二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 真選組★波乱日記★ ( No.537 )
- 日時: 2010/09/04 22:17
- 名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)
第百四訓【人生山あり崖あり海あり谷ありだァァ!!】
結局、走は美紅を連れてお風呂へ直行。
そして、残されたジミー。
「あのさぁ、前々からって言うか突っ込もうって思ってたんだけど。なんで、作者がジミーっていってんの!?」
あ、こっちに突っ込んできやがった。
「きやがったて何だよ、てかジミーって言うなよ。」
嫌だよ。だってジミーは地味なんだから。
「今、地味っつたよね!?俺一応地味って名前じゃないからね!?」
分かってるよそんなの。そんな馬鹿な争いをしていると櫻が台所に入って来た。
「山崎さん?如何したんですか、叫んだりなんかして。」
「あ、こっちの話だから気にしないで。」
っけ、こいつはこんなのだからジミーなんだよ。…と作者は思いつつキーボードを打つ。
「あ、山崎さん。許可取って来ました。」
笑顔で櫻が言う。
「え?許可って何の?」
「ほぇ?美紅ちゃんを此処で預かるっていう…許可ですけど…。」
「…俺何も言ってないけど。」
しばしの沈黙が流れる。
「えっと。が、頑張りましょう。」
「さ、櫻ちゃん!?美紅ちゃん屯所で面倒見るの?」
「は、はい。えっと、土方さんが…。」
——いいか、そのカグヤ姫だか何だかしらねぇけど面倒をみるのは山崎だ、櫻はこの馬鹿の面倒だけ見てくれれば良い。
「って、言われました。」
「…え?俺が面倒みんの?」
「はい。よろしくお願いします。山崎さん。」
笑顔で櫻は言う。
「…はい、分かりました…って、えぇぇぇぇ!!」
「そ、そんなに驚かないでください。きっと、美紅ちゃん帰る所もいまだ不明なので一応仮みたいですから。」
「そ、其れでも…ま、良いか。」
少し考えるそぶりを見せた山崎だったが、直に了承した。
「ありがとうございます。」
櫻はそう言って、暖かい頬笑みをもらした。
こうして、騒がしい屯所にまた新しく女の子が増えた。
名前は嘉納 美紅。
綺麗な顔立ちの幼い少女である。
「今日は、綺麗な月が見れて良かったね。」
「そうですね。」
二人は綺麗な月を見上げ。
明日からも、幸せな日々が続きますように。と、呟き顔を見合わせて笑った。