二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒子のバスケ夢小説
- 日時: 2012/06/26 09:36
- 名前: 菊 ◆2j1z4NTEbs (ID: Lf/lO.ZE)
はじめまして
黒子のバスケの夢小説を書かせてもらいます
誠凛2年生贔屓でやっていきたいです。
- 黒子のバスケ夢小説 ( No.3 )
- 日時: 2012/06/26 13:20
- 名前: 菊 (ID: Lf/lO.ZE)
「てっ帝光っつったらお前・・・!」
「しっ、しかも今年って、キセキの世代と同じ歳・・・!」
リコと日向は驚きの音を上げると
お互いの目を見る。
そして日向がまた口を開いた
「・・・すっげーマネジ、到来?」
当の本人、寧々は机の上の仮入部届けの
中の1枚・・・
黒子テツヤと書かれた紙を見ていた———。
*****
「脱げ」
リコはそう言った。
「あ、寧々ちゃんは脱がなくて良いからね!」
「あ、はい」
さらに寧々に付け加えて言った。
「でっけーの入ったなぁ」
「ん、伊月」
リコの発言に驚く1年を尻目に
日向はチームメイトの伊月俊と会話をする。
「本場仕込の帰国子女だって
そうとう期待できる人材だよな」
「・・・期待・・・して行きたい」
「そういうノリいらない」
伊月は得意の寒いダジャレを言う。
「あ、だからさ」
「ん?」
「あの子、マネジ?」
「・・・ああ・・・」
日向が意味ありげににやっと笑う。
伊月は不思議そうな表情で尋ねる。
「なんかワケアリ?」
「いやー・・・元帝光中、だってさ」
「まじで??」
伊月は少し遠くのほうにいる寧々を見る。
「じゃー、相当できんじゃねぇのか・・・
あの学校100人以上はいただろ部員」
「ああ、それに、カントクの負担も
少しは和らぐだろうし」
- 黒子のバスケ夢小説 ( No.4 )
- 日時: 2012/06/26 15:26
- 名前: 菊 (ID: Lf/lO.ZE)
寧々はリコが1年生を視ている中、
1人の男の存在に気がつく。
「黒子君」
「香澄さん、」
たくさん集まっている1年生の一番端で
リコの目にも触れずにいる少年、黒子テツヤ。
「ここでも影薄いのね」
寧々がそういうのとほぼ同時に黒子は上を脱いでいる状態で
何も言われていないのにリコがシャツを着ても良い、と言った。
「あれ」
「全員視てるわけじゃないのでしょうか・・・」
黒子は何もせずに終わったと思い、シャツを着るやいなや、
リコに名前を呼ばれる。
「黒子君、呼んでる」
「あ、ちょっと行って来ます
あとでまたお話、しましょう」
「ん」
*****
リコは学校から自宅へと帰る道、
1年生のことを考えていた。
今年の1年・・・結構ヤバい気がするわ
本場仕込のアメリカ帰りの帰国子女に
元帝光中の影が薄い謎の小柄な男
同じく元帝光中学男子バスケットボール部マネージャー。
「育て甲斐があるってモンじゃないの・・・」
リコは思わずニヤつく顔をぺしっと両手でたたいた。
- 黒子のバスケ夢小説 ( No.5 )
- 日時: 2012/06/27 18:42
- 名前: 菊 (ID: Lf/lO.ZE)
「黒子君」
「わ」
仮入部の後日。
「隣のクラスだったんだね」
「え、そうなんですか」
「うん」
寧々は黒子の元へやって来た。
特に意味もなく、
授業と授業の間の休み時間に
顔を出した程度のもの。
「あ、」
「どうしましたか」
「噂の火神君じゃない」
寧々は指を指しそうになった手を
ひっこめ、そう言う。
「寝てますね」
「あは、授業始まるのに」
寧々はからかうわけでもなく
優しく笑って言う。
「・・・香澄さんは
どう思いますか」
すると黒子が口を開き寧々にそう尋ねた。
「ん?」
「火神君のことです
昨日充分見たんですよね?」
黒子が薄く笑う表情を見て
寧々はちいさなため息をつく。
「私は高校から普通のマネージャーになるの
もう、選手に余計なことは言わないことにしたんだ」
「・・・」
・・
「余計」なこと。
黒子はその意味を確かに理解したが
返した言葉は寧々の期待するものではなかった。
「あれは必要です」
「・・・もう・・・
いくら黒子君が言っても
ダメなものはダメ、私が入学する時決めたの」
黒子がそういう寧々を黙って見つめる。
寧々は、帝光中での苦い出来事を思い出し、
表情を曇らせた———。
- Re: 黒子のバスケ夢小説 ( No.6 )
- 日時: 2012/07/16 12:24
- 名前: 椿 (ID: Q5DMN.j8)
こんにちは!僕、椿って言います。
黒バス、いいですよねー面白いですよねー
小説、がんばってください!応援しています!
- 黒子のバスケ夢小説 ( No.7 )
- 日時: 2012/07/23 10:47
- 名前: 菊 (ID: Lf/lO.ZE)
「帝光中学今日も不動の快進撃ーーー!!」
さも当たり前かのように数々の試合で
着々と勝利を収める、キセキの世代を呼ばれる彼等。
さつきちゃんのデータに、
的確な指示やありえないほどのプレー。
見るもの全てを圧倒するスタメン陣の
プレーは毎度のように試合では驚かさせる。
キセキの世代はいつも近くにいた。
「今日全然ボール触れなかったッス!」
「青峰が持ちすぎなのだよ・・・」
試合後の帰り道。
試合中の選手のような迫力はなく、
彼等は学生としての表情を見せる。
「仕方無いだろーが、
なぁ寧々」
そこに、私はいた。
「テツとの連携も今日は良い感じだったしな!」
同意を求めるのは中学時代、
ただでさえ強いこのチームの中で
エースと呼ばれる存在は私に同意を求める。
「さつきちゃんも言ってたよ、ね」
「うん!今日も皆絶好調で
テツ君はかっこよかったよ」
「なんか違くね?」
いつも通りの会話。
これからも中学校生活はこうだと思っていた。
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