二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- インフィニットストラトス 〜もう一人の適正者〜
- 日時: 2012/06/08 01:00
- 名前: 一期一会 (ID: JJ3BeOFP)
今回二次小説を書こうと決意したのはいいものの…。
どう切り出して書けばいいのか、表現とか、個性とか、まだまだ勉強不足な自分であります…。
もうこの時点で煮ず待っている始末でため息も増え続けています。
こんな私の二次小説を読んで下さる方々、初めに言っときますがかなり話がずれているかも知れません。
小説書くの難しい…。
と、改めて思う。
他の方達の作品を読んで勉強させてもらいます。
コメントも書かせてもらいます。
また、読んでもらった感想などをコメントしてもらうと幸いです。
私、【一期一会】をどうぞよろしくお願いします。
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- Re: インフィニットストラトス 〜もう一人の適正者〜 ( No.1 )
- 日時: 2012/06/08 01:24
- 名前: 一期一会 (ID: JJ3BeOFP)
インフィニットストラトス、略称でIS。
ここ、IS学園は世界で唯一のIS訓練機関であり各国の適正者が集う全寮制の学園である。
数年前、ISは宇宙空間での活動を想定し開発されたマルチフォームスーツだった。
開発当初は注目されなかったが「白騎士事件」によって従来の兵器を凌駕する圧倒的な性能が世界中に知れ渡ることとなり、宇宙進出よりも飛行パワードスーツとして軍事転用に移行し、各国の抑止力の要がISに移っていった。
また、ISは自己進化機能を設定されており、戦闘経験を含む全ての経験を蓄積することでIS自らが自身の形状や性能を大きく変化させる「形態移行」を行い、より進化した状態になる。
ISの開発者、篠ノ之束博士はISの心臓部にある「核」と呼ばれる物を一定以上造ることを拒み、完全なブラックボックスとなっているため世界中にあるISは全部で467機しかいない。
そして、ISは女性にしか扱えない。
そのため、男と女が戦争を起こせば三日持たないと言われている。
しかしながらISを戦闘等に使うことはアラスカ条約によって結ばれているため今ではスポーツとして活用されている。
そんな戦乙女達の世界にただ一人、男がISの適正者であることがわかり世界が注目した。
彼の周りに起こる不可解な事件と数々の体験、前途多難な学園生活を送る彼の元にもう一人の適正者が現れるのは臨海学校が終わって二日後のことだった。
- Re: インフィニットストラトス 〜もう一人の適正者〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/06/19 19:33
- 名前: 一期一会 (ID: GedK8Jh6)
「…敵対組織のIS、量産型二機を捕縛、これより敵組織内部に侵入する」
『任務ご苦労様です。そちらに調査員が向かっていますので後はその方達に任務を継続してもらいます。あなたは今すぐに帰還して下さい』
「…!理解不能、作戦内容の修正を要求する」
『私にもよく分からないのですが、これは指令の命令です。速やかに帰還して下さい』
「…了解」
無線機を切って荒野と化した大地を遠目に埃だらけとなったコートを叩きながら小さなため息を漏らした。
「…あ、貴方は…何者、ですか…!」
「…意識回復を確認。しかし、体力回復まで約一時間弱と予想、任務による支障は無しと判断」
地面に横たわる二人の女性を見下ろしながら懐から黒塗りのサングラスを取り出してかけた。
「…これより帰還する」
踵を返して小さな丘を登っていく。
来たときには自然に満ちた草原もその原形も今となっては無に等しかった。
荒野と化した大地にまるで隕石が落ちてきたような無数の穴。
その丘をゆっくりと無表情に登る少年を彼女たちは悔しがり、またあり得ないという感情をむき出しながら言った。
「…ISを相手に、生身で戦うなんて…人間じゃない…!」
- Re: インフィニットストラトス 〜もう一人の適正者〜 ( No.3 )
- 日時: 2012/06/19 22:28
- 名前: 一期一会 (ID: GedK8Jh6)
「お帰りなさい零君。長期任務、お務めご苦労様でした」
「…否定、任務は達成されていない。それよりも司令に面会を要求する」
「あぁ、司令が零君に大事な話があるから戻って来たら司令室に来るように言われてましたよ?」
「…了解」
そう言ってオペレーター室から出た直後のこと、小柄な二人の少女が待ちくたびれたように零の腕にしがみついた。
「「お疲れ様です、先輩!!」」
「…ニーナとエイナ、またお前達か…」
笑み一つ浮かべない彼に金髪ツインテールのニーナと黒髪ポニーテールのエイナは頬を膨らませながら不機嫌そうに。
「『また』ってなんでそんなこと言うんですか?」
「先輩は私たちのこと嫌いなんですか?」
「…否定、だが、腕にしがみつかれると行動の妨げになる。結論から言うと、邪魔だ」
「「……え……?」」
二人の表情が固まり、するっと腕を離して肩を振るわしながらうつむいた。
「…先輩は、私たちが邪魔なんですか…?」
ニーナが呟く。
「…否—」
定、と言いかけて二人は両手で顔を覆いながら鳴き声にも似た声音で。
「そうですよね、私たちみたいに任務を満足にこなせない下っ端には興味無いですよね…」
「…否—」
「先輩はランクSのエリートですから、ランクCの私たちなんか眼中にないですよね…」
「…」
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