二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【Fate/Zero】 IF 【小説スタート】
日時: 2012/08/17 13:11
名前: 生死騎士 (ID: .ZLG9XHf)

こんにちは。
はじめましての方ははじめまして、生死騎士です。


この小説は「Fate/Zero」の各陣営のマスターが俺のオリキャラだったら・・・というIFの世界の話になっております。
俺の妄想がビックバンを起こしたものだと思ってくださいw

□■注意!■□

1:この小説は全て生死騎士の妄想です。原作とは一切関係ありません。

2:生死騎士は受験生なので忙しいです。更新ペースが多分バラバラになります。ご了承ください。

3:荒らし、チェンメや他の読者さまが不快になるようなコメントは避けてください。

4:生死騎士が嫌いもしくは二次小説が嫌い、F/Zを汚すな!!という方はバックお願いいたします。


以上を読んで、「しゃーねーな、付き合ってやんよ」という心の広いお方だけ先へ進んでくださいませ。


□■お知らせ■□
8/17 ACT.1更新


□■目次■□
登場人物紹介 >>1
プロローグ >>2
ACT.1 >>3





Page:1



Re: 【Fate/Zero】 IF 【小説スタート】 ( No.1 )
日時: 2012/08/16 14:50
名前: 生死騎士 (ID: .ZLG9XHf)


□■登場人物紹介■□


ジェイド・カークライ
性別:男 年齢:18 
セイバーのマスター。魔方陣を得意とする魔術師。


狗音寺 銅(くおんじ あか)
性別:男 年齢:17
アーチャーのマスター。有力な魔術師の家系、狗音寺家の跡取り。


狗音寺 藍(くおんじ あお)
性別:女 年齢:17
ランサーのマスター。銅の双子の妹。生まれつき身体が弱い。


ロッド・モルテ
性別:男 年齢:67
ライダーのマスター。時計塔の魔術師で、元冒険家。


メリア・サントリファー
性別:女 年齢:不詳
キャスターのマスター。

Re: 【Fate/Zero】 IF 【小説スタート】 ( No.2 )
日時: 2012/08/16 15:11
名前: 生死騎士 (ID: .ZLG9XHf)


プロローグ



青年は孤独であった。

信頼していた仲間を亡くし、己が在るべき場所を無くし、人間らしい感性もほぼ無いものに等しかった。


彼の力は人を殺す。

しかし逆にその力が無ければ、彼は殺されていた。

皮肉なことである。

力が無ければ彼はここまで生きていなかったし、大切な仲間にめぐり合うことも無かった。

彼にとっては必要不可欠。


彼はそんな自分の出生を呪った。

誰かを圧倒する力が欲しいわけではない。

誰かを守る、仲間を守るのに最低限必要な力があればそれでいい。






人は生まれる場所も、環境も選べない。



これはそれゆえに望まぬ人生を送った、一人の青年の話。

そして万能の願望器「聖杯」をめぐる魔術師たちの闘い、「聖杯戦争」の物語。





Re: 【Fate/Zero】 IF 【小説スタート】 ( No.3 )
日時: 2012/08/17 13:09
名前: 生死騎士 (ID: .ZLG9XHf)


ACT.1



「聖杯」

それは万能の願望器。言うなれば、どんな願いも叶えてくれる魔法の杯。
聖杯戦争はその聖杯をめぐる魔術師たちの戦いである。

「サーヴァント」

聖杯戦争の勝敗においてとても重要な役割を果たすもの。
神話の英雄や偉人など、歴史でその名を馳せた者たちが聖杯の寄る辺に従いサーヴァントとして召喚される。
サーヴァントは普通の人間とは違い、魔術師でも太刀打ちできないほどの強大な能力をもつ。





(著書「聖杯戦争の全て」から抜粋)



          


            ***






冬木市のとある駅に列車が到着した。
この町、冬木は聖杯が選んだ第四回目の聖杯戦争の舞台である。
列車は数人の乗客を降ろし、またすぐに次の駅へと向かった。

その乗客の中にひとり、すれ違う者たちがチラチラと視線を向けるぐらいの異質のオーラを放つ青年・・・
彼の名はジェイド・カークライ。
英国育ちの魔術師である。

彼が何故他の民衆の目に留まるのか。
理由はふたつ。
ひとつは荷物が入っているのであろうキャリーバッグの他にもうひとつ、頑丈そうな大きめのトランクを抱えていたこと。
もうひとつは彼の手の甲・・・トランクを抱えている右手の甲に赤い「印」があったからである。

民衆は知らない。
この「印」がこの町冬木に重大な影響を及ぼすことを。





           ***



「令呪」

聖杯戦争に参加する者にとって必要不可欠となるものだ。
「令呪」は、聖杯によってこの世界に現界した「サーヴァント」に命令できる権限である。
命令権は3回まであり、その命令には絶対に逆らうことができない。




(著書「聖杯戦争の全て」から抜粋)






           ***





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