二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ローゼンメイデン:まきますか、まきませんか
- 日時: 2012/02/15 19:43
- 名前: スターサファイヤ (ID: Upyg7XTf)
こんちは、スターサファイヤです。
東方の妖精の名前なのにローゼンメイデン。異議なし。
ところで注意事項。
・小説自体はksです。ローゼンメイデンは神です。
・荒らし厳禁
・コメントがないのはわかってるもん
・私の更新ペースは遅いけどカタツムリよりは遅いなと思いました。
以上です。
おもに>>1の妄想だから気にしないでね!
短編がほとんどだとは思うけど。
ちなみに
私の好きなキャラは蒼い子。金糸雀はいらない子なんて俺が言わせない。
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- Re: ローゼンメイデン:まきますか、まきませんか ( No.1 )
- 日時: 2012/02/15 19:47
- 名前: スターサファイヤ (ID: Upyg7XTf)
「なぜ貴女がいるの…?」「ふふっ 悪かったね」
いつもの病院から見える教会の廃墟、そこには水銀燈がいることがある。しかし、今日だけは何かと違うことがあった…それは、蒼星石が訪ねに来た事だ。「ふん、やっとローザミスティカを返す気になった?」「ううん。…君は、逢うたびその話だね」少し悲しそうな顔をして、蒼星石は水銀燈を見た。「なによ。当たり前じゃない?…うぅ、その顔は調子狂うわぁ…貴女って、なんかいつもずるいのよ」 「そうかな?」
水銀燈は、常に警戒していた。このような無防備な状態で、蒼星石がいつ自分のローザミスティカを狙うかわからない。私とまともに話すなんて、そんなドールがいるはずもない、と。
「ねぇ…水銀燈?」「え?あ…何?」「…そんなに僕を信じられないかなぁ?」
ギクリと体を動かし、ゆっくりと水銀燈は蒼星石の方を向いた。
「水銀燈が何を考えているか、わかったから。」 「…フン、なによ」
「本当に貴女といると調子狂うわぁ…」 蒼星石は、微笑んで水銀燈を見つめた。
「僕はね…時々、君と話したくなるんだよ」 変わらない表情で、蒼星石が水銀燈に向かってつぶやくと、水銀燈はありえない、という顔で言葉を発した。 「え?何言うのよ、おばかさぁん」
「…私たちは敵なの!なんで貴女は私と話してくれるの!?同情のつもりぃ!?」
取り乱す水銀燈に、蒼星石は落ち着いて伝える。
「水銀燈…君と話すと僕が助かるんだ。…翠星石には話せない、真紅には話せない…何かが僕を悩ませるんだ」
「…ふん」
「でも、なんで私なの?」水銀燈はなぜか会話が続くことに、驚いたと同時に嬉しさを覚えていた。「前にも言ったよね?君は僕にとても似ている…って。不思議だけど、そのせいかなぜか君を求めてしまうんだ」「…なによ、理由になってないじゃない」水銀燈はクスッ、と笑い、じっと蒼星石を見つめた。「不思議ね…本当、不思議」水銀燈は、初めて理解出来あうドールに出会ったと思った。「蒼星石」「なんだい?」「…私と貴女って…」
「んー、本当の姉妹みたい?嬉しいね」「!!そんなこと思ってないわよぉ!?」
楽しそうに2人で笑うドール。「水銀燈が心を開いてくれたね」
「何言ってるのよ…分ってる?私たちは敵なの!」「分ってる、分ってるって」
敵とは思えない2人の絆は、知らずのうちに深まり知らずのうちに決裂していくであろう。
- Re: ローゼンメイデン:まきますか、まきませんか ( No.2 )
- 日時: 2012/02/15 19:50
- 名前: スターサファイヤ (ID: Upyg7XTf)
読みにくかったので反省。直す気はない。
- Re: ローゼンメイデン:まきますか、まきませんか ( No.3 )
- 日時: 2012/02/15 20:00
- 名前: スターサファイヤ (ID: Upyg7XTf)
日なたに当たるのはいつも君… 「なんで…?」
鞄から起きると、頭痛が少しひどくなった。
「蒼星石?何ボーっとしてるですか!今日は人間の分もご飯を作ってやるですよぉ!さぁさぁ、蒼星石も手伝ってくださいね!」
元気よく翠星石は台所へ向かっていく。「うん、今行くね」
にこりと笑った自分の顔がなぜか憎くなった。
「翠星石のばか」
誰にも聞こえない、自分にも聞こえないくらい小さな声で呟いた。
「…いつもずるい」
姉にしか見せなかった、甘え。
「…蒼星石」 「…なに?」
「ばか」 「へ?」
「うふふ、蒼星石が考えてる気がしたんですよねぇ、ばかって」
笑いながら、楽しそうに翠星石は蒼星石に話す。
「ばか、大好きですよ、蒼星石」
「…クスッ…ばか、大好きだよ、翠星石」
僕はきれいな花を支えるための根でいいんだ…
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