二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 氷菓 ラブレター(?) の波乱
- 日時: 2012/09/08 20:53
- 名前: はるうさぎ (ID: a0p/ia.h)
どうもこんにちは、はるうさぎです。
ここでは、アニメ化などもして大人気の「氷菓」のお話を書いて行こうと思います。
つたないですが、見に来てくだされば嬉しいです♪
オリキャラ出ます!
高見 佐和 (たかみ さわ)
千反田えると同じクラス。背が小さく、顔がかわいいので、ロリコン趣味の男性に熱烈な支持を受けている。
出ると言っても、まだまだ先になると思うので、詳しいことはまた後で書きます。
- Re: 氷菓 ラブレター(?) の波乱 ( No.1 )
- 日時: 2012/09/08 22:08
- 名前: はるうさぎ (ID: 0bGerSqz)
たまに、誰が見ても面倒なもの、というのがあったりする。
出会える確率は低いが、もし万が一出会ってしまったとき。
…ため息をつくくらいは、許されるんじゃないだろうか。
そんな事を、ため息付きで旧友、福部 里志に話したら奴は苦笑して肩をすくめた。
「なんだい、ホータローは、その手紙がいわゆる面倒の権化にあたるとでもいいたいのかい。」
まあ、全く、その通りだ。
俺の手にあるのは、一通の手紙。手紙と言っても、ノートを破った切れ端の、ひどくお粗末なものだった。そこに黒い字で、
『明日の放課後、体育館の裏に来てください。』
と書いてある。あとはクラスと名前だけという、書いてあるものに負けないくらいお粗末な手紙だ。
里志がひょいと覗きこんできて、ぷぷぷという表情で俺を見る。頭でも叩こうかと思ったが、無駄な消費になるのでやめておく。
そんな俺の葛藤を尻目に、里志は実に朗らかに言い切った。
「いやあ、僕は感動したよ!ホータローがこんなものをもらえる日がくるなんて! 省エネに埋もれたホータローを見つけ出すなんて、差し出し人はなんて素敵な子なんだろう! その人間観察能力にひれ伏してしまうね!」
俺は無言で里志を殴った。こんなことならさっき殴ってしまえば良かった。なんという無駄な努力をしてしまったんだ。
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