二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜
- 日時: 2012/11/04 20:52
- 名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)
男主人公で千姫との恋を描いていこうと思います。
千鶴ちゃんや新撰組も出てきます。
結構捏造入ると思うのでご了承ください。
ちなみに千姫ちゃん出てくるの結構後。
汐月 千明(しおづき ちあき)
身長169ぐらい。髪は茶髪のストレートショート。
年齢は沖田さんの1つ下ぐらい。
性格はしっかり者だが苦労性な所も。
千姫に恋心を抱くようになる。
千鶴を妹として可愛がってる。
千姫
容姿は原作同じ。
千鶴をとても可愛がってる。
昔から風間と知り合いでそのせいか男鬼があまり好きじゃない。
だが千明の事は『まともな男鬼』として普通に接している。まだ恋愛感情はない。
雪村 千鶴
容姿は原作と同じ。
千明に剣術の稽古を指導して貰ってるから結構強い。
千明に恋心を抱いている。
千姫とは親友同士だがたまに嫉妬する。
この3人がメインとなります!(たぶん)
- Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.9 )
- 日時: 2012/11/03 12:29
- 名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)
あれから数年がたった。
「つめが甘い!もう少し相手をよく見ろ!」
「はい!」
「あら千明君に千鶴ちゃん。今日も稽古?」
「あ、おばさん。こんにちは。」
「こんにちは。相変わらず兄妹仲いいわね〜うらやましいわぁ。」
アレから10年ぐらいたち、俺たちは兄妹ってことで暮らしている。
「千明君と千鶴ちゃんをうちの息子と娘の相手にしたいわぁ〜」
「いや俺はそういうの興味ないんで。」
「そうだよね〜千明兄さんは好きな人いますもんね〜」
「な!?ちょ、千鶴!?」
「あら。そうなの?」
「俺はそんな相手っ・・・!」
「前千姫様が遊びに来たとき嬉しそうにしてたのは誰ですか?」
「!?俺と千姫はそんなんじゃ・・・!」
「あらあら千鶴ちゃんったらお兄さんとられて悔しいのね。」
「!?そんなことありません!!」
「ムキにならなくていいのよ。妹は大概そうだから。じゃあまた今度ね。」
「お、おばさん〜!!」
(私は妹としてではなくて本気で千明さんのこと・・・・)
「おい千鶴。顔赤いけど大丈夫か?」
「う、うん。」
「でもそういえばこの頃千姫こないよな。」
「アレ?聞いてなかったんですか?千姫様京に用があるっていってたじゃないですか。」
「そうだっけ?そういば綱道さんも帰ってこないよな。」
「うん。音信不通だし心配ですね。」
「・・・・・・行こうかな京に。」
「え!?」
「だって綱道さん心配だし、それに千姫も心配だし・・・・」
「だったら私も・・・・」
「お前は残れ。綱道さんが帰っていたら連絡くれ。」
「わ、わかりました・・・・・・」
「よし、いい子だ。」
「いい子って・・・子供扱いやめてください・・・・・」
「15は立派な子供だ。」
「・・・・・・どうしたら私を女として見てくれるんですかね。」
「?何かいったか?」
「別に何でも。」
- Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.10 )
- 日時: 2012/11/03 12:32
- 名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)
「でも千明さん。綱道さんって何か幕府の命令で危ない研究してるんですよね?」
「あぁ。そんな事前文に描いてあったな。危ないかどうかは分からんが。」
「確か変若水・・・・でしたっけ。それを飲むと狂うとか狂わないとか。」
「あぁ。でもこれで雪村家を復活させられるとか描いてあった。綱道さんは何を考えてるんだ・・・・・」
「なんか怖い・・・・」
「まぁそれも京に行って綱道さんに詳しく聞いてくるよ。」
「気をつけてね。京の治安は悪いって言うし。」
「大丈夫だって。」
- Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.11 )
- 日時: 2012/11/03 21:46
- 名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)
「すみません。みたらし団子1つ。」
「はいよ!お兄さんかっこいいからオマケしちゃうよ!」
「あ、ありがとうございます。」
京の道程中俺は休憩を取るために茶屋に入った。
と、その時青年が入ってきた。
「茶1つ。」
「あらお兄さん団子とかはいいのかい?」
「甘い物苦手なんで。」
「甘い物苦手なんて世の中損してるねぇ。あ、それと相席になるけどいいかい?」
「あぁ。」
青年は俺の隣に座った。
「・・・・・甘い物苦手なのか?」
「あぁ。どうしても好きになれん。」
「ははは。俺は逆に苦い物が苦手だ。茶とかも甘い奴しか飲めん。」
・・・・・そういえば総司も甘い物好きだったな。
「茶に甘い奴とかあるのか?」
「少し工夫したら苦さおさえめとかに出来るぞ。」
よく千鶴に苦さおさえめの奴入れてもらったっけ。
「俺の知り合いに茶を入れてこいって頼まれた事あったんだけど入れたらまずかったみたいですごい怒られた事あったな〜」
「茶にうるさい人とかいるよな。」
綱道さんに茶入れてみたらなんかすごい怒られてあの後綱道さんにみっちり茶の入れ方を叩き込まれたっけ。
「はぁ〜・・・・」
「?どうした?」
「あ〜・・・いや。知り合いが何か危ない事京でやってるんだよな。」
「それは大変だな。もしかしてそれで今京に向かってるとか?」
「あぁ。」
「お前も苦労してんな。出身に愛人とかいるんじゃないのか?」
「あ、愛!?そ、そんな奴いない!」
一瞬何故千姫の顔が浮かんだ。
「その反応は片思いって事か。まぁ頑張れよ。」
「違うのに・・・・・」
「じゃあ俺はこれで。」
「あ、待ってくれ!名前教えてくれるか?」
「井吹、井吹龍之介だ。お前は?」
「汐月千明だ。」
「千明か。また会えるといいな。」
- Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.12 )
- 日時: 2012/11/04 21:58
- 名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)
龍之介と別れた後、俺は京に着いた。
綱道さんの知り合いの松本良順先生の所を訪ねてみたが留守だった。
「最悪・・・・これからどうしようか。」
とりあえず今日は宿でもとろうかな〜と夜の京をさまよってた時
「!?」
一瞬白髪で赤い目をしてた男が路地裏の先に見えた。
俺はつい気になって後を追っかけてしまった。
「うぎゃぁぁぁぁ!!」
叫び声がしたと思ったら長身な男と小柄な男がさっきの奴を仕留めていた。
俺はとっさに物陰に隠れる。
「死体の処理は山崎でいいんだよな?平助。」
「あぁ。それより新八っさんはどこ行ったんだ?」
「お前聴いてなかったのかよ。まだ他にも狂った奴がいたから新八はそっちに行ったんじゃないか。」
狂った・・・・?
よくわからんがここにいたら行けない気がする。
さっさと行ったほうがいいと思った時
「それよりさっきからそこの物陰で隠れてる奴をどうにかしたほうがいいな。」
しまった!気付かれていたのか!
俺は逃げようとして振り向いた時
「うをぉ!?」
「っつ!?」
思いっきり誰かにぶつかってしまった。
最悪すぎるにも程がある。
尻餅をつきそうになったがよろめきながら必死で姿勢を保つ。
その時だった。
ガキーンッ!
小柄な男が刀を振ってきた。
俺も刀を抜きそれを受け止める。
「悪いけどこいつら見られた限り無事に帰すわけにもいかねぇ!」
やはり見られてはいけないのか・・・・
ていうかコイツ強いな。
お互い刀と刀を交ぜ合わせる。
「おい平助やめろ。そいつ綱道さんの関係者らしいぞ。」
「え!?」
何でこいつらが綱道さんの事知ってるんだ!?
ていうかそもそもなんで俺が綱道さんと関係者って事分かったんだ!?
「コレ落ちてたぞ。」
「あ、綱道さんからの文!」
「ていうか左之、平助。コイツどうする?」
「どうするも何も屯所に連れてかなきゃ行けないと思うけどな。」
こうして俺は3人の男達に連行されてしまった。
- Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.13 )
- 日時: 2012/11/05 21:59
- 名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)
「土方さん。ちょっといいか?」
「なんだ原田か。めずらしいな。どうした?」
「あ〜・・・いや。実は羅刹を目撃されてしまったんだ。」
「何だと!?・・・・そいつは殺したのか?」
「いや、その目撃した人物があの綱道さんの知り合いなんだよ。」
「!?・・・・・なるほどな。で、そいつはどうした?」
「一応縄巻いて空いてる部屋に入れといたぜ。今平助が監視している。」
「そうか。近藤さんが帰ってきたら詳しく聴きだすぞ。」
「あぁ。」
バタバタバタバタ、スッパーン!!
「平助!襖ぐらい静かに開けろ!今何時だと思ってやがる!」
「それどころじゃないんだって!土方さん、左之さんから話聴いたよな?」
「あ、あぁ。羅刹を目撃した事だろ?」
「ソイツがいないんだよ!」
「!?・・・・・・逃げ出したって事か!」
この掲示板は過去ログ化されています。