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劇場版 FAIRYTAIL 〜戦陣の黒い稲光〜
日時: 2012/11/27 18:32
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: r4Z/N5De)

クリック有難う御座います。
この小説は二次小説(紙ほか)に同じく掲載させて貰って居ります、〝FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜〟の劇場版スレです。

【作者の自己紹介】
どうもヽ(^o^)丿
小説☆カキコに日々ハマりつつある雷人です。

僕は現在『FAIRY TAIL』に夢中です。
アニメでしか見てないので漫画の方はよく分かりませんが宜しくお願いします。

【新着情報アリ!】
・11/25「スレッド設立完了。今後も宜しくお願い致します。」

☆☆主な登場人物《Wikipedia参照》☆☆
——妖精の尻尾——

・ナツ・ドラグニル
性別「男」 魔法「火の滅竜魔法」
詳細「主人公。「火竜(サラマンダー)」の異名を持つ。年齢不詳で、右肩に赤の紋章がある。好きなものは火、嫌いなものは乗り物。
桜色の髪と鱗模様のマフラーが特徴の青年。幼い頃に火竜・イグニールに育てられた過去を持ち、マフラーはイグニールからの大切な贈り物である(そのため、常にマフラーを巻いている)。」

・ルーシィ・ハートフィリア
性別「女」 魔法「星霊魔法」
詳細「ヒロイン。17歳で、右手にピンクの紋章がある。好きなものは本・星霊、嫌いなものは父。
星霊魔導士で、鍵を使い異世界の星霊を呼び出すことができる。星霊を思いやる気持ちは強く、星霊王や敵が所持していた星霊の心にも影響を与えている。」

・ハッピー
性別「男」 魔法「翼(エーラ)」
詳細「6歳で、背中に紋章がある。好きなものは魚、嫌いなものは犬(プルーは平気)。身長は48.6cm。人間語を話す青猫。一人称は「オイラ」で、口癖は「あい」「あいさ」。」

・グレイ・フルバスター
性別「男」 魔法「氷の造形魔法」
詳細「18歳で、右胸に青の紋章がある。好きなものは面白い事、嫌いなものはナツ。
氷の造形魔導士で「妖精の尻尾」の中でも上位の実力者。また勘が鋭く、敵の思惑や、エルザの幼少の頃のトラウマから来る複雑な感情に誰よりも逸早く気づいたが、ジュビアに好意をもたれていることには気づいていない。」

・エルザ・スカーレット
性別「女」 魔法「騎士(ザ・ナイト)」
詳細「「妖精女王(ティターニア)」の異名を持つ(命名者は不明)。19歳で、左腕に青の紋章がある。好きなものは武具・鎧、嫌いなものは悪。好きな食べ物はチーズケーキとスフレ。
鎧は、全部で100種類以上装備しており本人も把握してないとのこと。「妖精の尻尾」の中でも数少ない、S級の仕事を請け負うことのできるS級魔導士。」

・ウェンディ・マーベル
性別「女」 魔法「天の滅竜魔法」
詳細「「天空の巫女」「天竜」の異名を持つ。12歳で、右腕に紋章がある。好きなものはシャルル、嫌いなものは梅干し。
元は「化猫の宿」の一員。幼い頃、グランディーネが消えたことで路頭に迷っていたところをジェラール(ミストガン)に助けられ、しばらく共に旅をした後「化猫の宿」に預けられた。」

・シャルル
性別「女」 魔法「翼(エーラ)」
詳細「6歳。好きなものはダージリンティー、嫌いなものはオスネコ。
ハッピーと同じく人間語が喋れるメスの白い猫。ウェンディがタマゴから孵し、共に「化猫の宿」に所属していた。勝気な性格。」

——オリキャラ——

・ライク・デスティニー
性別「男」 魔法「雷の滅竜魔法」
詳細「18歳で左肩に黄色の紋章がある。「妖精の尻尾」に入部した魔導士。通称〝黒夜叉〟。六歳の時に両親を亡くした。相棒に〝シェルト〟を連れている。」

・シェルト
性別「男」 魔法「武器変形魔法&翼(エーラ)」
詳細「6歳で左腕に黄色の紋章がある。なんの武器にでも変形できて翼(エーラ)も使える猫。武器に変形できるだけでなくその武器で自ら操ることができるため戦うこともできる。」

・ドレーク・タイガー
性別「男」 魔法「不明」
詳細「戦闘部族〝ルピア族〟を仕切る国王陛下である。通称〝鬣のドレーク〟。父親〝エモス・タイガー〟が暗殺され、現在は母親〝クローバー・タイガー〟と暮らしている。武器として長刀を所持している。」

・バッファロ
性別「男」 魔法「銃魔法〝ソリティア〟」
詳細「ドレークを慕う執事。通称〝牛弾のバッファロ〟。身長4m25㎝の超人で怪力の持ち主。語尾に「〜だモー」と付ける。」

・アキレス・デスティニー
性別「男」 魔法「反転魔法《リバース・マジック》」
詳細「ライクの兄貴。当時は評議院と対立する〝海軍〟に所属、大将を務めていた。当時の異名は〝反転大将《リバースアドミラル》〟。サングラスを掛け、旅人の鞄を持っている。腰には太刀を持っている。」

・フユキ・ナイナイト
性別「男」 魔法「無し」
詳細「戦闘部族〝ルピア族〟に両親を殺され、爺さんと暮らす十歳。相棒にレグーを持つ。怯え者で泣き虫だがやれば出来る少年である。憧れは〝滅竜魔導士〟。」

・レグー
性別「男」 魔法「通信魔法」
詳細「フユキの相棒。ハッピー達と同様に喋れる謎の狼。弱いフユキを護っている。右目に傷痕を残し、鋭い目付きをしている。鋼鉄な尻尾は山を切り裂く。」

・チェリー・パラディン
性別「女」 魔法「音楽魔法《ミュージック・マジック》」
詳細「ドレークを慕う変人(ストーカー)。通称〝音楽家のチェリー〟。幼い頃にドレークに助けられ、現在は国王軍のスパイとして務めている。」

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Re: 劇場版 FAIRYTAIL 〜戦陣の黒い稲光〜 ( No.1 )
日時: 2012/11/30 17:58
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: r4Z/N5De)

〜第1話 戦闘部族とエモス王国〜

時代は数十年前———フィオーレ王国と対立する王国〝エモス王国〟に潜む戦闘部族〝ルピア族〟が荒れていた時代。
死を恐れない彼等を人々はこう呼んだ。———〝化物〟と。
当時部族の指揮を執る国王〝ルピア・タイガー〟は〝王国制覇プロジェクト〟を進めていたのだが50という若さで病死した。
次期国王と任命されたのは〝エモス・タイガー〟というルピアの息子である。

バイソン《エモスの執事》「ルピア様が進めて居りました計画、今後はどう致しましょうか?」
エモス「王国制覇プロジェクトなんて打ち切れ、今からは俺の時代だ。・・・・・・・・奴隷計画《アマチュアプロジェクト》を実施する!!!」
バイソン「はっ!?」
エモス「奴隷《アマチュア》・・・・部族の半分を俺の奴隷として付ける。」
バイソン「は・・・はっ!!!それでは直ちに準備を———」
エモス「ドレークも奴隷にしろォ。あんな出来のワリィ不良は俺の息子じゃねェ。打ち首だ。」

ルピア死亡後、エモスは〝奴隷計画〟を実施させて部族の半分を自分の奴隷と付けた。また、我が息子〝ドレーク〟は奴隷としてだが『顔も見たく無い』と言って、牢獄で数年を過ごさせた。
数年後、エモスは何者かに暗殺され、エモスの息子である〝ドレーク〟に国王の座が受け渡された。
—————現在〝エモスの王国〟・国王の城前にて
何百人の兵隊を見守る中でドレーク国王陛下生誕20周年の式が行われていた。
そんな式が行われる王国に〝妖精の尻尾〟の最強チーム一行が依頼として訪れていた。
ナツは列車から降りるなり、地面に横たわり、白目を向く。理由としては乗物酔いだ。

グレイ「完全に酔い潰れてんな、こりゃ。」
エルザ「仕方が無い、ナツは私が引き連れて行こう。それよりも国王の城は何処だ?」

彼等に託された依頼は国王が宝物とする指輪〝輝石の指輪〟を保護する事である。その為、一先ず国王の城へ向かった。
王国の中はカーニバル状態で国人が騒いでいた。

ナツ「ン・・・ンァ!?」
エルザ「おっ!目を覚ましたか、ナツ。」
グレイ「いや、流石にこんな大騒ぎの場で目ェ覚まさねェ奴は居ねェだろ。」

そう言って、城へ向かう途中に顔に刺青を入れた男が現れた。刺青の男は片手に木製のハンマーを構え、背後には金属バットを持つ集団を引き連れていた。
男の名を〝ディム〟。懸賞金を首に懸ける海賊だ。

ディム「小僧だろうと金目の物位持ってんだろ!?」

ディムは十歳程の少年に木製ハンマーを構え、金品の物を盗もうとしていた。その姿を見たナツ達は直ぐに体が動き、少年に手を貸した。

ナツ「ルーシィはその子供を連れて下がってろっ!!!こんな小汚ねェ海賊何か俺一人で十分だ。」
ディム「お調子者の正義参上ってか!?このハンマーで死ねぇっ!!!」
ナツ「木製とは相性がワリィな。生憎、俺は火の滅竜魔導士なんでねェ!!!〝火竜の鉄拳〟!!!」

ナツは振り落とされた木製ハンマーを物ともせず、腕を少し上げ、腕だけでハンマーを受け止めた。木製のハンマーは燃え焦げ、ディムは腰を抜かした。

ディム「火竜《サラマンダー》・・・・・だァ!?この王国にはギルド一つ無いはずじゃ————」
グレイ「依頼で来てんだよ。」
ナツ「此処でブッ飛ばされるか、十秒間待つから自分の足で逃げるか。」
ディム「・・・・・野郎共、撤退だ。マジスイマセンした!!!」

ディム海賊団は足を引き、ナツは少年へと話し掛けた。少年は名前を教えようともせず、直ぐに逃げ出した。

グレイ「訳分からねぇガキだな、アイツ。」
ナツ「どうでも良いや、城へ行くぞ。」

数十分後、ナツ達は無事に城へ辿り着いた。すると、依頼主〝ドレーク国王陛下〟が城の門まで現れた。

ドレーク「依頼と言うのも他では無い。成功報酬はそうだな———〝十億〟でどうだ!?・・・・・・・この王国に居る老人〝アモス〟を捜し出して欲しい。」
ルーシィ「成功報酬が・・・・10億J!!!!」
ドレーク「勿論引き受けてくれるよな?」
ウェンディ「でも、何でその人を捜し出すんですか!?」
ドレーク「今のアンタ等には関係ねェ。捜してくれるよな?」

皆での案は一致し、依頼を引き受ける事とした。だが、その時のドレークの表情は笑みに満ち溢れていた。
情報に拠ると老人は現在一人の子供とペットを飼っているらしい。
—————数時間後 王国の城にて

ドレーク「奴等は達成《やる》魔導士だ。老人を確保したら、取り合えず地下の牢獄へ入れて置け。」
バッファロ「はっ!!・・・・・・それと〝王手の九組《ナイン・トゥ・パーティー》〟がお呼びでした。」
ドレーク「そうか...。礼を言う。」
バッファロ「有り難きお言葉、頂戴します。」

—————所変わって、老人捜索を続けるナツ達一行
三組のグループに分かれ、捜索を行っていた。
グループA『ナツ、ルーシィ、ウェンディ』
グループB『グレイ、エルザ、ライク』
グループC『ハッピー、シャルル、シェルト』
である。
グループAでは・・・・

ルーシィ「さっきの情報に拠ると、此処の森に居るって聞いたんだけど。」
ウェンディ「看板に〝This forest must not enter《この森に入ってはいけない》〟と書かれていますよ。」
ナツ「入るなって言われっと入りてェー!!!」

ナツは注意事項を無視して森へと入って行った。すると、中から一人の子供と老人が出てくる。

???「注意事項を無視して来るとは中々度胸が有るガキ共じゃ、受け入れよう。」
ルーシィ「・・・・・・・・あっ!!!この子って————」
ナツ「海賊に襲われてた子供じゃねぇか!!!」
???「フユキ、知り合いか?」
フユキ「僕がまたディムに襲われた時に助けてくれたんだ。」
ナツ「あの海賊に何度か襲われてたのか?」

フユキは照れながらもコクリと頷いた。ナツ達は家へと招待され、中で事情を知った。

第2話へ続く


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