二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】 悠久の時を遊ぶ
日時: 2012/08/04 12:53
名前: 無雲 (ID: C5xI06Y8)

また連載増やしてどうすんだウチ……。


この話は
「もし攘夷ズが一緒に暮らしていたら」という妄想話です。

・真選組、新八とかがご近所さん
・先生生存
・平和
・戦争が無い
・更新は亀
・とにかく平和

上記のことを踏まえて閲覧ください。
まだネタしかできてませんが。


目次

オリキャラ紹介 >>01

火事と喧嘩は村の華 >>02

Page:1



オリキャラ紹介 ( No.1 )
日時: 2012/08/04 12:11
名前: 無雲 (ID: C5xI06Y8)

無雲の連載、「泡沫の花」を読んでいない人のためのオリキャラ紹介です。


・緒方総次郎(おがたそうじろう)
 髪色:黒 目色:こげ茶
  「泡沫の花」(以下、泡花)では桂の隊の副隊長。「悠久」では桂  の経営する病院の医者兼助手。
  薬品の開発実験が好き。(男のくせに)昆虫が大嫌い。

・新岡紅葉(にいおかこうよう)
 髪色:深紅 目色:朱
  泡花では桂の隊の諜報部隊長。「悠久」では医者見習い。
  ……なのだが不器用で、上司二人(桂と緒方)に迷惑をかけまくっ  ている。二人を尊敬しているので、うざいくらい引っ付いてくる。

・坂本弥太郎(さかもとやたろう)
 髪色:黒 目色:灰色
  泡花では坂本の隊の副隊長。悠久では元浮浪児。だからか、表情の  変化があまりない。
  坂本の義弟で、義兄に超なついている。
  真選組が大嫌い。

・佐柳雪乃(さなぎゆきの)
 髪色:灰白 目色:黒
  泡花では坂本の隊の銃撃部隊隊長。悠久では近所のお姉さん。
  男勝りな性格で、讃岐弁を話す。弓矢の名手。
  新岡がよく彼女に殴られている。

・三上棗(みかみなつめ)
 髪色:青みのかかった黒 目色:紫
  泡花では銀時の隊の副隊長。悠久では村塾の生徒で、十三歳くらい
  の年齢。
  銀時大好きで、彼をも凌ぐほどの甘党。

・室井千風(むろいちかぜ)
 髪色:黒 目色:紺
  泡花では銀時の隊の隊士。悠久では村塾の生徒で十二歳くらい。
  彼女の説教には誰も逆らうことができない。

・森川聖(もりかわひじり) 
 髪色:緑のかかった黒 目色:金
  泡花では銀時の隊の二番隊隊長。悠久では村塾の卒業生で十六歳く  らい。
  前髪が長くて、両目は他人から見えない。
  盲目でのくせに何故かカードゲームでは負けなし。

・浜田朝露(はまだあさつゆ)
 髪色:赤茶 目色:青
  泡花では銀時の隊の三番隊隊長。悠久では村塾の卒業生で十六歳く  らい。
  居合が得意。虫が大好きで、部屋は虫かごだらけ。
  緒方(虫嫌い)をよくからかうが、後にひどい目に合っている。

・宮下閃(みやしたせん)
 髪色:浅葱色 目色:翡翠色 
  泡花では鬼兵隊副総督。悠久では村塾の生徒で、十三歳くらい。
  常に敬体で話すが、真選組に対しては口汚い。
  棗と仲が悪い。普段はすごく優しい奴。

・宮下禅(みやしたぜん) 
 髪色:浅葱色 目色:翡翠色
  泡花では鬼兵隊総督補佐。悠久では村塾の生徒で十三歳くらい。
  閃の双子の弟だが、性格は全く似ていない。
  素直で純粋だが人見知り。真選組嫌い。


こんなものです。髪型や服装は泡花と悠久で違っていたりするので、物語の方で描写を入れます。

火事と喧嘩は村の華 ( No.2 )
日時: 2012/08/04 12:51
名前: 無雲 (ID: C5xI06Y8)

 さわさわと。
 青々とした稲穂が涼やかな音を奏でる。
 のどかな田園風景の中では十二、三歳くらいの子供たちが元気に走り回っていた。

 「その汚い顔を向けないでもらえませんか?反吐がでそうです。」
 「奇遇だな。俺も丁度そんな気分になってたところだ。どうだ、その 首飛ばす手伝いをしてやろうか?」
 「ははっ、じゃあお返しにあなたの首もとってやりましょう。」
 ……訂正しよう。
 十二、三歳くらいの少年二人が互いに黒い言葉を吐きあっていた。
 一方は青みのかかった黒髪に、紫の目をした少年。もう一方は浅葱色の髪を高い位置で結い上げた少年。
 ……なのだろうか。服装こそ男物だが、その顔は少女のようにあどけない。
 「もう一度言います。死んでください。」
 「その言葉、そっくりそのまま貴様に返そう。」
 「じゃあ僕は、それをさらにあなたに返してあg」
 「何やってんだお前等!!」
 突如として二人の間に銀色の影が割り込んだ。
 その影は彼等の首根っこを掴むと、互いに引き離す。いきなりのことに驚きつつも、二人は影の顔を見上げた。
 「いつまでたっても帰ってこねぇと思ったら、こんなとこで喧嘩しやがって。この暑い中、俺がどんだけ走り回ったと思ってんだ?」
 「でも銀時先生!閃の奴が俺に突っかかってきたんですよ!?」
 「何言ってるんですか。先生、先に手を出してきたのは棗です。」
 少年達は、互いに互いを指差しながら自己弁護する。
 影——銀時のこめかみに青筋が立った。
「喧嘩両成敗じゃああぁぁぁぁ!!」

 ごつ、というすさまじく痛そうな音が村に響いた。


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