二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【ボカロ】太陽と月のロンド【自己解釈】∞
日時: 2012/02/05 21:24
名前: しまちん (ID: 7D2iT0.1)

☆はじよろのあいさつ☆
はじめまして!しまちんと申します。(`・ω・′ミ)
ぷろふ(再び)
百合系統の人間。
中一。
このサイトにダチがいたので、それにつられてこちらに釣られましたw
大体、週一のペースでアップしたいと思います。
べ、べつにあんたたちのためになんかかいてたりはしないんだか((ry
はい、私の中のツンデレ住人が暴走しはじめたようです。
きほん、ボカロしか愛していない、廃人。
**なことや**など、そんなもの一切考えたりしてません。
え、意味がわからない?
仕様ですwww
しょっぱなから、こんなあいさつで申し訳ありませんが、こんな奴なんです。
こんごとも、どうか・・・よろしく!
*はじよろ・・・はじめまして、よろしきゅの略。

登場人物(増えたり減ったりします)

主人公
巡音ルカ
主人公②
初音ミク
そのたの人々
カイトさん
リンちゃん・レンくん
メイコさん
亜北ネルさん
リンカさん
レントくん
ect・・・・・・・・・・・・・

ストーリィは。
ルカとミクは敵対する組織の人間。
(ふたりとも過去に虐待をうけていた)
なんらかのきっかけで、ミクは【触れたものの命を奪うことができる能力】、ルカは、【触れたものの命を奪うことができる能力を無効にする能力(自分にしか効かない)】という能力をてにいれる。
(いずれも幼少期)
ある日、ミクはボスからルカを殺すように命令される。

・・・などなど・・・これから書いていこうと思います!
まずは・・・あ、お風呂はいんなきゃ!
それじゃまた!


↓物語スタート↓


早い話。
私は幼いころ、両親に虐待を受けていた。
殴られ、蹴られ、刺され———————————。
思い出すだけで嫌になる、吐き気がする。
そんな、虐待を受けていた。
家出したって、連れ戻されるし、だれも私の言葉なんて・・信じてくれなかった。
私は死にたくなった。
こんな虐待で死ぬくらいなら、自分で死んだほうがきれいだと・・・思った。
そのとき、ちょうど目に付いた、棚の中の睡眠薬(錠剤)をてにとり・・・・・・・・。
私は・・・・・・・。
それを中に入っているすべてを・・飲んだ。
—————————————————意識が・・薄れていく。
それは・・おかしくも・・とても心地のいい眠りにつくような・・そんな感覚で・・・。
私はほどなく、永い永い時の眠りについた。
・・・・・はずだった。
夢の中で・・あいつに遭うまでは・・・。

桃色の髪。
青い瞳。
私とおんなしくらいの歳、背丈・・・いや、背丈はあっちのほうがたかいかな?
その娘は、ただただぼーっと・・・私をみていた。
にしても・・ここ・・どこだ?
たしか、私は睡眠薬の錠剤を一気に飲んで・・眠ったよね?
ってことは・・ここは夢?
夢・・・って・・ここ、真っ白で何もない空間・・なんだけど。
なんだか、たのしくない夢だなあ。
もう私死んじゃうっていうのにさ・・。
せめて、もっとたのしい夢がよかったよ。
そんなことを考えていると、その娘は私に近づいてきて、手を握ってきた。
「ッッ・・・!!!」
冷・・・た・・い。
鳥肌が全身を巡る。
な、なんなんだ・・・この冷たさ・・・。
ひとがしんだら冷たくなるっていうけれど・・この娘・・・・・・・・死んでるの?
し・・・。
そんな驚きの目でその娘を見つめていると、その娘は私に向かって笑いかけてきた。
「・・もしかして・・貴女も・・しんだの?」
と。
は・・ははは、そうか・・そういうことなんだ・・。
私も、しんでる。
だから、死んだこの子が見えるし、触れる。
なんにも恐くなんか・・ない。
「うん・・・私も・・・死んだ。自殺した。貴女も・・自殺?」
「おんなしだね?」
「おん・・・なし・・・・・」
?おんなし?同じ?私とこの娘が・・おなし・・同じ・・・?
「私・・虐待を受けてたんだ」
「・・・?!」
おんなじ。
そう、おなしだった。
生い立ちも理由も死に方も。
すべて、私とこの娘は・・・かぶっていた。
かぶりすぎていた。
睡眠薬を飲んだ時刻も・・・全部。
「・・ここ・・・どこだろ・・・・?」
「夢・・・・・かなあ」
他愛ない会話が続く。
「にしても、なんか妙にリアルな夢・・・」
と、私が言いかけたそのとき、その娘は急に倒れ、くるしみ始めた。
「うぅ・・!あぁあ!!あ・・頭が・・!」
「・・・・?!」
「いたい・・痛いよ・・・!!う、うあぁあぁあぁッッ!!」
「ちょ、ちょっと・・・・・!?」
「た、助けてッッ頭が痛い痛いぃいあいぁああぁああぁああ!!!」
そして、その娘が頭痛を訴え苦しみ始めた直後、私にも異変が。
「ぐぅうっ・・!?」
頭が・・・・痛い。
焼けるように燃えるように消えるように踏みつぶされるように・・。
痛い。
「あぁああぁあ!!・・うぅ!お、おんなじだね・・・?ぐうっ!」
「こんなことまで・・・おんなじなんだね・・?あぁあ!!」
変頭痛も・・おんなじ。
「げほげほっ!がはっ・・・・・・」
「あぐっぅう・・・がは!・・・・」
私たちの悲痛なうめき声が真っ白な空間に響いた直後、私たちはその真っ白な床に血だまりを吐いて、たおれた。
薄れてく意識の中、私とあの娘の血が真っ白な床の上で混ざり合うのを見届けたのを最後に、私たちは意識を失った。

私はいつもの家で、目を覚ました。
目の前には・・・・・あり得ない光景が広がっていた。
うつ伏せになって倒れている両親。
血まみれの床。
そして、血まみれの自分の腕。
なにかの肉の断片が腕にこびりついている。
なんだ・・・これ。
どう考えたって・・・私が殺した・・・なんて・・・考えられない。
だけど、現実は、私が殺している。
それは、両親の貫かれた頭から流れ出した血が、私の腕の下に血だまりをつくっていることで・・・わかる。
・・・そもそも、なぜ・・私は・・生きているんだ?
死んだはずなのに。
「どうして・・・生きているの・・・?」
誰となくつぶやいたそのつぶやきに、返事が返ってくることなんてない・・・・そう思っていた・・・。
なのに。
返事は・・返ってきた。
地の底から響いてくるように。
≪お前はその両親の命と引き換えに、この世に再び戻ってきた≫
と。
「・・・・え?」
≪その代わりの代償・・・、お前は触れたものの命を奪う能力・・を代償として科せられた≫
「命・・」
わけが・・わからない。
ふと、私の脳裏に、あの娘の顔がよぎった。
あの娘・・・・は・・・どうなったんだろう。
知る由もなく。
もう、それからは地の底から響いてくるような声も聞こえなくなって、わけがわからなくなって気が狂いそうになった私、は家を飛び出した。
——————————。
っ・・・。
「なんだ・・また昔の夢か」
今の私は、20歳。んで、とある組織に能力を買われて雇われている。
・・・・ちなみに、いままでのは私の夢。
しかも、現実に遭った昔の出来事。
あれいらい、私は誰にも指一本触れたことはないし、触れられたこともない。
っと、そんなことはどうでもいいか!
はやく出勤しなくちゃ!
そんなこんなで、私は今日もいつも通り、事務所へと出勤した。
まさか、この後、私の運命を変えてしまう命令が下されるなんて、それこそ、知る由もなく・・・。









「・・・・・・はい、なんでしょうか、ボス」
「ああ、ターゲット・・・こいつをちょっと消してもらおうと」
そういって、ボスは私の目の前に、いちまいの紙を出した。
「巡音・・ルカ・・・20・・・」
なんなんだろう・・・この既視観・・・デジャブ・・っていうやつ?
これ・・・どっかでみたことがあるんだよなあ。
桃色の髪に・・・青い瞳・・・。
なんだろ・・・どこでみたのか・・・思い出せない。
「できるか?」
「ええ、仕事ですから」
「はは、お前らしいといえばそういう答えだな」
「では」
いろんないみでのいつも通りの会話をし、私はその部屋から出た。
そして、まじまじと、その紙をみつめる。
・・・どこでみたんだろう。
なんだろう、一体・・この感覚は…。
どこかでみたのはまちがいない。
それがどこなのか・・・そして、私とどういう関係なのか・・。
何かとても大切なことのような気がする。
思い出せない。
・・・・そのあと、私は実際に巡音ルカという人物に遭っておもいだした。

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【ボカロ】太陽と月のロンド【自己解釈】∞ ( No.1 )
日時: 2012/01/25 21:29
名前: しまちん (ID: 7D2iT0.1)

————ここは、町はずれの病院。
大きいけれど、決して目立っているわけじゃない・・そんな感じの。
ターゲットは、この病院の694号室にいるらしい・・・?
・・・まあ、殺すだけだから(というよりは、触ればそれで私の場合はさよならだから)すぐ・・終わるか。
そんな軽い気持ちで、私は病院の裏口から侵入した。

「えと・・694・・・694・・・っと」
廊下を歩きながら、694号室をさがす。
・・・どこだ694。
ここは・・・691・・・。
693・・・・。
69・・・・・・・・・4!!!
ってか、広いなこの病院。
まあ、広かれ狭かれ・・・もうどうでもいっか。
あと2〜3分すれば、仕事は終わるのだから。
決するほどでもない意をもち、私はその病室のドアに手をかけた。

ガラッ。
「はじめまして。今日、貴女を殺しに命じられてきた、初音ミクと申し・・・・・・・・っ・・・!!!」
私が顔を上げ・・・。
そこで、私の言葉は・・・・・途切れた。
「?どうしたの?」
「あ・・いえ・・・」
そんな私に、声をかけてくるターゲット。
いや・・・どうもこうも・・・この人。
「昔・・・見た夢の・・・・(ぼそっ)」
「・・・何か・・・?」
「あ、い、いえ」
昔見た・・・あの夢の・・・あの娘に・・・似てる。
いや、似てるなんてもんじゃなくて・・・・。
「あの娘・・・そのものだ・・・・」
桃色の髪、青色の透き通った瞳。
私より未だ少しばかり高い背。
(・・変わって・・・ない・・・)
なぜだろう。
そのとき、私は確かに。心のどこかで・・・安心・・していた。
そこで、尋ねてみる。
「あの、殺しにきたにもかかわらず、質問しちゃって失礼なのですが・・」
「いや・・それは別に失礼には入らないと・・・・」

「もしかして貴女は、幼いころ虐待されていましたか?」
その瞬間、心なしか、ターゲットの目の色が変わった。
「・・・どうして・・そのことを・・?」
誰にも言った覚えないのに・・・・と。
やっぱり・・じゃあ・・・あれも・・・聞いてみようか。
「あの・・・それが原因で・・・自殺・・・したことはあったり?」
「っっ・・・・!!貴女は・・・・何者なんですか・・・・?!」
ここまできて、初めて警戒の姿勢をみせるターゲット。
「くわしくは・・・未遂・・・・ですよね?」
「・・・・・・・・・・・・・・っ」
絶句するターゲット。
やっぱり。
私の頭に間違いはなかったのか。
それじゃあ・・・・あの夢は・・・。
夢じゃなくて・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・本当だったのだろうか?。

Re: 【ボカロ】太陽と月のロンド【自己解釈】∞ ( No.3 )
日時: 2012/02/05 21:17
名前: レアム(元しまちん) (ID: 7D2iT0.1)

「・・・あの・・・・」
殺しにきたにもかかわらずひとりで考え込んでいる私に、話しかけてくるターゲット。
「あ、はい・・」
「貴女は・・・・・」
「・・?」
貴女は・・、といいかけて、言葉に詰まったターゲット。
・・?
「・・貴女は、一体・・・?」
「あ、ああ、いや・・べつにたいしたものでもないですよ・・」
「いや・・そうじゃなくて・・」
「?」
何が言いたいんだろ・・・?
「その・・、実は・・私もどこかで貴女を見たことがあるような・・そんなきがして・・・」
「あぁ、多分、そこらへんの道で歩いているときにでも見かけたんでしょうか??ww」
「・・・・違う・・(ぼそっ)」
「え?」
いま、何か言ったような・・・・・・。
「あぁ、いえ。なんでもないです」
「・・・?」
しかし、何でもない、と、首を横に振るターゲット。
・・・。まあ、・・どうでもいいか。
いずれ、この時間も「なかったこと」になるのだから。
「では・・・、すこしだけ、失礼いたします」
「素直に〝殺す″っていえばいいのにw」
なぜか笑顔で変なことをいうターゲットの、その頭へと、私は手を伸ばした。

Re: 【ボカロ】太陽と月のロンド【自己解釈】∞ ( No.4 )
日時: 2012/02/05 21:32
名前: レアム (ID: 7D2iT0.1)

あと少しで、ターゲットの額に私のてが触れる・・・というとき、ターゲットは、私の 〝手をとって、その軌道を自らの心臓のある胸のほう″ へと、持って行った。
「んなっ・・・・・??!」
不足・・というか、理解不能なシナリオの展開に、間抜けな反応をしてしまう私。
そんな私の手を握ったまま、ターゲットは言う。
「貴女の能力は、私には通じないよ」
と。
・・・どういうことだろう。
何を言ってるんだろう。
通じない?ツウジナイ_?
私の・・のうりょくが。
「・・・あなたこそ・・・・何者なんですか・・・」
口から出た本音。
「私も、たいしたものじゃないよw」
と。そして。
「あなたと会ったところ・・思い出したよ」
ああ、そうか。
なぜか私は、妙に何かに納得していた。
「「夢・・・・・」」

Re: 【ボカロ】太陽と月のロンド【自己解釈】∞ ( No.5 )
日時: 2012/02/07 15:07
名前: sora (ID: 92VmeC1z)

ものすごく、面白かったです

続きがごっつ気になります。

頑張ってください

Re: 【ボカロ】太陽と月のロンド【自己解釈】∞ ( No.6 )
日時: 2013/05/01 20:19
名前: LeaM (ID: 7D2iT0.1)

うあぁ!!
見ぬ間に米が!!ありがとうごめん!!
ちかくつづきあげれるようがんばるう!!


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