二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組★波乱日記★ ( No.62 )
日時: 2010/04/03 20:09
名前: 月芽麻 (ID: buHy4jxo)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?408197

第三十四訓【綺麗な目】

「何なんだい?僕はこれから、土方君と一杯——。」

「だ、大丈夫ですよ!!土方さんもいるんで。」

「ホント!!なら、早く行かなきゃ。」

どうにか、金家を説得して医務室に向かう櫻と姫月。

ガラッ。

医務室の襖をあけ、二人は仲に入った。

「櫻さん。それに、姫月さんも…。」

「紀新君…。その子、大丈夫?」

「土方君★どうしたんだい?」

あ、姫月さんに変なスイッチが入った。

「俺は何もしらねー。紀新に聞け。」

「紀新君★どうしたんだい…その女。」

わぁ★姫月さんの目が怖くなってきた!!《笑

「紀新と櫻が、拾って来たんですぜぇ?」

紀新の代わりに沖田が言った。

「また、君ですか?問題を起こしたのは。」

「わ、私ですか?…すみません。」

訳も分からず、一様謝罪だけはした。

「はは。一様大丈夫みたいだよ?気を失ってた…。」

むくっ。

急に、布団に寝かされていた少女の頭が上がった。

「あ、眼が覚めたみたいだな。」

驚き顔の近藤さんを横目に櫻は声をかけた。

「大丈夫ですか?倒れてた所を運んで来たのですけど…ぁ——。」

櫻の言葉が止まった。

見とれていたのだ、その綺麗な目に。

「…ここはいったい?。」

その、少女は不思議そうに口を開いた。

それは、透き通るくらい綺麗な声だった。