二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀魂悲恋短編集
- 日時: 2012/07/09 21:44
- 名前: 漆黒&紫 (ID: tf6BDv4K)
黒)銀魂の悲恋ばかりだ。
紫)では目次!!
第一編 ありがとう…
沖土ミツ
第二編 第二編 どうか忘れないで
夢主銀
第三篇 やり直し
夢主高
黒)以上だ。
紫)これからドンドン増えていきます!!
黒)じゃあな。
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- Re: 銀魂悲恋短編集 ( No.1 )
- 日時: 2012/07/09 22:14
- 名前: 漆黒&紫 (ID: tf6BDv4K)
黒)第一編だ。
紫)んじゃどうぞ!!
ありがとう…
不意に夜中の公園に行きたくなり、深夜に公園へ向かった。
公園には俺以外に一人の女が公園のベンチに腰掛けていた。
その女は一人静かに涙を流していて、俺は気になり女に近寄って尋ねた。
—何故泣いているんだ?—
その女は俺の声に驚いたのか、急に顔をあげて泣いているのか笑っているのかわからない顔で答えた。
—会いたい人がいるけど会えないんです—
その時俺は何故?としか思えなかった。そして俺の言った言葉は俺が思っていない事を言っていた。
—会いに行かせてやるから何て名前か教えろ—
その女は驚いた顔をしながら、自分の名前はミツバだと答え、会いたい人の名前は十四郎と総悟と言うと答えた。
俺はミツバの手を引きながら、真夜中の真選組屯所へと走った。そして屯所の門前にいた山崎を使って無理矢理にでも起こしてくるように頼んだ。
屯所から出てきた沖田と土方は私服の着物姿で俺に何の用だとつっかかって来た。俺はそれを無視してミツバの腕を引っ張った。
ミツバの姿を見た途端、二人の表情は怒りから驚きへと変わった。
ミツバは俺を見て優しく、そして嬉しそうに笑った。
—ありがとう…—
そう呟くとミツバの姿は消えてしまった。
沖田も土方も泣いていた。
俺が二人の泣き顔を見たのはこれが最初で最後だった。
紫)どうだった?
黒)よかったらコメくれ。
紫)黒;「くれ」じゃなくて「ください」だろ?;
黒)……
紫)はぁ…それじゃあな!!
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