二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【inzm】 VIINの会 【voc@loid】
日時: 2012/06/09 20:58
名前: りむう@薔薇結晶 (ID: 0aJKRWW2)
参照: http://bluerosebreak.blog.fc2.com/

「絵本は書く人、描く人で世界が全く違うんだ」


 「Welcome to the sentimental world, presented by VIIN!」




♪ 第1回縛り計画 … >>020


+————— Writer/記す者 —————+

※敬称省略


* りむう@薔薇結晶 (VIINの会・会長) … >>003

* さくら (VIINの会・会員) … >>004

* 水野ミミ (VIINの会・会員) … >>023

* 風風 (VIINの会・会員) … >>008

* 蟻 (VIINの会・会員) … >>017

* 颯 (VIINの会・会員) … >>030

* 海穹 (VIINの会・会員) … >>024

* アーシェ (VIINの会・会員) …


+————— Drawer/描く者 —————+

※敬称省略


* りむう@薔薇結晶 (VIINの会・会長) … >>003

* さくら (VIINの会・会員) … >>004

* 颯 (VIINの会・会員) … >>030

* 海穹 (VIINの会・会員) … >>024


+————— Readers/読者様 —————+

※敬称省略


*伊莉寿


+———————————————————+


こんにちは。会長のりむうです。

タイトルを見て、「VIINとは一体何だ?」と思った方も多いでしょう。
ご説明します。VIINの会とは、

V  ボーカロイドの曲で
I  インスピレーションを受けた
I  イナズマイレブンorイナズマイレブンGOの
N  novel(小説)を書こう

の会、の略。インスピレーションが分からない方はググることをお勧めします。
まぁ簡単に言うならば、俺得な小説を書きたいとか読みたいって言う私の欲望ですね。何という。


 一応、大分前から私のブログ(参照)で予告していたのは、小説だけだったのですが、「絵を描いても面白いんじゃないか?」と言う私のあまりにも勝手な判断により、イラストも描くことにしました。


+————— Reports/御知らせ等 —————+


# 会員募集要項 … >>001

# 書く/描く際の注意事項 … >>002


+—————————————————————+



それでは、絵本のページを開いて ————…


            It's show time!




Started/スレ開設日 2012.5.22

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Re: 【inzm】 VIINの会 【voc@loid】 ( No.45 )
日時: 2012/06/11 20:52
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: hTgX0rwQ)

>>44
うぎゃああ、名前出してませんでしたね、すいませんっ
一応鬼道の心情ではあります。コイツの心情とか冷静すぎてむずい←
ちょっと分かりにくいストーリーですが、読んでくださってありがとうございます^^

Re: 【inzm】 VIINの会 【voc@loid】 ( No.46 )
日時: 2012/06/11 21:07
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

確かにちょっと分かりにくいけど、ストーリー構成はよくできているなぁー

でも、鬼道ってゴーグルつけているから・・・ちょっと怖い感じがする(笑)

今後のストーリー、楽しみにしてるよ!

Re: 【inzm】 VIINの会 【voc@loid】 ( No.47 )
日時: 2012/06/11 21:16
名前: 評価人 (ID: xPtJmUl6)

★★★☆
75%
長所
ネタウマー。話の展開があってる形がしました。
短所
ちょっと地の文多め。
減らして視点から書けば○。

Re: 【inzm】 VIINの会 【voc@loid】 ( No.48 )
日時: 2012/06/13 21:16
名前: 水野ミミ (ID: P4ybYhOB)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=_d19-ZK2z7k

彼の名前を聞くと、皆は何を思い浮かべるのだろうか? 釣り好きであることとか、明るそうだ、ということか。

まあ、どちらにせよ、俺とは違う。

これは、俺が、彼にあった日の話。



「……違う、こんな訳無いだろうな……」

何をしていたのかは覚えてない。只、何かしらマイナス方面のことを考えていたんだろう、ということは推測できる。
この頃から俺は、よく物事をネガティブに考える癖、というか性格だった気がする。……あくまで、気がする、と言うだけだ。
そしてまたこれもいつもの癖で、首をぶんぶんと振って、目を閉じた。
何かを考えた後、その考えを振り払うように。ちなみに、この癖はもう無い……と言うか、直った。

「……勉強するかぁ……」

勉強机に置いてある塾の参考書を見て、パラパラとページを捲る。

「これはもう覚えたんだっけ……」

記憶が曖昧だ。非常に。
とりあえずそれを机の上に出来た参考書やノートの山に乗せた。

あ、そうだ。何もすること無いんだし……、

「皆は、どうしてるんだろう」

俺が巻き込んだ皆と、ちょっと話でもしてこようかな。
机の引き出しに入れたIphoneを出した。

「あ、」

メッセージが届いてる。

『そういえば算数の宿題の20ページの3番の答え分かる? 今日好く大の提出あるんだけど、その解法だけ先生教えてくれなくて。解法が分かってたら自分で解答無くても出来るんだけどね』

彼女は同じ系列の塾の子だ。直接会ったことは無いけど、結構趣味が合うし、第一志望の学校も同じだから、多分中学校で会うことになる。全国模試で50番以内入るくらいだから頭いいし。

「えっと、何って言ってたっけ先生」

あ、ノートあった。えっと、20ページの3番だったな。

『(1)が3/53で、(2)が80回目だよ』

とりあえず返信。
するとすぐに返信が帰ってきた。

『ありがと! 助かった!』

……本当に、彼女は返信が早いな。
これ以上Iphoneに触ってたら時間を忘れそうで怖いから、もう一回引き出しにしまって、僕はベッドの上に座る。

「僕は勉強、茜さんも勉強……か」

本当に、この時期は大変だ。皆皆、勉強ばかり。
夜が明けるまで勉強する人も、早く寝る人もいる。

でも、結局今、僕は苦しい。
元々勉強は好きだった。だけど、今の僕はある意味、勉強することを強いられているような感じだ。そもそも受験なんかしたかった訳でもないし。

時が止まればいいのにな、なんて思う。そんなこと、無理だけど。
こんな苦しい思いをするなら、息をとめたい。

「誰か、」

僕の閉じきったドアを開けてくれませんか?
その先にある、見たことのない景色が見たいから。



「ちょっと出かけてきます」

母さんにそう声をかけて、傘を持たずに出かける。
行く場所は決まってる。家の近くの河川敷だ。


まあさすがに、誰も居ないだろう。
こんな雨の中に居たら、風邪を引いてしまうし。

「僕も風邪引きそうだけど、ね」

別に何って事は無かろう。元々僕は病弱だ。
風邪を引くなんて日常茶飯事。

「……ん?」

僕は視界の隅に、ある少年を捕らえた。

誰だろう、何処かで見た気がするんだ。

彼の顔を見てみようと駆け出す。
けれども。

「あ、」

僕が踏んだせいで、ぶちん、と切れた靴紐を拾い上げて、空を見上げた。



あ、そっか、なるほど。
彼は、僕の夢の中で何度か会った人。
不真面目で能天気な人に見えるに、僕の上を行ってしまう人。
例えば、模試の成績。夢の中だけだけの話だけど、彼にはいつも負けている。

超えたい、彼のこと。いや、絶対に超える。超えてみせるから。


すっかり辺りは晴れ渡っていた。さっきのは通り雨かな?
ついでにその通り雨は、僕の心の中に降っていた雨も持って行ってしまったみたいで。

「ま、帰ろうかな」

雲が落とす影を踏まないように。小さい頃によくやっていた遊びだ。
踏まないように一歩。また一歩。

もっと進みたい。だから、誰か。

僕の心に、灯火を————



Cast:速水鶴正
     浜野海士
     山菜茜

遅れましてすみません。
速水くんと浜野くんの過去捏造……です。

中学受験、きっと浜野くんは親に勧められて始めて、何となくで合格した感じで、速水くんは……悩みながら頑張ったパターン。
ちなみに私は浜野くんパターンです(笑)

ちなみに速水くんが僕っこなのは私の趣味です。
で、浜野くんにそれを「俺って言ってよー」って言って半ば強制的に直して今に至る、って感じ、だといいなーって思ってます。

お粗末さまでした!

Re: 【inzm】 VIINの会 【voc@loid】 ( No.49 )
日時: 2012/06/23 19:12
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: hTgX0rwQ)
参照: 見えない煙を吐いている │ え、展開おかしいって?

 気が付くと、朝になっていた。周りを見回して、何も変わっていない現実が嫌になる。
 今までのことが全て夢で、俺は妹と施設で育った普通の中学二年生だったならば。俺はこんなに窮屈じゃなかったんだろうか。
 そんな事を考えながら、いつも通りに朝を過ごし、いつも通りに学校へ向かう。授業して、疲弊して、またサッカー。
 ふと溜息を吐き出すと、総帥が名前を呼んだ。

「鬼道」
「……はい」

 名前を呼ばれたら、元気よく返事して、前に出てきなさいだったか。小学生の頃、何度もうるさく言われてきた言葉。元気なんて、出そうと思って出るものじゃあないが。
 総帥が歩き出した。また、何か言われるのか。普通なものが、どんどん崩れていく。持っていたものが崩されていく。

 暗い、部屋。まるで総帥の心でもそっくりそのまま写したかのような、とても黒い部屋。底のない悪意で満ちている。落ち着かない。
 総帥が、口を開く。不敵な笑みを浮かべる。何も耳に入ってこない。何を言ってるんだろう。正解か? 勝利か? 善悪か? なんでもいい。正解ならば知っている。円堂守そのものが正解だ。勝利ならば知っている。正解はしてないが。善悪といわれれば、俺はそのどちらでもない。強いていうなら、きっと卑怯者だ。
 手を使ってでも、勝利する卑怯者。サッカー、なはずだが。
 
「どんな手を使ってでも、勝利しろ」
「……はい」

 イエスオアノー? その言葉に、質問なんてぶつけられるものか。質問などない。特になければ、以上で話は終わる。沈黙の中、俺の靴の音だけ響いた。話を終えて、俺は外に出る。不気味な総帥の笑みと、純粋なアイツの笑みが、頭の中に浮かんだ。

「はあ」

気まずい空気から抜け出して、溜息を吐き出した。言葉にならずに溜まって、澱んだ思い。ああまた、見えない煙を吐いているみたいだ。
 馬鹿なら良かったよ。きっと円堂守みたいにまっすぐだったら、俺はここまで卑怯者じゃあなかった。曖昧な場所で、浮かんでいる。
 言葉にならない思い。意味などないもの。

 例えばアイツが今の俺みたいに悩んで、憎んで、俺自体を煙たがられても。アイツと笑っている未来を想像するだけで、俺は卑怯であることを選ぶ。
 
 ふと、考える。
 万一卑怯を貫いたとして。——そういう俺が、アイツの隣で笑っていいのか?
 今までみたいに、仲良しじゃないだろう。これが最善なんて誰が思ったんだ。

「お前と一緒に居られない」

存在自体も煙みたいだ。

「——春奈」 


@ 見えない煙を吐いている

[ 見えない煙を吐いている ]

作詞・作曲 : すんzりヴぇrP
歌 : 鏡音リン・レン

鬼道視点/ネガティブ/フットボールフロンティア辺り

本編をちょっと改造して絶望した鬼道さん
結構歌詞の部分無視したり意味わからんかったりだけど、
まあそれはそれでいいのだ。


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