二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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狗×撲・・・じゃなくて  妖狐×僕SS
日時: 2012/04/28 12:48
名前: 栖樺 綯 (ID: zRrBF4EL)


初めまして、こんにちは、こんばんわ。
栖樺 綯です。
此のたびは、二次創作で、いぬぼくしーくれっとさーびすを書かせて
いただきます。
いつものごとく、
オリキャラ中心のご都合主義。
今回は自己満度低めでいきたいなぁ。
多少、本編とずれていても、大目に見てください・・。
そして、この小説はなにより
めまぐるしい
です。
過去と未来と今。
転生前、その後。
転生前、その前
転生後、その後。
転生後、その前
そして、また転生・・と
大変わかりづらいのですが・・。
よろしくお願いします。
頑張ります。
コメントに対する反応が遅いのと、文章のくどさと長さに
定評がありますが・・。
どうぞ。
少しでも楽しんでくだされ。
(そして何より、誰より、自分が楽しもう.]

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Re: 狗×撲・・・じゃなくて  妖狐×僕SS ( No.1 )
日時: 2012/04/30 11:24
名前: 栖樺 綯 (ID: zRrBF4EL)


ー転生後ー【凛々蝶】

妖館ラウンジにて、
世間話中いつものメンバーで、(めずらしく蜻蛉もいる)
世代がバラバラだけど、僕たちは楽しく、話せていた。
「ほー、それで勉強してるんだ。」
「何よ。当たり前でしょ、私中3よ?」
「受験・・・・。おなか減った・・。」
こんな感じで僕たちは(ろろみやさんは、スナック菓子を食べているのだが・・。足りないんだろうか。)
雑談をしていた訳だ。
「野ばらちゃんは気強いし、変・・いや
 個性の強い趣味持ってるのに友達とかいるのー?」
「今、変態とかいいかけた?
 そこの奴と一緒にしないで。キモい。吐き気がする。
 いるわよ、友達くらい。」
後ろで嬉しそうな蜻蛉の笑い声。
うるさい。
「友達・・・。」
何故かろろみやさんが僕を見る。
というか見つめる。
「・・・。何だ。」
「りりちゃんは友達いないよねーー!」
小人村さんがわざわざ言う。
「りりたん・・。」
「凛々蝶ちゃん・・。」
「・・・・・。」
「凛々蝶・・。」
「凛々蝶さま・・。」
「おまえ・・。」
「なんだその哀れみの視線は!」
「いやだって、お前さぁ、前(転生前)のときから
 友達なんて一人もいなかったんじゃ・・・。」
反ノ塚がポケットから、ハンカチをだす。
「まったく、うちの子は・・。」
「だから違う!」
「友達・・・いた?」
「え・・・。」
当然だが、
僕はあまり、転生前のことを、明確に、正確に、的確に、
覚えているわけでは、ない。
しかもこのマンションに来る前の、あの幼少時代なんて、
思い出したくもないものだ。
だけど。

『凛々蝶ちゃん!』
『おにちよー。』

思い出せる、こともなくは・・・寧ろあるのだ。
不意に思い出した。大事な記憶。
薄れてはいるけど、僕は覚えてる。
かつて、今となっては何年も昔のことだけど。
僕には当時、友がいた。ふたり。
できていた、僕にも。

「凛々蝶さま?」
「・・・・。」

物語は、転生まえの、凛々蝶の小学生時代。
ちょうど、蜻蛉と文通をしている最中の、
今はあまり覚えのない、友達。

「いた・・《かもしれない》」


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