二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【とんがりボウシ×イナイレ】 魔法界へのトリップ
日時: 2012/12/21 19:28
名前: メロンソーダ ◆cSJ90ZEm0g (ID: MxORj1uQ)

どうも、メロンソーダともうします。
これは、イナズマイレブンととんがりボウシをコラボした小説です。
悪口、荒らし等は禁止です。

〜注意〜

・更新スピードは超遅い
・イミフなところあり
・ナレーションは基本一人称
・他の小説、アニメ、ゲームからネタをお借りしています
・たまに流血表現があるかも
・とんがりボウシのキャラはみんな擬人化されてる

これらが許せる人は、どうぞ

♪目次♪

第1話 噂話 >>01
第2話 扉  >>02
第3話 突き飛ばされた少林 >>03
第4話 異常 >>05
第5話 扉の中 >>07
第6話 落下 >>09
第7話 異世界 >>10
第8話 町並み >>14
第9話 魔法界 >>17
第10話 人間界の異常 >>22
第11話 魔法学校の校長 >>23
第12話 ツリーハウス >>25
第13話 釣り >>26
第14話 魔法学校と仲間 >>29
第15話 とある少女の陰謀 >>34
第16話 突然の呼び出し >>35

 〜「禁断の書」編〜

第17話 禁断の書  >>38
第18話 調べもの  >>47
第19話 ベリーⅠ  >>52
第20話 止まった時間  >>59  

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Re: 【とんがりボウシ×イナイレ】 魔法界へのトリップ ( No.52 )
日時: 2012/12/10 16:16
名前: メロンソーダ ◆cSJ90ZEm0g (ID: MxORj1uQ)

  19

 決してメイリアの言葉を鵜呑みにしたわけではない。
 それでも、ただ手探りで探すより、何かしらの手掛かりをもとにした方がいい。
 私は、ヨルダの森へと足を運んだ。

 リリア〜レーズンタウン「ヨルダの森」にて〜

「・・・っていってもなあ」

 いきなり当たりくじを引けるとは思っていなかったが、何もないというのはあまりに残念すぎる。というのも、ヨルダの森に転がるベリーに片っ端から探知魔法をかけて魔力を探っていったのだが、どのベリーもただのベリー。期待した私が莫迦だったのだろうか・・・。

「帰ろっかな・・・」

 もう少し情報を得てから再度調査したほうがよさそうだ。森という場所は悪くない。木の葉が生い茂り、こちらの視界を奪う森でなら、1ページぐらい見つかるかもしれない。
 私は調査を打ち切り、森の出口へむけて歩き出した。
 その時。

「・・・あれ?」

 花咲く森の道。その真ん中にポツンと転がる、赤いラズベリー。
 あんな道のど真ん中に、ベリーなんてあったっけ?

「・・・! あ・・・」

 なんだろう、この、体が根っこから粟立つ感じ。あのベリー・・・なんだか、尋常じゃない威圧感を放っている。

「まさか・・・」

 もしかしたら、私はここへ来て大当たりくじを引いたのではないだろうか。そっと、探知魔法をかけてみる。
 やはりあのベリーは、普通の魔法使い・・・いやそれ以上の魔力を有しているようだ。

「もしかして!」

 私は駆け寄り、ベリーを拾い上げた。禁断の書のもとへ持っていく価値はある。食用のベリーが魔力を持つなんてこと、普通はありえない。
 

「やっと見つけたわ」

 心の中でメイリアに感謝の言葉を述べ、あとで本人にも礼を言おうと決心してから再び歩き出そうとした、その直後のことだった。

『・・・そう簡単に捕まるものですか・・・』

 ベリーを握る右手の中から、突如不気味な声が響いた。それは女性の甲高い悲鳴のようにも、老婆の低い唸り声のようにも聞こえた。

「・・・え」

 その声の正体を確認する間もなく
 私の視界は、一面植物のツルで覆われていった。


 クロード〜レーズンタウン「学生寮前」にて〜

 明るい日の光を浴びながらの昼寝は最高だ。よく、気付いたら雨が降っていましたということもあるが、もう慣れたし。
 昼寝は、晴れた日の僕の日課だ。

「なーに寝てんだよ」

 突然本らしきもので顔面をぶっ叩かれ、夢の世界にワープしかけていた僕は、一気に現実世界へ引き戻された。

「ぶっ・・・いったあ・・・」

 鼻を強打し、痛さのあまり顔をしかめる。

「リリアが一生懸命禁断の書について調べてくれているのに、お前は昼寝かよ。呑気だなオイ」

僕を殴った犯人は、半田だった。

「そういう半田は、今まで何してたのさ」

「数学の補習だよ。お前らのレベルじゃついていけないし」

「へえ」

 そういえば前、吹雪が同じようなことを言っていたな。数学かあ。あまり難しいとは思えないけど。

「難しいよ。お前が無駄に頭いいだけだ」

「そうか。褒めてくれてありがとう。・・・って」

 今・・・こいつ、僕の心読んだ!?
 まさか、もう読心術を身に付けたんじゃあ・・・。
 驚愕する僕を見て、半田は呆れたような表情を浮かべた。

「・・・なに驚いてんだ? お前の顔見てりゃ考えていることなんてすぐわかるよ。お前、結構顔に出やすいよな」

「う・・・五月蠅い!! で? リリアはどこにいんの!?」

 ついかっとなって、語調を強めてしまう。半田は困ったように頭を掻くと、こう言った。

「それがさあ、ヨルダの森に行ったっきり、帰って来ないんだ。だから探しに行こうぜって言いたくてここに来たんだけど」

「・・・え? ならそう言ってよ。数学の補習があったとか言ってないでさあ」

「いや、お前が何してたのって言うから・・・まあいいや。とにかく、行こうぜ」

「うん」

 なんだか、嫌な予感がする。
 僕と半田は、ヨルダの森へ向けて走り出した。
 


 

Re: 【とんがりボウシ×イナイレ】 魔法界へのトリップ ( No.53 )
日時: 2012/12/10 17:42
名前: 流れ星 ◆OeCoxwktXs (ID: MxORj1uQ)

リリアが大変なことにっっ!?
メイリア「た、大変だわ・・・」
クロードと半田、数学なんかよりもまずはリリアを・・・!!

原作ではただ探すだけだけど、ここでは戦闘状態になっちゃうんだね・・・楽しみ!頑張って!!

それと、参照1000突破おめでとう^^

Re: 【とんがりボウシ×イナイレ】 魔法界へのトリップ ( No.54 )
日時: 2012/12/21 16:33
名前: メロンソーダ ◆cSJ90ZEm0g (ID: MxORj1uQ)

  >流れ星

はい、半田とクロードは呑気者なのでww
クロード「悪かったね」
けど、やるときはやります。多分^^
カーチェス「曖昧表現・・・」

リリアは結構強いので、大丈夫だと思うよ♪
クロード「うわあ、薄情者;」

ありがとう☆ 更新頑張ります^^

Re: 【とんがりボウシ×イナイレ】 魔法界へのトリップ ( No.55 )
日時: 2012/12/14 15:49
名前: マックスコーヒー ◆Ldw/HufsDQ (ID: MxORj1uQ)

リリアが大ピンチですね;;
続きが気になります><


メロンソーダさんのこと、タメ&呼び捨てでいいですか?

Re: 【とんがりボウシ×イナイレ】 魔法界へのトリップ ( No.56 )
日時: 2012/12/15 20:50
名前: 椰城 愁 (ID: tdVIpBZU)  

お久しぶりです。元Ayatoです。ずっと来れなくてすいませんm(_ _)m


タメ・呼び捨てOKです^_^


そういえば、火星から来た鶏さんから中傷コメきてたみたいですけど大丈夫ですか?
ああいうのって無視が一番なんですよねwww



メロンソーダさんの書く小説読みやすいし面白くて好きです(*^ω^*)
続き楽しみにしてます(≧∇≦)



あ、因みに。
少林寺の活躍は期待してなかったりwww←


そのうち小説書くかもですo(^-^)o


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