリスという名前も使っていますので、ジョーカーのほうはアリスで書かせていただいています!!

※・中傷的な発言は作者が泣くのでおやめ下さい。
 ・荒し行為などは、しないでください。
 ・(作者はお子様なので、子供っぽいです)

長くなってしまいましたがそれでは、物語の始まりです。

________________________________

これは、記憶を無くした少女と帽子屋の悲しい恋の物語・・・・・
  

登場人物

アリス=リデル(主人公)                    性別:女
髪の色:栗毛色
瞳の色:翡翠色
年齢:16〜18歳
役割:余所者
武器:使用無し
性格:捻くれもの。でも、照れると可愛い


☆帽子屋ファミリー☆

ブラッド=デュプレ
性別:男
髪の色:黒
瞳の色:緑
年齢:20〜25歳
役割:帽子屋
武器:マシンガン
性格:いつもきだる気。退屈が大嫌い

エリオット=マーチ
性別:オス♂
髪の色:オレンジ
瞳の色:オレンジ
年齢:25〜30歳
役割:三月ウサギ
武器:短銃
性格:短気。にんじん(料理)が大好き。ブラッドに忠誠を誓っている

ツゥイードル=ディー
性別:男の子
髪の色:黒
瞳の色:青
年齢:10〜12歳
役割:双子の門番(ブラッディー・ツインズ)
武器:斧(銃にも変わる)
性格:休憩が大好き。アリスのことも恋愛感情として気に入っている

ツゥイードル=ダム
性別:男の子
髪の色:黒
瞳の色:赤
年齢:10〜12歳
役割:双子の門番(ブラッディー・ツインズ)
武器:斧(銃にも変わる)
性格:お金にこだわっている。アリスのことが大好き

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Re: ハートの国のアリス[記憶を無くした少女と帽子屋] ( No.4 )
日時: 2012/01/20 06:17
名前: カノン (ID: L0v6OTPI)

お!!また新しいの書いたんだね〜
応援するぞ〜
って言うか、いつの間に!!

お前がのたれ死んでるときだろう(九尾)

うう〜、がんばってね?

Re: ハートの国のアリス[記憶を無くした少女と帽子屋] ( No.5 )
日時: 2012/01/21 00:41
名前: フルーラ (ID: z5Z4HjE0)

カノンコメントありがとう♡

それでは、物語の始まりです。

________________________________

第一話 「淡い記憶」

「あぁ、いいお天気!」

アリス=リデルは大きく伸びをした。
やはり天気がいいと気分も良くなる。

________会いたい。

まっさきに考えてしまうのは紅茶狂いの恋人のこと。
5時間帯前に仕事に出かけてしまった。
 
(どうして私に何も言ってくれなかったの?)

アリスの恋人、ブラッド=デュプレはマフィアのボス。通称帽子屋。
いつもなら仕事に行く前には必ず声をかけてくれるブラッドだが、今日は違った。
声もかけてくれなければ、書置きもしない。
メイドさんに教えてもらったから安心したものの教えてもらわなければ、心配してあわてているところだった。

(・・・・・・本当はまだ心配だけれど)

数分間ずうっとうなっていたアリスだが、ぶんぶんと首を振って嫌な気持ちを吹き飛ばした。

____________きっと大丈夫。

そう、信じて。

________________________________

それから、アリスはメイドとしての仕事をすることにした。
体を動かすことが好きなアリスはじっとしてられない。
そして、

(働いて動いていれば、嫌なことを忘れられる。)

ゆういつ仕事をすることがアリスの心の支えとなっていた。
しばらく頼まれた洗濯物を干していると、一人のメイドがやってきた。

「あの〜〜〜お嬢様。たいへん、言いづらいのですが〜〜。」

こそこそとメイドがアリスに耳打ちすると・・・・・・

「え?うそ・・・・・・・で、しょ。」

おもわず転びそうになったアリスだったが、メイドに支えてもらいなんとか持ちこたえることができた。

「ブラッドの仕事の内容が、ご令嬢のお相手・・・・・。」

しばらく頭が真っ白になってしまい何も考えられなくなったアリスに、メイドの優しい言葉が返ってきた。

「もし〜〜〜お嬢様がどうしてもとおしゃるなら〜ボスの仕事場所をお教えしますよ〜〜。」

「え、あなたブラッドの居場所を知ってるの?」

おもわず大きな声で言ってしまったアリスは、恥ずかしくなって赤くなっていたがそんなアリスを見てメイドはくすっと笑うと、

「はい〜〜知ってます。時計塔広場の〜奥に古い洋館があるんですけど〜〜そこに住んでいる方がボスの依頼人なんですよ〜〜。」

少し考えた末、アリスは軽くうなずくと

「私、ちょっと出かけてくるから留守番お願いできるかしら?」

「はい〜〜、かしこまりました〜。」

すばやく要件を伝えるとすぐさま帽子屋屋敷の門を目指して走り出した。
早くしなきゃ、と急いでいると可愛い双子の門番とすれ違った。

「あれ?お姉さんだ!!お姉さんどこ行くの?」

「僕らと一緒に遊ぼうよ。」

アリスと会えて機嫌がよくなったのかとても明るい不陰気で誘ってくれたディーとダムには悪いが私は先を急いでいた。

「ごめんね。急いでいるからまた今度遊びましょうね。」

なんだか文句が聞こえてきた気がするが、今はそんなことを気にする余裕はない。
自分でも信じられないくらい程のスピードで走っているとあっという間に双子の姿は見えなくなっていた。

________________________________

どのくらい走ったのだろう。
いつの間にか時計塔広場の奥の方に来ていたアリスの前には古い洋館が立っていた。

「ここが・・・・・・。」

雑草がぼうぼうに生えていて、けっしてきれいとは言い難いがすごく大きな屋敷だった。

「それで・・・・・・・・・・・です。」

「そうか、お嬢さんは・・・・・・・・・・・・・・だな。」

どこか聞き覚えのある声が聞こえてくると、ついそちらの方を振り向いてしまった。

「っ!!!」

そこには、ブラッドと美しい女性が楽しそうに会話をしていた。

(やめて。私以外の人にそんな顔を見せないで。)

会話をしているブラッドの顔は穏やかで優しい顔をしていた。
それは、本来アリスにしか見せることのない表情だった。

「ブラ・・・・・。」

バンっ!!

パサリ・・・・・・

何が起こったのだろう。
体が熱くて痛い。
誰かに助けを求めようとするが声がでないし、起き上がられない。

「やったぞ!帽子屋の女を仕留めることができたぞ。」

最後に聞こえた声は知らない男たちの笑い声だった。

(・・・・・・・・・・・・・ブラッド。)

アリスの流した涙を知る者は誰もいない。
私の意識は、深い闇へと落ちていくのだった。



________________________________


※あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
これからもゆっくり更新していく予定なのでよろしくお願いします!

Re: ハートの国のアリス[記憶を無くした少女と帽子屋] ( No.6 )
日時: 2012/01/22 20:48
名前: フルーラ (ID: z5Z4HjE0)

第1.5話 「ゲームの始まり」

「ん・・・・・・・ここは?」

暗い闇が辺り一面を覆っていた。
とても深くて安心できる場所。

「ここは夢の中だよ。」

不意に話しかけてきたこの人は「ナイトメア=ゴットシャルク」。この夢の世界を支配する夢魔だ。

「・・・・・・・・・・・って私、撃たれてそれで・・・・・・どうなったの?」

「君は時計屋に助けられて、彼のベットで寝ているところだ。」

ズキッ



思い出すのはあの瞬間。ブラッドと知らない女性の会話はどんなものだったのだろうか。

(私があんな綺麗な女性に勝てるわけがないもの。)

根暗な私は何でも悲観的に考えてしまう。

「まったく君という子は・・・・・・。どうしてもっと自分に自信を持たないんだ。」

相手の心が読める彼は私の心を一瞬で見抜いてしまう。

(だって私は姉さんのようにはなれないもの・・・・・・・・・・・。)

自分で言うのが惨めになり、心で話すことにしたアリスは言ったそばから落ち込んでいた。
すべてがそろっている完璧なレディ。誰からも愛されるし、誰かの特別になれる存在。
そんな風になれない自分が悔しくて、アリスは自分が気づかないうちに涙を流していた。

「・・・・・・・・・・アリス。ゲームをしようか。」

突然そんなことを言われたアリスはびっくりした。

(何を言っているのよ。)

こんな悲しい気持ちになっている時にゲームだなんて・・・・・・

「ちがうよ。このゲームは君がやるのではなく、帽子屋と私が代表となってやるゲームだ。」

「・・・・・・・・・・どうやってやるの?」

矛盾しているとは思うが、どうしてもそのゲームの内容が気になって仕方ないのだ。

「簡単さ。これから私が君の記憶のすべてを消す。もし、帽子屋によってすべてを思い出すことができたら帽子屋の勝ち。思い出すことができなかったら私の勝ち。ただし、私が勝ってしまった場合、君の記憶は二度と戻らない。しかしだよ、このゲームをやれば帽子屋が君のことをどれ程思っているかが分かるんだ。どうだ?やってみないか。」

もし、もしこれでナイトメアが勝ったら私の記憶は戻らない。でも・・・・・・・・このゲームを行えばブラッドの気持ちが分かるかもしれないと思ったアリスは

「わかったわ。そのゲーム、やって頂戴。」

「いいんだな?」

「えぇ。」

もうこの手段しか、思い浮かばなかった。

「それでは、君が目覚めた瞬間ゲームは開始する。」

ナイトメアの最後の言葉とともに私の頭はぼぅっとなってきた。

(あぁ、始まるんだ。)

「ゲームには常にルールがあるんです。守らなくてはならないルール。あなたがゲームに参加することもルール。強制的に決まっている____________・・・・・・。」

と言ったのは誰だったか。

________________________________

※あとがき
ナイトメアの口長がよく分からなくてへんてこになってしまいました。
ここまで読んでくださった方、大変申し訳ありません。

Re: ハートの国のアリス[記憶を無くした少女と帽子屋] ( No.7 )
日時: 2012/01/26 20:36
名前: フルーラ (ID: z5Z4HjE0)

だれかきて〜〜(>0<)

Re: ハートの国のアリス[記憶を無くした少女と帽子屋] ( No.8 )
日時: 2012/01/26 21:32
名前: 隼子 (ID: V9u1HFiP)
参照: http://pasusitai

すいません(汗
ちょっと忙しかったので来れませんでした・・・。
今読んでみましたがナイトメアの喋り方は、特におかしくないと思いますよ!


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