二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【inzm/GO】不思議な世界にご招待♪
- 日時: 2012/07/01 11:07
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
はい、まだ一つも完結していないのに作った馬鹿作者こと、駄文を作る神志保です。
今回はinzm/GOの皆さんでパロ。
長編ではなく短編小説なので沢山書いていきたいと思います。
【注意】
Ⅰ 「志保?まだ生きてたの?」どうぞ、ダッシュトレインでお逃げください。
Ⅱ キャラ崩壊?私の十八番です。苦手な方は無理せずお逃げください。
Ⅲ 更新はかたつむり!「おい!」みたいな方はゼロヨンで×ボタンまでいきクリック!
Ⅳ 作者は駄文を作ることに関しては天才です。どうぞお気をつけて…
以上の事を踏まえた上で見てくださるという綱海さんのような広い心を持っていらっしゃる方はどうぞ見てください;
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- Re: 【inzm/GO】不思議な世界にご招待♪ ( No.1 )
- 日時: 2012/07/01 11:45
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
〜Prologue〜
この世には沢山のお話が溢れている。
アニメもそうだし漫画も、小説も、小さい子が見る絵本だってお話さ。
どれもこれも楽しい物ばかり…
【そんな沢山のお話の種類から厳選してオリジナルを加えたら…】
ある人は思ったの。(誰だかわかるよねww)
誰もが呼んだことはあるであろう絵本。(グリム童話とか有名だよね)
【少し…少しだけアレンジを加えたら…】
さぁ、本を手にとって読んでごらん?
奇妙なお話、自然と顔が綻ぶお話、悲しいお話…
君はどんなお話が読みたい?
制作協力者
・稲妻劇団
・エイリア劇団
- Re: 【inzm/GO】不思議な世界にご招待♪ ( No.2 )
- 日時: 2012/07/01 11:53
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
設定です
稲妻劇団
・団長:円堂守
団員
豪炎寺修也 一之瀬和也
鬼道有人 土門飛鳥
風丸一郎太 基山ヒロト(エイリアから移籍)
緑川リュウジ(移籍) 木暮夕弥
壁山塀吾朗 吹雪士郎
宇都宮虎丸 綱海条介
飛鷹征矢 染岡竜吾
土方雷電 立向居勇気
不動明王 源田幸次郎
佐久間次郎
木野秋 音無春奈
雷門夏未 久遠冬香
GOの皆さんは後ほど本編で登場します♪
エイリア劇団
・団長:吉良星次郎
団員
南雲晴矢 涼野風介
八神玲奈 久井ルル
倉掛クララ 栗尾根由紀
凍地愛 凍地修児
蓮池杏 仁藤穂香
薔薇園華 厚石茂人
熱波夏彦
- Re: 【inzm/GO】不思議な世界にご招待♪ ( No.3 )
- 日時: 2012/07/02 21:07
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
001 Cinderella
配役
シンデレラ 基山ヒロト
魔女 雷門夏未
継母 仁藤穂香
姉1 蓮池杏
姉2 久遠冬香
王子 八神玲奈 計6人
エキストラ 計10人(女:5人、男:5人)
————————————————————————————————
舞台裏
ヒ「ねぇ…何で俺がシンデレラなの?;」
どんよりとした雰囲気を背後に漂わせながら円堂守に問いかける。
稲妻劇団には女性もいることだしわざわざ基山ヒロトという男がやることはないのだ。
玲「別にいいだろう。もともと女々しい顔なんだ。」
ヒ「酷いよ玲奈…グス」
玲「泣くな、きもち悪い。」
深紅のカーテンで仕切られたステージ。
観客はまだかまだかと待ち構えている。
子供は目を輝かせ期待に胸をふくらます。
【これより稲妻劇団・エイリア劇団による演劇が始まります。携帯の電源は——…】
お決まりのアナウンスが流れ、深紅のカーテンはゆっくりと天井へ引きずり込まれていく。
さぁ…始まった。
- Re: 【inzm/GO】不思議な世界にご招待♪ ( No.4 )
- 日時: 2012/07/02 21:26
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
昔々、西洋の国にとても美しい娘がいました。
赤い髪を首までの長さに伸ばし(今回外はねはくしで頑張って押さえました)緑色の瞳をもった一目見れば忘れないほどの美貌を持つ娘。
とても家族思いで誠実な彼女でしたが、ある日の出来事が彼女の人生を大きく左右しました。
ヒ「えっ…お母様が…お亡くなりに!?」(シンデレラですがヒロト表示です)
突然父親から告げられた出来事。
久しぶりに帰ってきた父親は見知らぬ女性と自分より少し上の女性2人を連れてきていました。
最初彼女は父親が連れ込んだ愛人と思いましたが、3人は新しい彼女の家族でした。
その後父親は長期の仕事に出かけ、家の中は義理母と義理姉の4人になったのです。
さぁ、なんということでしょう…
この3人は父親に恋したのではなく、この家にある【お金】に恋したのです。
家ではやりたい放題、遊んでは散らかしての繰り返し…
そんな家の中で彼女はみすぼらしい麻の布で作られた服という格好でメイドのお仕事をしていました。
いつしか彼女の名前は【シンデレラ】
杏「ほら!早くここの掃除をやってよ!!汚くて鳥肌が立つわ。」(姉ですが杏表示)
ヒ「あ…分かりました。」
内心シンデレラは「それぐらい自分でやれ」と思っていましたが姉より大人なのでぐっとこらえました。
冬「すいませんが…ガシャァァン」
何事かと思い音のした方を振り向くと一番上の姉が床を拭いた雑巾を洗うために注いだバケツをひっくり返していました。
中は勿論汚れた水。
折角シンデレラが丁寧に雑巾で拭いた床も掃除前より汚くなっていました。
これにはシンデレラも黙っていられません。
忍耐強いと同時にシンデレラは正義感もあったのです。
ヒ「お姉さま…ご自分でお倒しになったのならごz「あなたは今私にとって何?」は?え、妹…では?」
いきなりの質問なので戸惑うシンデレラ。
空気が静寂に包まれる。
冬「そう、あなたは妹、私は姉。これはどう足掻いても覆されない階級…そして姉の私である私の母があなたの父親に代わってこの家の家主になっている今あなたは私に逆らうなんてことは自殺行為なの。言いたいこと…分かるわよね?」
この人だけは…苦手。
ヒ「申し訳ありません;今すぐ綺麗にいたします…」
舞台袖♪
風丸「久遠って以外と素だったりしてww」
吹雪「冗談じゃなかったときに笑えないからやめて。」
- Re: 【inzm/GO】不思議な世界にご招待♪ ( No.5 )
- 日時: 2012/07/03 19:27
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
そんな日々が続いたある日、この街にあるお城から舞踏会の招待状が届きました。
杏「まぁ//今夜お城で舞踏会があるそうよ!」
冬「是非ともいかなくてはいけませんね♪」
お姉さま方はドレスの準備やらお化粧で大忙し。
私も行きたい…そう思っていた矢先。
杏「勿論あんたは留守番よ?」
分かっていたつもりだけれど悲しい。
杏「それより私のドレスの準備を手伝ってくれない?あぁあと部屋の掃除もたn「ベシャ」ぶっ!」
誇り高きシンデレラは手に持っていた雑巾を姉の顔にめがけて投げてしまいました。
勿論その雑巾は床をふいた汚い雑巾。
杏「あ・ん・た・ねぇ…いいk「生憎私は掃除で忙しいので身の回りのことぐらいはご自分でなさってください。ドレスが着れない程…世間知らずのお馬鹿さんではないでしょう?」なっ…///」
顔を真っ赤にしワナワナ震えているのをお構いなしにシンデレラは正論を言ってのけました。
冬「クスクス…」
杏「ちょっ…姉さんも笑ってないで言ってください!」
冬「いえ、おもしろくてつい…クスクス」
しかし時は過ぎ、お姉さま達は舞踏会へ行ってしまいました。
ヒ「私も…舞踏会に行きたいわ…グス」
一人、仕事を終えたシンデレラは夜空にきらめく星を見上げながら涙を零しました。
コツ…
夏「お嬢さん…私が舞踏会に行かせて差し上げましょうか?」
茶色の髪をゆったりとしたウェーブにしている見知らぬ美しい女性。
不審者かと思ったシンデレラは身構えました。
夏「警戒しないでください…私は魔女。私の魔法であなたを舞踏会に行かせてあげたいのです。」
魔女の瞳は真剣で嘘をついているようには見えませんでした。
ヒ「ありがとうございます。」
シンデレラは魔女に言われた【かぼちゃ1個】と【鼠4匹】を用意しました。
魔女に渡すとたちまちかぼちゃは馬車に、鼠は馬と男2人に…
夏「さぁ…あとはあなただけ。ニコ」
一瞬光に包まれ、次に瞳を開けた時…
シンデレラは美しいドレスに身を包まれていました。
男「スッ…」(さっきの鼠さんの一人です)
夏「綺麗な心を持つあなたにはガラスの靴がお似合いです。さぁ…楽しんできてください。」
馬車に乗り込みお城へと向かうシンデレラ。
胸には魔女との約束を抱きながら…
【忘れないで…12時の鐘がなると同時に魔法は解けてしまいます。それまでには帰ってきてください。】
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