二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボーカロイドとの非日常
- 日時: 2012/05/29 21:18
- 名前: 青 (ID: BfXEK8t.)
VOCALOIDとそのマスター達が織り成すグダグダな(非)日常小説。
因みにこれはヰルマさんが執筆しておられるオリジナルVOCALOID小説、「22人+味方は魔王様!!」の近代バージョンです。
勿論、ご本人様には許可がとってあります。
ただ、ヰルマさんの小説で出てきているオリジナルキャラクターの中には出てこないキャラクターがいたり、この小説だけに出てくるオリジナルキャラクターがいたりするので、ご了承下さい。
因みにこの小説に出てくる帯人はヤンデレではありません。
ドSで腹黒い邪道帯人が登場します。
そちらもご了承下さい。
中傷・批判は受け付けていません。
マイペース更新でやっていきます。
ド素人ですが、宜しくお願いします。
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- Re: ボーカロイドとの非日常 ( No.1 )
- 日時: 2012/05/29 22:36
- 名前: 青 (ID: BfXEK8t.)
「おはよーございまーす!!」
爽やかな朝、とあるマンションの一室で、青い髪の青年がとある部屋の扉を開けた。
その部屋は誰かの自室のようで色々な雑誌や写真、小説が散乱していた。
そんな、最早足の踏み場も無い部屋を青年は出来るだけ物を踏まないようにして進んで行き、真っ先に窓を開ける。
「良い風〜……よし! 頑張るぞ!!」
窓から入って来る心地よい風を感じるのもそこそこに青年はベットで死んだように眠っている高校生くらいの少年を見下ろし、揺さぶり始めた。
「マスター!起きて下さい!!」
「ぅ〜……ん……」
それに少年は小さな呻き声を上げて身を捩るだけで、起きる気配は無い。
「マぁースぅータぁあー!!」
青年はより力強く少年を揺さぶった。
「……う……る……」
すると不意に少年がむくっと起き上がり、何かを呟く。
刹那、
ブンッ!!
「うわぁあっ!!」
保々一瞬の出来事だった。
青年が少年に腕を掴まれたと思った時には既に世界が反転し、目の前一杯に青空と外の風景が広がっていたのだ。
そして身体に感じるのは重力感とも浮遊感とも言えない独特な感覚で……。
……まあ、一言で言ってしまえば、青年は少年に開け放っていた窓から投げ出されたのだった。
因みにそこは3階である。
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