二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜
- 日時: 2012/07/24 13:50
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
初めまして、こんにちは!桜舞姫です。
色々掛け持ち中にもかかわらず、書きたくなったので書きます!
今回は初めてのft作品です。
「水」を操る滅竜魔道士が、ナツ達と過ごす日々をお届けします。
こうご期待!!
目次
>>4
- Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.14 )
- 日時: 2012/07/29 21:44
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№3 バルカン殲滅
突然ルーシィの前に降り立った影は、全身黒ずくめだった。
体つきから、少女という事が窺える。その少女は立ち尽くすだけで、
その場を動かない。
「ちょ、貴方逃げてッ!!」
「………私が逃げたら死ぬぞ?」
鈴の鳴る様な…いや、川のせせらぎの様な、と表現した方がいい
高い声が、ルーシィの忠告を撥ねつけた。
迫りくる炎に再び向き直ると、両手を前に突き出し上下に挙げた。
「水竜の、牙ッ!!」
広げた腕を、肉食獣の牙のように重ね合わせる。同時に、バルカンの
周りに発生した2つの大津波が、牙のようにバルカンを挟み込んだ。
「何だこれは…」
「水竜…滅竜魔道士!?」
ズドォォォォンッ!!!
ものすごい音を立ててバルカンが倒れ、波の威力で地割れが生じた。
「まずい!皆、逃げろッ森まで走れ!!」
「おいおいマジかよ!!?」
地割れが広がり、地面が大穴となって全員をのみ込もうとしていた。
逃げにくい位置にいたルーシィとグレイを、エクシードの2匹が
空へ運び、他の者は走る。
「きゃァッ!!」
すてーん、という効果音とともに、ウェンディが転んでしまった。
ナツが助けようとするが、いくら彼でも間に合わない。
「ウェンディィィィ!!」
叫ぶナツの横を、黒い何かがすり抜けていった。
- Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.15 )
- 日時: 2012/08/07 15:55
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№4 フード下の少女
ナツの横を駆け抜けた黒い影。それは例の少女の着ている外套が
はためいたものだった。すぐに倒れたウェンディに駆け寄り、
急いで抱き上げる。俗に言うお姫様だっこだ。
「ひぇ!?」
「私にしがみ付けッ!!」
言われた通りウェンディがしっかり抱きつくと、少女は『飛んだ』。
いや、もう冗談なしにとんでもない跳躍で飛んだのである。
そしてそのまま近くの木に飛び移り、それをつたってナツ達の
所へ戻ってきた。
「ウェンディ、大丈夫!?」
「ふぇぇん、シャルル〜!」
「まったく、泣かないの。」
安心感からか泣き出してしまったウェンディを慰めるルーシィ達を
横目に、エルザが少女に頭を下げた。
「バルカン討伐までか、仲間の命まで…。本当に感謝する」
「いや。…妖精女王のエルザか」
「へぇ、エルザってこんな田舎町でも有名なのね。」
素直に感心するルーシィに、エルザは訂正を出した。
「いや、彼女は服装から見て旅人だ。そうだろう?」
「フ。さすがだな、妖精女王。」
少女は頷いてエルザを褒めた。どうやら笑ったらしい。
「あんた、何でそんなフードしてるんだ?」
「フード…あぁ、これは失礼。」
グレイの言葉でようやく気付いたように、彼女はそっとフードを外して
みせた。
「うわぁ……」
その下には、ルーシィでさえ感嘆の声を上げてしまう様な、美しく
整った顔があった。
「私はセシアラ・ローゼニア。宜しく頼む。」
頭を下げると、高く結い上げたポニーテールと結われていない前髪
などがふわりと動く。美しい海のように蒼い髪が、まるで生きている
かのように揺れていた。
- Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.16 )
- 日時: 2012/08/07 18:30
- 名前: ココロイド (ID: 7LtFMS9U)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
桜舞姫
来てみたよ〜^^
面白いね^^私も頑張るから
桜舞姫も頑張ってー
- Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.17 )
- 日時: 2012/08/09 17:55
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
ありがとココロイド!!
うん、頑張るぉ
- Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.18 )
- 日時: 2012/08/21 22:29
- 名前: 妖精 (ID: 6u4BhLhh)
桜舞姫!み〜つけた!結構探しちゃったかも・・
小説面白いよ!主人公が同じ水の滅竜魔導士として応援しちゃうぞ
お互いがんばろうぜっ!