二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナGO『トリップ*孤独な少女*』
- 日時: 2012/12/27 11:33
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: bczxLXEO)
こんいちはの人は、こんにちは。
初めましての人は、初めまして。
ARISAといいます。
トリップものが書きたくなったので、書いてみることにしました^^
駄作ですが、よろしくお願いします!
「私は、どうせ孤独だ。だから、私がいなくなったって、何一つ変わらないでしょ?」
静寂に包まれている中で孤独の少女は、泣きながらただ一人、そう言った。
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オリキャラ紹介 >>1
目次
Prologue >>4
一話 >>5
二話 >>6
三話 >>7
四話 >>8
五話 >>13
開設日 2012年 11月8日
- Re: イナGO『トリップ*孤独な少女*』 ( No.4 )
- 日時: 2012/11/16 17:13
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: bczxLXEO)
○Prologue
親もいなくて。
誰も側にいなくて。
苦しい、なんて言えなかった。
叫んだところで、私のことを気にかけてくれる人なんて、誰も居ないのだから。
だけど、貴女だけは私のそばに居てくれたね?
何で、なんて聞けなかった。
それを聞くと、貴女が私の側から離れていってしまうと思ったから。
貴女は、ただ利用していただけかもしれないけど、私は貴女に感謝しているんだよ?
ただ、そばに居てくれたことだけで、私は救われたんだ。
だから————
安らかな、眠りを。
こんばんは、ARISAです☆
意味不明な始まり方でゴメンナサイm(_ _)m
とりあえずここから始まっていくので、お願いします(`・ω・´)シャキーン
- Re: イナGO『トリップ*孤独な少女*』 ( No.5 )
- 日時: 2012/11/17 14:37
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: bczxLXEO)
○一話
こんにちは、私、闇紅霞姫と言います。
自己紹介という自己紹介もあまりないのですが、とりあえずよろしくお願いします。
さて、今私は何をしているのかというと、落ちています。
いえ、テストとかの成績が落ちているわけでもなく、ジェットコースターに乗っていて落ちているわけでもありません。
純粋な意味で、落ちています。
降下、といったほうが皆さんにはわかりやすいかもしれません。
はい、私、闇紅霞姫は、落ちています。
どこからって?
学校の屋上からです。
「……どうしてこういうことになるのかなあああ!!」
叫びながら落ちても現状は変わらないため、落ちています。落ち続けます。
いえ、自分から落ちたというわけじゃないんですよ?
突き落とされましてですね………
いますごい発言をした、とお思いの皆さん。はい、私はとんでもない発言をしました。
友達(?)とちょっとした口論がありまして、ビルからDIVE中です。
これには色々と分けがありましてね……
〜回想〜
「ちょっとあんた生意気なんだけど。」
「そうだよ、ちょっと勉強ができて運動ができて男子からもチヤホヤされるからってさぁ。」
「むかつくんだけどぉ〜?」
今の時代ではありえないようなこのいじめの現場の屋上で、私はいじめっこ1,2,3に囲まれていた。
何でも私が勉強ができて運動も出来て……((以下略 それがむかつくらしいです。
なんていう迷惑な、って話なんですけどね。
私だって勉強ができるとは思わないし、勉強ができたくって出来ているわけでもない。運動だって、容姿だって。
すべては私が望んだわけではないのだ。
私は、ただ平穏に生きていたいだけなのだ。
何も言わなかった私に更に苛ついたのか、いじめっこ2が私の肩を押す。
「なんか言えよ、この“孤独の姫君”よぉ!!」
そう言うと、他のいじめっこも私の肩を押す。
すると、私の身体はいとも簡単に宙に舞う。
「ちょ、やばくね?」「落ちるよ…!」「逃げろ逃げろ!!」
バタバタといじめっこ達が屋上からいなくなると同時に———
私は、青空の一部と化した。
〜回想終了〜
と、言うわけで今渡しは落ちています。
まぁ、この人生楽しかったし、心残りはないから、別にいいかなぁとか思っていたりします。
次に生まれてくる時は、平穏に生きて、しあわせになりたいなぁ、なんて思います。
それでは皆さん、サヨウナラ。
私がいなくなってもお元気で!
と、思っていたら———
「霞姫いいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
………あれ、幻聴かな?上から私の友達の声が聞こえるよ?
そう願って私は上を向いたのだが、その願いは目の前の光景で破壊された。
「霞姫いいいいいいいいいいいい!!!!」
「え、ちょ!?日向!!?」
私の友達の炎歌日向が、私と同じように空中を舞っていたのだ。
「なんでいるの、ちょっと、危ないよ!?」
「ほら、手ェ伸ばして!早く!」
そう言われたため、わけも分からず手を伸ばすと、日向が私の手を引き、私たちは身体を重ね合わせる形になっていた。
「—————————」
日向が、最後に何かを言って、それが聞き取れなかったため何を言ったのか聞こうとした瞬間————
私達の身体は、地に叩きつけられた。
こんにちは、ARISAです。
はい、霞姫と日向、落ちました。
とりあえず、これからイナGOの世界に行く予定なので、温かい目で見守っていてくださると嬉しいです←
それでは、次の話で会いましょう。
- Re: イナGO『トリップ*孤独な少女*』 ( No.6 )
- 日時: 2012/11/18 20:43
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: bczxLXEO)
○二話
何故か強烈な眠気に襲われています、闇紅霞姫です。
そして遠くから誰かの声が聞こえるような————
「起きて、霞姫!………起きろおおおおおお!!!」
「はいいいいいい!!?」
幻聴ではなかった、私を起こす声。その声の主は、私と一緒に屋上から落ちた、炎歌日向だった。
「やっと起きたァ!全く、一体いつまで寝てるのさ。」
「いや、やっと起きたって言われても……というより、ここどこ?」
私達がいた場所は、本当に何もない真っ白なところだった。
上も白、下も白。勿論左右両方も白。見渡す限り、真っ白なところに、私達二人は座っていた。
「私も知らないよぉ。ったく、いい迷惑だよね!こんなところに連れてこられてもやることないしさぁ。」
「いや、問題そこじゃないよね?そもそも私達死んじゃったんだから連れてこられることも無理だよね。」
ちょっと、というよりかなり抜けた発言をした日向は、ピョンと立ち上がり、当たりを見渡した。
だが、見渡しても辺りは変わるはずもなく、ただ白いだけだった。
日向はハァとため息を付き、
「ごめん、ちょっとあっちまで行ってなんか探してくるよ。だから、ここで待ってて!」
「え、ちょ!日向?」
日向は私の静止を聞かずに走って行ってしまった。私の考えだが、白いあちら側に行っても、なにもないと思うのに。
「日向ァ……行かないでよぉ……」
私は情けないことに少し半泣き状態で日向の名前を呼ぶ。だが、日向には聞こえるはずもなく、私の声は虚空へと吸い込まれていった。
しばらく経っても日向は帰ってくる様子も見せず、ただただ時間だけが過ぎていく。
「日向、大丈夫かなぁ……」
そう心配していた私だが、しばらくすると———
「霞姫いいいいいいいいいい!!何かいたよおおおおおおお!!」
私の心配もよそに、明るい笑顔で何か大きいものを掴んで持ってきた。
◇◇◇
「………………ねぇ、日向?」
「ん、なあに?」
「……………この物体何?」
日向が帰ってきた時に拾った(?)人みたいなものは、何故か呻き声をあげていた。
「いやぁ、人を探しに行ったらたまたまいたから突進したらどっかにぶつけたみたいで気絶しちゃった!」
「ちょっと、何してるの!?たまたまいたからって突進て!この人かわいそうでしょ。どうりでなんか苦しんでると思ったら!!」
「仕方ないじゃあん、ぶつかっちゃったんだもの。」
「そういう問題じゃないからね!?」
そんなやり取りをしていたら、倒れていた人が気がついたようで……
「————ここは?そして君たちは?」
「あぁ、気づきましたか?私は闇紅霞姫といいます。隣にいるのは私の友達の炎歌日向です。あの………先程日向が貴方にぶつかってしまったらしいのですが……」
「えっと、スミマセンでした!」
日向が素直に謝ると、ニコリと笑いながら立ち上がり、
「いや、大丈夫だよ。気にしないでくれ。———ところで君たち、もしかしたら一回死んだんじゃないのかね?」
「「!!?」」
急にそのようなことを言われ、私たちは驚愕の顔をし、相手のことを見つめる。
「何で、知ってるんですか?」
「まぁ、そう身構えするな。悪いようにはしないさ。」
そう言い、ニヤリと笑みを浮かべる男。
すると日向が一歩前に出て、男に問いかける。
「貴女は、一体何者なんですか?」
なんとも答えにくい質問をするのだろうと思った。これでは相手も答えられないのではないのかと思ったら、相手は先程の表情を崩さずに、余裕な表情で答えた。
「——————ボクは、神さ。」
「君たちが、何かを縋るときに頼る、便利な……………ね。」
こんばんは、ARISAです。
はい、神様出せました。とりあえずあわせることが出来たので次あたりにはトリップできるはずです←
- Re: イナGO『トリップ*孤独な少女*』 ( No.7 )
- 日時: 2012/11/22 19:36
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: bczxLXEO)
○三話
「………………はい?」
日向が信じられないような顔で、目の前の男を見る。多分、他の人から見たら、私も日向と同じような顔をしているのだろう。
それもそのはずだ。何故なら急に「ボクは神さ。」など厨二病的な発言をしたのだから。
「ちょっと、そこの黒髪の君。今、ボクのことを厨二病だと思わなかった?」
「え、何で分かるんですか!?これは神様っていうのもありかも………」
「————少しくらい否定しようよ………」
泣きそうな顔で私のことを見てくる自称神。私は少し呆れながら苦笑いをしていたら、横から日向が、
「ねぇねぇ、神様〜。何で私達が一度死んだってこと知ってるんですか?」
先程とは打って変わって、適当な態度で自称神に話しかけた。
すると自称神は、
「それはボクが神だからさ。」
と、やはり厨二病的な答えを返してきた。まぁ、一度死んだことが分かるのであれば神なのだろうが、やはりあまり信じられないということが大きく、どうしても厨二病に聞こえてしまう。
すると、自称神は顔に浮かんでいる笑みを更に深め、
「さて君たち。君たちは第二の人生を歩みたくはないか?」
「「第二の人生ィ!?」」
やはり厨二病的な話をしてくる。……最早、どこまで行ってもこの髪が厨二病的な発言をしてくるようなきがするのは、私だけなのだろうか。そう不安になるほどの神様である。
「ボクは、神だ。……厨二病じゃないよ?本当の神さ。君たちは、ボクに謝ったり色々としてくれたからね。それに、君たちの死に様は、あまりにも酷い。だから、ボクが第二の人生を与えることにしたんだ。」
神は人差し指を立て、私達に話しかけてくる。
「さぁ、君たちはどの人生を選ぶ?もう一度、人生をやり直すか。それとも、違う人となって生きるか。はたまたアニメなどの世界に行って、好きなキャラと好きなように生きるか。さぁ、全ては君たちの好きさ。……君たちは、どれを選ぶ?」
『アニメの世界』という言葉が入っていた時点で、私は、もうどの人生を歩むか決めていた。だが、本当にもう一度人生をやり直せるか、ということが心配だ。嘘ではないのだろうか、と疑う。
日向も同じ事を考えていたようで、
「それはありがたいんですけど…………本当に、私達の人生を与えてくれるんですか?嘘、ということも考えられますよね。」
神に堂々とそう言った。
すると神は、ニヤリと面白いものを見つけたかのような笑みを浮かべ、
「嘘……か。君たちは、ボクを疑うというの?」
そう呟く。その顔は、少し残念がっている表情で、先程の笑みとは掛け離れた、少し深刻な表情をとる。
それを見て、日向はさすがに悪いと思ったのか、
「え……?いえ、そういう訳じゃないんですけど!」
「それじゃあ、どういう意味だっていうの?」
神はニヤリと笑みを浮かべた。日向をいじるのが面白いのだろう。どんどん言葉を重ねていく。
「だって君は、言ったじゃないか。『嘘ということも考えられる』って。その言葉から、ボクは、君がボクのことを疑っている………そう思ったんだよ?」
「えっと、いや、ですから………」
完全に困った顔をしている日向を更にいじろうとしている神。こいつ、絶対にSだなと思いつつ、そろそろ日向のフォローに入ろうと思った私は、
「わかりました、信じます。信じますから!そろそろ日向をいじるのはやめてあげて下さい。混乱してますので……」
そう、フォローに入った。
神は「えぇ〜」と言いながらも私の言ったことに従ってくれたようで、少し静かになった。
私と日向は、二人で顔を見合わせ、自分のいきたい道へと進む。
「「私たちは、アニメの世界に行きたいです!」」
それが見事、同じ事を思っていたのだが。
「それじゃあ、君たちは『イナズマイレブンGO』の世界に行きたいんだね?」
「「はい!!」」
私たちは、アニメの世界に行きたいと願い、その中でも私の大好きな『イナズマイレブンGO』の世界に行く事にした。
私はイナGOが大好きだからわかるが、まさか日向が同じ場所に行くとは思っていなかった。
「霞姫なら、ここに行くと思ったんだ!」
そう笑顔で言ってくれる日向。私は、それが何よりの救いだった。……あの、苦しい人生の中でも。
あの、暗闇しかない人生での、希望だった。
「行くよ。準備はいいかな?」
「「はい!!」」
「それじゃあ、行ってらっしゃい。」
「…………また、会えるからね。」
神が最後にそういったような気がするが、光と轟音がすごかったため、よく聞こえなかった。
ただ私たちは、『次の人生』を迎えることが、楽しみでならなかったのだから。
こんばんは、ARISAです。
亀さん更新でゴメンナサイ(;´Д`)
とりあえず、トリップさせることに成功しました!
次はアレです。ようやく雷門に行きます(`・ω・´)シャキーン
天馬と接触させられたらいいです^^
それではノシ
- Re: イナGO『トリップ*孤独な少女*』 ( No.8 )
- 日時: 2012/11/28 20:08
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: bczxLXEO)
○四話
「いってててて……」
光と轟音で一瞬に司会が真っ白になり、次に目を覚ましたのは、体が強い衝撃をうけた時だった。
目を覚ますと、私の住んでいるところでは見たことのない場所だった。だが————
「ここ、どっかで見たことのあるような……」
「イナGOのグラウンドじゃない?ほら、あの天馬がいつも練習してるとこ。」
「うわっ!!」
どこかで見たことがあるなぁと思っていたら、隣でいつの間にか起きていた日向がニョキッと顔を出し、私の隣にいた。
「ちょ、日向。驚かせないでよぉ……」
「ひどいなぁ……私だって、驚かしたくて驚かせてるわけじゃないよ!」
プンスカという擬音語が似合いそうな様子で、日向は怒り出す。だが、私はそれをスルーして先程日向が言った言葉を思い出していた。
『イナGOのグラウンドじゃない?』
確か、先程私と日向は神(?)に会って、『君たちに第二の人生を贈ろう』と言われた。
そして私たちは『イナズマイレブンGO』の世界に行きたいと願った。
そして、今この状況。
……ということは、
「私達……本当にこの世界に来ちゃったんだ!」
私たちは、体験してしまったのだ。
俗にいう、トリップというやつを。
◇◇◇
「ねぇ、これからどうする?」
「どうしようね……日向はどうする?」
「とりあえず、雷門中の方に行ってみようよ!」
日向の提案で、私達は雷門中の方面へ着ていた。
テレビや漫画、ゲームで見たものと同じような風景が、今私たちの前に広がっている。
それが、とても嬉しくてたまらなかった。
「ねぇねぇ、霞姫。見えてきたよ!」
「あ、本当だ。………大きいね。」
しばらく歩くと、私たちはようやく雷門中へと着く。
雷門中は、私の予想よりもはるかに大きく、私はとても感動していた。
ここに、神童や蘭丸、京介がいるとなると、興奮がどうも抑えきれないのだ。
……変態だと、思わないでくださいね!
隣の日向も、私の影響でイナGOが好きになったので、私と同じ事を思っているであろう。
「それで、霞姫!……どうやってなかに入るよ。」
「……どうしようね。」
彼らに会いたいという願いはあるのだが、いざ入るとなると、どうやって入ろうかと迷う。
しばらく悩んでいたが、日向は「あぁぁああああ!」と髪の毛をワシャワシャとし、ボサボサになった髪型で、
「よし、乗り込もう!!」
と、とてもかっこいいことを言い出した。
「え、乗り込むの?」
もちろん、私は反対したのだが……
「いいや、乗り込む。乗り込むって言ったら乗り込むからね!」
と、やはり私の意見を聞きはしなかった。
まぁ、これが彼女のいいところであり、悪いところでもあるのだが。
私は、長い付き合いなので、仕方ないなぁという様に、
「はいはい、分かりました。」
と、溜息をつきながら、彼女の言うことに従うことにした。
そして、入ろうとすると……
「君たち、見ない顔だけどどうしたの?」
と、後ろから声が掛かる。
振り返ってみると……
「あああああああああ!!」
日向が叫んだ。それもそのはず。私も叫びたくなった。
そこには、神童拓人と霧野蘭丸がいたのだから。
とある場所にて。
先程霞姫達をイナGOの世界へと送り込んだ神が、一人で優雅に紅茶を飲みながら、独り言を言っていた。
「君たちには、少し嘘をつかせてもらったよ。」
紅茶のは言ったカップを傾かせ、自らの口内へと注ぎこむ。
紅茶の風味が口全体に広がることを感じながら神は更に続けた。
「君たちは、まだ死んではいない。……植物状態、というところかな?まぁ、君たちには関係ないんだろうけどね。」
「せいぜい、今のうちにこの世界を満喫してるといいよ。」
別れは、急にやって来るんだからね。
はい、こんばんは、ARISAです。
亀更新でゴメンナサイ><
とりあえず、四話更新できました!
神童と霧野登場です。
次は早速絡ませたいと思っています☆
それではノシ
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