二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第四訓 ( No.9 )
日時: 2010/01/14 18:31
名前: プー君♀ (ID: NR7cmmw2)

寒い。とにかく寒い。

そんな日に、歌舞伎町周辺の人々が集まっている。

理由は【のど自慢大会】だ。優勝賞金10万円とのこと。

賞金が出るなら、勿論このメンバーがいる。

「うーさみーなー・・・。んでこんな寒い日にのど自慢大会なんざやるんだよ。紅白気取りかコノヤロー」

「でも銀さん、賞金10万ですよ。家賃の6万抜いても4万も残りますよ、頑張りましょう。」

「何言ってるネ。音痴が頑張ったところで優勝なんざできるわけないアル。」

いつもの万事屋メンバーと、それに加えて

「貴様ら、これしきの寒さにやられるとは、侍として恥ずかしくないのか。」

「・・・小太郎、何その格好。小太郎も恥ずかしくないの?」

「小太郎じゃない、キャプテン・カツーラだ。」

「あらあら、キャプテン・カツーラさん、あなた、震えてるわよ?自分も寒いんじゃない?」

零、桂、お妙の三人もいる。

「おーい、姉御ー、次アルヨー出番次アルヨー」

神楽がお妙に出番を知らせる。

『えー続きましてエントリーナンバー2番、志村妙さんです』

司会者の声が響き渡るとともに、音楽が流れ出す。

「おー姉御、歌うまいネ。ほんとに新八の姉アルカ?」

「ほう、あの人、メガネ君のお姉さんなのか。」

「新八です。」

そんな会話してる間に、お妙の歌が終わった。

『さぁ、得点は・・・・出ました!85点です!』

お妙はお辞儀をし、ニコッと笑ってから、もとの場所へもどった。

「あ、次、僕の番です。ちょっと行ってきますね」

と、新八はステージの方へ向かった。

「・・・おい。零、ズラ。これしとけ。」

銀時は零と桂に耳栓を渡す。

「「・・・?」」


・・・続く・・・